事故・不祥事
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高所作業中の転落死 2017年7月、泉大津工場の倉庫内で業務中の社員が高所より転落死する事故が発生した。この件について泉大津労働基準監督署は、適切な転落防止策を講じなかったとして企業および管理職(副工場長)を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検している。
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事故・不祥事 (〜2010年)
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「シンドラーエレベータ」の記事における「事故・不祥事 (〜2010年)」の解説
日本国内では2006年以降、シンドラー製エレベーターの事故や不具合が多く報道されている。報道されたものを以下に記す。 2003年12月17日 午前8時半頃、大分県、別府競輪場において当社製のエレベータに乗降中だった競輪選手の前反祐一郎がエレベータ内に閉じ込められた。そのエレベータは、同競輪場最上階の4階を通り越し、エレベーター室内の天井部分に衝突していた。前反は発生後約40分後に救出されたものの、精神的ダメージが大きく、同日のレース出走を取りやめた。原因はエレベーター上部にある上昇用スイッチの誤作動によるものだった。なお報道では、上記事例は後述する2006年6月3日の高校生死亡事故が発生した後に明るみに出た。 2006年6月3日 東京都港区にある区営の特定公共賃貸住宅「シティハイツ竹芝」に設置されていたシンドラー社製エレベーター2基のうち1基で、自転車に乗ったまま乗降中の都立小山台高校の生徒が扉が開いたまま突然上昇したエレベーターのかご部分と建物の天井との間に挟まれ折りたたまれて圧死する事故が発生した。 同乗していた女性がすぐにエレベータ内の非常ボタンを押して同マンションの防災センターに事故を通報、 防災センターの職員が119番通報して男子高校生は約40分後に救急隊員により救助されたが、全身打撲と頭部骨折で間もなく死亡した。 事故発生直後、国土交通省はシンドラーに、国内にある同社製エレベーターの全リストの提出を求めたが、当初は「個人情報保護」を理由に国交省へのリスト提供を拒否した(6月9日にリストを提出)。また、スイスのシンドラーグループ本部は6月9日、「(事故は)欠陥ではなく他社の不適切な保守点検か、閉じ込められた乗客による危険な行為が主因」とする声明を発表した。当時、保守は同社と資本関係のない競合会社が受注していた(2005年度は日本電力サービス、2006年度はエス・イー・シーエレベーター)。 事故当初より、シンドラーは再三の住民説明会や記者会見の要請を拒み続け、初めて記者会見を開いたのは、事故から9日経過した6月12日であった。この会見で、同社による保守業者への情報の提供が不充分であったことが明らかになった。翌日の6月13日に、初めて住民説明会を開いて、ケン・スミス社長が謝罪した。 エレベーターは後に、同じ建物内にあった3基のシンドラー社製エレベーターも含め、5基とも三菱電機製に交換された。なお、保守点検は、交換時から同社の子会社であるメーカー系保守会社の三菱電機ビルソリューションズが実施している。 死亡事故の発生を受け、広島市は、被害を防止する観点から市有建築物のエレベーターの緊急点検を行った。これに伴い、市有建築物における過去のエレベーター誤作動調査結果がまとめられた。他社製品は457基中35基(7.7%)が過去にトラブル・故障があったのに対して、同社製のエレベーターは41基中14基(34.1%)であった[出典無効]。 この事件について損害賠償訴訟が続いたが、2017年にシンドラーエレベータ側が和解に応じて終結した。 2006年11月17日 国土交通省は、全国の同社製エレベーター6273基の緊急点検結果を発表した。同社製エレベータは、過去1年に閉じ込め175件を含む1294件の不具合があり、1基あたりの1か月の不具合の発生率は1.7%であった(大手5社の不具合発生率は1.2%)。国土交通省は、同社製エレベータに構造上の問題はないが、保守管理が充分でないとして、重点的に検査を行うよう注意喚起する方針であるとした[リンク切れ]。 また、シンドラーエレベータ死亡事故後に、東京工業大学すずかけ台キャンパス内にある同社製エレベータが、ドアに15cmの隙間が発生したりと何度も不具合を起こしていたことが話題となり、このエレベータに対し取材陣が殺到した[要出典]。その後も不具合は修復されていない様子であることが報告されていた。現在は三菱電機製に交換されている。 2007年3月 エレベータの法定検査に必要な国家資格(昇降機検査資格者)を、資格取得に必要な実務経歴を偽装することで、53人に不正に取得させていた事が発覚した。同社は、直ちに詐称していた者の資格を国土交通省に返納した。また、それと同時に、国土交通省は経歴詐称した検査資格者が行った法定検査を無効とし、正規な検査資格者による再検査を指示した。 2007年5月23日 シンドラー社が保守点検を行っている東京都杉並区にあるマンションで、住民からの通報により、エレベータを吊るすワイヤーの一部破断が発見された。国土交通省は同社が保守点検するエレベーター約7000基について、緊急点検を都道府県などに指示するとした。なお、前月である4月4日に、日本オーチス・エレベータが同様の不具合を起こしたばかりであった。 2007年7-8月 東京都港区が事故機と同型のエレベーターの電磁ノイズ耐性を調べる実験を行った(タクラム・デザイン・エンジニアリングとノイズシールドジャパンが実験)。同型機で、制御回路が電磁雑音に極めて弱いことが判明した。この実験以前は、「ブレーキの磨耗」や「保全の不良」が事故原因と推測されていたが、事故機の予測不可能で多彩な動作不安定性は単純なブレーキ磨耗だけでは説明が付かない。一方「指示なしで勝手に走行」「急停止」「閉じ込め」など、事故機の設置されていたビルの住人などがかねてより指摘していた動作不良は、制御回路の電磁雑音脆弱性で再現が確認された。また、同実験で、ブレーキ磨耗・ソレノイド不良により事故と同様の戸開上昇が認められた。制御回路の電磁雑音脆弱性とブレーキ磨耗、ソレノイド不良の因果関係に関しては、現時点では不明。一方シンドラー社は、「ノイズ対策は正常であった」という見解を出しているものの、具体的にどう正常であったかの回答は出していない。 2007年10月16日 神奈川県平塚市の西友平塚店で、エスカレーターから大きく身を乗り出した小学生の男児が、手すりと危険防止用の保護板の間に首を挟まれ重体となった(後に回復)。この保護板の製造・設置をしたのはシンドラー社で、形状が建築基準法に違反していた。19日に国土交通省大臣が同社を批判。
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事故・不祥事(2010年〜)
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「シンドラーエレベータ」の記事における「事故・不祥事(2010年〜)」の解説
2010年4月23日 東京都渋谷区のJR渋谷駅東口の歩道橋に設置されたエレベータがメインロープ3本のうち1本が破断し緊急停止状態になった。ロープ1本の金属線束8本が全て切れた。国土交通省は全て切れたケースは聞いたことがないとコメントした。 2010年11月16日 千葉県柏市の東京大学柏地区キャンパスで、学生18人が乗り込んだ定員19人のエレベーターが扉が開いたまま1階から地下1階まで下降。脱出を試みた学生2人のうち男子大学生1人がひざに軽い打撲を負った。 2012年10月31日 石川県金沢市のアパホテル金沢駅前の4階で女性清掃員が挟まれて死亡。1階へ降りるためにエレベーターに乗り込もうとした際、急にかごが上がり始めたためにつまずいて倒れ、上半身のみかごに入ったまま上昇を続けてかごの床とフロア側のエレベーターの枠に体を挟まれた。その場に居合わせた同僚が足を引っ張るなどして救出を試みたが、女性清掃員は挟まれたまま動かず、45分後に救出されたものの死亡が確認された。事故が生じたのは2006年6月の事故と同型のエレベーターであり、保守点検はシンドラーエレベーター契約となっていたが、シンドラーエレベーター自体は法定点検に来ていたのみで、月例点検にはシンドラーエレベーターから委託を受けた日本エレベータ工業が行っていた。 2012年12月20日 大阪市天王寺区の大阪府大阪市立桃陽小学校で下降中のエレベーターが途中で停止し、小学6年の男子児童2人が閉じ込められる事故が発生。約40分後に救出され、2人にけがはなかった。このエレベーターはシンドラー製ではあるが、10月に起きた金沢市内の事故機とは異なる機種であった。また、前述の事故の影響による国土交通省の指導で、前日に特別点検したばかりであった。のちに停止の原因はエレベーターの異常ではなく、男子児童2人が下降中に内側から扉を手で開けたことによるものと判明した。安全装置が作動して緊急停止したとみられる。 2013年1月5日 JR三郷駅(埼玉県三郷市)駅前にあるビルで、「1階でエレベーターのドアが開かなくなった」と119番通報。ビルに入居する耳鼻科医院や美容室の利用者らが約30分間、閉じこめられた。消防隊員が駆けつけ、閉じこめられていた5人を救出。エレベーターはシンドラー社製で、2012年12月4日の定期点検では異常はなかった。 2013年1月6日 静岡市駿河区にある高齢者施設「用宗老人福祉センター」で、男性が17分間閉じ込められた。エレベーターはシンドラー社製。男性にけがはなかった。同エレベーターは2012年8月にも閉じ込め事故が起きている。 2013年2月6日 金沢市のマンションで、エレベーターが階の間で停止し、男性が閉じ込められた。男性がシンドラー社に救助を求め、点検会社がドアを手動で開けて救出。男性にけがはなかった。点検会社によると、モーターの回転を制御するセンサーに不具合があり、過去の落雷が原因の可能性があるという[リンク切れ]。 2013年7月13日 午後5時50分過ぎ、 横浜市の横浜市営地下鉄横浜駅に設置されたシンドラー社製のエレベーターが故障して、乗っていた5人(男性3人、女性2人)が約2時間閉じ込められた。横浜市消防局などが午後7時50分過ぎに全員を救出。横浜市は、このエレベーターは1998年10月に設置されたものである事と、この事故を受けて当面の運転を停止する事を発表した。7月18日に運転を再開したが、10月2日に閉じ込め事故が発生した。その後、このエレベーターは東芝エレベータ製のエレベーターに交換され、運転が再開されている。 2015年6月 - 8月 シンドラー社東京支社が保守点検業務を行う東京都と千葉県内の都市再生機構 (UR) 賃貸住宅で、同社社員がエレベーターの安全装置を故意に作動させ、利用者を閉じ込める事案が7件発覚。8月5日、シンドラー社はこの社員を懲戒解雇処分した。
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事故・不祥事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 12:35 UTC 版)
2014年2月と4月に庭池でチョウザメ、アオウオ、アメリカナマズ等の魚が大量に死んでいるのが発覚した。 2014年5月には窓ガラス14枚と便器2基が壊される事件が発生した。 2014年4月の大量死について、羽生警察署は6月16日に元職員の男性(熊谷市長の甥[要出典])を器物損壊と威力業務妨害容疑で逮捕した。逮捕直後の取り調べに対し、容疑を否認していたが、8月4日に器物損壊容疑でさいたま地検熊谷支部に追送検された際には、両件について認めている。また、7月4日には威力業務妨害罪などで起訴されている。そして、9月2日に初公判が開かれたのち、12月2日に懲役3年、執行猶予4年が言い渡された。 2016年6月12日未明に発生した火事で、国の天然記念物の淡水魚ミヤコタナゴ245匹など26種、約1600匹が死んだことが13日、県の調査で判明した。県によると、死んだのはほかに国の希少生物のニッポンバラタナゴ232匹、県の魚のムサシトミヨ510匹、ホウシャカメ6匹、ホシガメ2匹など。同館では136種、約9300匹の生き物を飼育していた。羽生警察署などによると、この火事で鉄筋コンクリート2階建ての一部(約240平方メートル)が焼けた。11日午後10時ごろに職員が帰宅した際は異常がなく、侵入された形跡もないという。2階のバックヤードの被害が大きく、火事による熱と煙や、停電で水槽のポンプが止まったことなどが大量死の原因とみられている。1階のホシガメコーナーの電気ヒーター付近が激しく燃えており、同署が火元の可能性があるとみて詳しい出火原因を調べた。(産経新聞記事 2016年6月13日)
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事故・不祥事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 01:12 UTC 版)
「そうりゅう (潜水艦)」の記事における「事故・不祥事」の解説
2008年7月9日、三菱造船所の作業員5名が感電し火傷をする事故が発生した。 2012年10月8日午前7時前に定期検査後の確認運転のため、由良港を出港後、午前8時47分に潜航を開始。午後2時18分頃、潜航中の「そうりゅう」で3曹が当直に表れず行方不明になり、浮上して捜索したところ、艦橋セイル内浸水部で溺死しているのが発見された。事故調査委員会は3曹が自殺したものと結論づけた。 2013年9月2日、呉基地で停泊中の「そうりゅう」艦内の寝室で、2等海尉が艦内の格納庫から持ち出した拳銃で自殺を図った。2等海尉に命に別状はなかったが、重い障害が残っている。海自は2015年に自殺の原因を上官の暴行と断定し、上官と暴行を黙認していた関係者を停職数日程度の懲戒処分を実施した。しかし、海自は2等海尉との協議が続いているという理由で処分を公表していなかったことが2016年1月12日に各メディアで報道された。2等海尉の両親は2016年1月中に国を相手に3000万円の損害賠償を求める裁判を山口地方裁判所に起こすことを明らかにしている。 2021年2月8日午前10時55分ごろ、高知県足摺岬から南東約50キロの太平洋上で、「そうりゅう」と民間商船(香港船籍のオーシャン・アルテミス:約5万トン)が衝突した。海自によると、潜水艦の乗員3人が軽傷を負った。潜望鏡を出すため海面近くまで浮上した際、商船の底をこするようにぶつかり、潜望鏡など船体上部を一部損傷したが航行に支障はない。海上保安庁が商船側に確認したところ、「振動はなく、船体ダメージはないと思われる」との回答があった。海自によると、「そうりゅう」は通常の訓練中だった。船体を上昇させる際は、潜望鏡やソナーで海面を確認する手順になっている。2月10日に第5管区海上保安本部(神戸市)は、潜水士の目視検査で、衝突したオーシャン・アルテミスの船首付近に約20cmの亀裂が確認され、海水の漏れも見つかった他、そうりゅうの塗料と思われる黒色の擦った跡が複数認められたと発表した。一方、そうりゅうは2月14日、神戸市の海上自衛隊阪神基地に到着し、調査結果を踏まえ、業務上過失往来危険や業務上過失傷害の疑いで捜査が開始される事となった。2月16日に運用安全委員会委員長の会見が行われ、調査結果のまとめについては1年後をめどに発表される事となった。9月8日、第5管区海上保安本部は、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の疑いで、当時の艦長を書類送検した。 元艦長は「確認不足だった」という趣旨の供述をしており、容疑を認めているという。
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