三浦光子とは? わかりやすく解説

三浦光子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/13 07:40 UTC 版)

みうら みつこ
三浦 光子
映画『秘めたる心』(1940年、右は朝霧鏡子
生年月日 (1917-01-17) 1917年1月17日
没年月日 (1969-06-14) 1969年6月14日(52歳没)
出生地 東京府東京市牛込区
職業 女優
ジャンル 映画
主な作品
大曾根家の朝』(1946年 木下恵介
『西陣の姉妹』(1952年 吉村公三郎
稲妻』(1952年 成瀬巳喜男
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三浦 光子(みうら みつこ、1917年1月17日 - 1969年6月14日)は、日本の女優。

来歴

東京市牛込出身[1]

牛込余丁町小学校を卒業後に三崎英語学校を経て、大妻高等女学校(現・大妻中学校・高等学校)に進学した[要出典]1935年(昭和10年)日劇に入団、松竹の目に留まり、スカウトされる。1938年(昭和13年)松竹大船撮影所に入社する。 『蛍の光』(1938年)が第1回出演作品となり、デビューを果たした。以後松竹大船の映画作品に出演し、スター女優の一人に成長する。

戦後の1946年、米軍中尉日系二世と結婚し渡米、のち離婚[2]。帰国後再び映画界に復帰する[3]

1961年、三浦充子と改名、1962年に引退した[3]。引退後、事業家になる。

1969年6月14日、直腸がんで死去[2]

主な出演

映画

  • 螢の光(1938年)
  • 皇軍大捷の歌 永遠の感激(1938年)
  • 或る女の道(1938年)
  • 按摩と女(1938年)ハイキングの女
  • 友情を盗む勿れ(1938年)
  • 純情哀詩 宵待草(1938年)
  • わが家に母あれ(1938年)
  • 希望に立つ(1938年)
  • 家庭日記(1938年)
  • 女の友愛(1938年)
  • 第一線の人々(1938年)
  • 頑張り娘(1938年)
  • まごころ繁昌記(1939年)
  • 女性の戦ひ(1939年)
  • 若い人の立場(1939年)
  • 女こそ家を守れ(1939年)
  • 結婚天気図(1939年)
  • 大陸の花嫁(1939年)
  • 続愛染かつら(1939年)
  • あこがれ(1939年)
  • 胸に咲く花(1939年)
  • 母を讃へる歌(1939年)
  • 素晴らしき哉彼女(1939年)
  • 黒潮(1939年)
  • 姉の秘密(1939年)
  • 花嫁競争(1939年)
  • 愛染かつら 完結篇(1939年)未知子の友人
  • わが子の結婚(1939年)
  • 新妻問答(1939年)
  • 女の気持(1940年)
  • 四季の夢(1940年)
  • 信子(1940年)- 細川頴子、生徒
  • 叩き出した幸福(1940年)
  • 美しき隣人(1940年)
  • 女性の覚悟 第一部 純情の花(1940年)
  • 女性の覚悟 第二部 犠牲の歌(1940年)
  • 家庭教師(1940年)
  • 若草(1940年)
  • 秘めたる心(1940年)
  • 冬木博士の家族(1940年)
  • 幸福な家族(1940年)
  • 男への条件(1941年)
  • 振袖御殿(1941年)
  • 往きあふ人々(1941年)
  • 結婚の理想(1941年)
  • 心は偽らず(1941年)
  • 元禄忠臣蔵 前篇(1941年)瑶泉院
  • 新たなる幸福(1942年)
  • 家族(1942年)
  • 元禄忠臣蔵 後篇(1942年)瑶泉院
  • 三人姉妹(1942年)
  • 高原の月(1942年)
  • 兄妹会議(1942年)
  • 誓ひの港(1942年)
  • 幽霊大いに怒る(1942年)
  • 戦ひの街(1943年)
  • 家に三男二女あり(1943年)
  • むすめ(1943年)
  • 母の記念日(1943年)
  • 勝鬨音頭(1944年)
  • 女性航路(1944年)
  • 還って来た男(1944年)
  • 不沈艦撃沈 (1944年) 
  • 伊豆の娘たち(1945年)
  • そよかぜ(1945年)
  • グランドショウ1946年(1946年)
  • ニコニコ大会(1946年)
  • 大曾根家の朝(1946年)娘 悠子
  • 女性の勝利(1946年)
  • 愛の先駆者(1946年)
  • 最後の鉄腕(1947年)
  • 飛び出したお嬢さん(1947年)
  • 娘の逆襲(1947年)
  • わが愛は山の彼方に(1948年)
  • 肖像(1948年)
  • 四人目の淑女(1948年)
  • 白い野獣(1950年)
  • 銭形平次捕物控 恋文道中(1951年)
  • あばれ熨斗(1952年)
  • 西陣の姉妹(1952年)
  • 母山彦(1952年)
  • 銭形平次捕物控 地獄の門(1952年)
  • 天保水滸伝 利根の火祭(1952年)
  • すっ飛び駕(1952年)
  • 稲妻(1952年)次姉・屋代光子
  • 二人の瞳(1952年)
  • 銭形平次捕物控 からくり屋敷(1953年)
  • 韋駄天記者(1953年)
  • 朝焼け富士 前篇(1953年)
  • 朝焼け富士 後篇(1953年)
  • 憲兵(1953年)
  • 大菩薩峠 甲賀一刀流の巻(1953年)
  • 晴れ姿 伊豆の佐太郎(1953年)
  • 大菩薩峠 第二部 壬生と島原の巻 三輪神杉の巻(1953年)
  • 刺青殺人事件(1953年)
  • 大菩薩峠 第三部 竜神の巻 間の山の巻(1953年)
  • 素浪人奉行(1953年)
  • 地雷火組(1953年)
  • 鞍馬天狗と勝海舟(1953年)
  • 片目の魔王(1953年)
  • 神変あばれ笠 前篇(1953年)
  • 神変あばれ笠 後篇(1953年)
  • 若さま侍捕物帖 江戸姿一番手柄(1953年)
  • 風雲八萬騎(1953年)
  • 霧の第三棧橋(1953年)
  • 純情社員(1953年)
  • 忠治旅日記 喧嘩大鼓(1953年)
  • 第二の接吻(1954年)
  • 今宵ひと夜を(1954年)
  • 恋慕笠(1954年)
  • 血ざくら判官(1954年)
  • 悪魔が来りて笛を吹く(1954年)
  • 素浪人日和(1954年)
  • 母の秘密(1954年)
  • 爆笑天国 とんち教室(1954年)
  • 暗黒街の脱走(1954年)
  • 快傑まぼろし頭巾(1954年)
  • 変化大名(1954年)
  • 続変化大名(1954年)
  • 一寸法師(1955年)
  • 息子の縁談(1955年)
  • のんき裁判(1955年)
  • 青龍街の狼(1955年)
  • 多羅尾伴内シリーズ 第八話 復讐の七仮面(1955年)
  • 母水仙(1955年)
  • わが名はペテン師(1955年)
  • 飛龍無双(1955年)
  • 東京魔天街(1955年)
  • 名月佐太郎笠(1955年)
  • 青い果実(1955年)
  • 黒田騒動(1956年)
  • 赤穂浪士 天の巻・地の巻(1956年1月15日、東映) - 大石りく
  • 三つ首塔(1956年)
  • 髑髏銭(1956年)
  • 海の百万石(1956年)
  • 母孔雀(1956年)
  • 多情仏心(1957年)
  • あらくれ(1957年)
  • 素浪人忠弥(1957年)
  • 花吹雪 鉄火纏(1957年)
  • 多羅尾伴内 十三の魔王(1958年)
  • 母つばめ(1958年)
  • 恋愛自由型(1958年)
  • 少年三国志 第一部(1958年)
  • 少年三国志 第二部(1958年)
  • 奴の拳銃は地獄だぜ(1958年)
  • おこんの初恋 花嫁七変化(1958年) 
  • 旗本退屈男 謎の南蛮太鼓(1959年)
  • 母しぐれ(1959年)
  • べらんめえ探偵娘(1959年)
  • べらんめえ芸者(1959年)
  • ひばり十八番 弁天小僧(1960年)
  • 銃を磨く男 深夜の死角(1960年)
  • 鳴門秘帖 完結篇(1961年)
  • お姫様と髭大名(1962年)
  • 若い人(1962年)江波ハツ
  • 裸の形(1964年)
  • 恐るべき遺産(1963年)

テレビドラマ

脚注

  1. ^ 『日本女性人名辞典』(日本図書センター、1993年)p.981
  2. ^ a b 文芸春秋編『女優ベスト150 わが青春のアイドル』(文芸春秋、1990)、p.268
  3. ^ a b 『日本女性人名辞典』(日本図書センター、1993年)、p.981

関連書籍

  • 文藝春秋編『女優ベスト150 わが青春のアイドル』(文芸春秋、1990年)

外部リンク


三浦光子

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平野 (神戸市)」の記事における「三浦光子」の解説

水の科学博物館奥平野浄水場)がある楠谷町には、石川啄木が一番たよりにしていたといわれる妹、三浦光子が長年居住し慈善事業をしていた愛隣館跡がある。

※この「三浦光子」の解説は、「平野 (神戸市)」の解説の一部です。
「三浦光子」を含む「平野 (神戸市)」の記事については、「平野 (神戸市)」の概要を参照ください。

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