事故、トラブル等とは? わかりやすく解説

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事故、トラブル等

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 06:04 UTC 版)

AIRDO」の記事における「事故、トラブル等」の解説

1998年12月就航以来国土交通省運輸安全委員会(旧・航空・鉄道事故調査委員会)から重大インシデント以上に指定され事故・トラブル一件起こしていない。これを実現しているのは、同時期に就航開始した航空会社の中ではエアドゥだけである。そのほか2006年8月には指定本邦航空運送事業者の指定を受け、2007年3月には航空法20条に基づく航空機整備に関する事業場認定を受ける 等、安全に対して積極的に取り組む姿勢窺える。なお、いずれの認定新規航空会社の中で初めてである。また、新卒採用副操縦士採用大手会社事業用操縦士自家用操縦士募集コースに相当)を行い将来経営中枢を担う人材の育成にも積極的に取り組んでいる。 2007年4月1998年就航より長らく予備機材がなく、定期点検時に機材変更運休生じていたが、このとき定期整備委託していた中華人民共和国済南市整備工場で重整備行っていた機材工程上のトラブルにより遅延しゴールデンウィーク中の機材繰りがつかず多数欠航便発生。これにより、欠航便他社便への振り替え等で数千万円損害生じ機材余裕のない新規航空会社苦難散見された。しかしながら2008年1月31日より予備機材を導入しこれを解消させ、以後機材整備に伴う長期運休発生していない。 2013年4月5日8時50分頃:羽田釧路行ADO97便ボーイング737-500が襟裳岬南東約60kmの太平洋上約1万mを飛行中エンジン2基中の左エンジン1基に燃料漏れ可能性を示す警告表示されたために停止、9時20分頃に釧路空港緊急着陸した。着陸後チェック電気配線不具合であることが確認されている。 2014年9月26日ボーイング767-300型機1機とボーイング737-700型機2機で、定められ期限内に主翼整備実施せず担当者整備管理システムデータ入力する際、期限内に実施したかのように入力するなど整備関連で4件の問題が見つかり、同日付で国土交通省航空局より厳重注意処分受けた。これを受けAIRDO再発防止策策定し同年10月10日国土交通省航空局防止策提出された。 12月19日同年9月11日羽田新千歳空港行きADO11便で機長昇格訓練中の副操縦士新千歳空港着陸の際に不適切操縦行ったにもかかわらず機長昇格させたとして国土交通省から事業改善命令を受ける。 2016年7月29日全日本空輸ANA)より導入したJA602Aボーイング767-300型機のラッピング機材「ベア・ドゥ北海道JET」で運航のADO15便(ANA4715便)が羽田空港離陸するため、タキシング行っている際に燃料計器にトラブル発生離陸せずに引き返し及び機材変更(JA601Aへ)となった8月5日同日正午過ぎ、新千歳空港にて保安検査すり抜け事案が発生当時国内線ターミナル保安制限エリア内にいた旅客約1,000名の再検査が必要となり、同空港欠航大幅な遅延発生。このトラブル起因となった人物女性で、保安検査場で搭乗券端末確認エラー出た当該人物搭乗券確認必要性問われ保安係員が対応協議のため持ち場離れた隙に、無断金属探知機通らずに脇をすり抜けた。この人物は、札幌午後0時20分発羽田行きADO20便の航空券購入していたが、保安検査場の警備会社からは、同便の出発までADO連絡はなく、この人物は搭乗口係員に「搭乗券なくした」と話していた。ADOマニュアルでは、搭乗直前チケット紛失発覚した場合本人確認だけすればよい規定であり、購入履歴本人確認取れたため、同便への搭乗許可し午後0時28分に札幌出発羽田には定刻より3分早い午後1時57分に到着したADOによると、この段階でも警備会社から同社連絡はなく、この女性は拘束されることは無く事情問われなかった。ADOその後搭乗券購入記録などから女性特定したが、同社では8月6日時点警察事件性はないとしているため、この女性の今後利用拒否する決定には至っていないという。女性氏名については個人情報として公表していない。その後女性電話での聞き取り対し出発時間迫っていて焦ってしまった。どう保安制限エリア内入ったかは覚えていない」などと話しているという。 2017年10月31日乗員繰り都合により2017年11月の期間中、新千歳羽田仙台線17往復34便で運休する発表同社によると、8月10月737機長自己都合合わせて2人退職したこと、4機ある767のうち1機が重整備のため11月運航から離脱することで、737稼働が高まることが要因である。737機長は現在37人だが、本来は40程度必要であり、10月28日札幌広島線からの撤退乗員繰り理由一つであるという。 11月16日2018年2月の新千歳羽田において、13往復26便を乗員繰り都合により運休する発表同社によると、運休理由11月と同じ機長不足で、4機ある767のうち1機が重整備のため2月運航から離脱することで、737稼働が高まることが要因11月2月運休便を除き3月24日までの冬ダイヤ期間は、年末年始含めて計画通り運航予定している。一方3月25日からの夏ダイヤへの影響については、1月運航スケジュール発表までに対応を決めるとしており、現時点では運休減便などの影響生じるかは未定だという。 2018年5月21日羽田-新千歳便で、羽田空港滑走路移動証明書忘れていることを別の社員発見駐機場引き返した後、機長交代して出発し1時間半遅れで到着した航空法携帯義務づけられている技能証明書と航空身体検査証明書羽田空港内の事務所置き忘れたまま、羽田―新千歳間の往復2便を飛行していた。

※この「事故、トラブル等」の解説は、「AIRDO」の解説の一部です。
「事故、トラブル等」を含む「AIRDO」の記事については、「AIRDO」の概要を参照ください。

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