第一部 隠密剣士(全13話)
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「隠密剣士」の記事における「第一部 隠密剣士(全13話)」の解説
天明7年(1787年)、老中首座と将軍輔佐役の地位についた松平定信(美川洋一郎)は、幕府の財政を建て直すために目を付けた蝦夷地の資源探索を秋草に依頼。公儀隠密が蝦夷に潜入したとの報告が江戸の藩邸から入った松前藩では、幕府に別の地へ国替えをさせられると思い込んで激怒する藩主・松前志摩守道広(立松晃)が、松前藩随一の剣客で甲源一刀流の達人・鬼場陣十郎(勝木敏之)に隠密・秋草の抹殺を命じた。秋草は、無法者や悪徳商人、アイヌの凶悪な酋長などの悪人たちに虐げられている蝦夷地の開拓民や善良なアイヌ民族たちを救いながら執拗に追って来る鬼場陣十郎と戦う。 この第一部は、秋草が馬を乗り回し、剣以外にも拳銃を武器として使用するほか、和人に搾取されるアイヌ民族を「白人に迫害されるインディアン」のように描き、西部劇タッチで重厚なストーリーが展開した。しかし、評判が芳しくなかったために第二部からは秋草の武器も剣のみとなり、ストーリーも忍者との対決を中心にした物へと路線変更がなされた。
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