厳重注意処分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 03:58 UTC 版)
2009年(平成21年)5月9日の北海道日本ハムファイターズ - オリックス・バファローズ7回戦(札幌ドーム)において一塁塁審を務める。日本ハムが1点リードしていた3回表一死のオリックスの攻撃中、山﨑浩司の打席で、ボールカウントの確認を求めた一塁走者の大村直之に対し、2ストライク3ボールと誤表示(実際は2ストライク2ボール)されていたスコアボードを信じて大村に「2ストライク3ボール」と伝えた。次の投球時に盗塁を試みた大村は投球がボールだったため四球と思い減速し、捕手から二塁に送球されタッグアウトとなった(盗塁失敗)。大村は山本に確認したと主張し、オリックスの大石大二郎監督も抗議した。その後審判団が大村の勘違いと場内説明したため大石が説明を訂正するよう求めたが受け入れられず、試合は再開された。この試合は日本ハムが勝利した。 試合後、山本はカウントを勘違いしていたことを認め、川口亘太球審も「スコアボードを訂正しておけば、問題は起こらなかった。反省しています」と詫びた。後日、山本は厳重注意と当日の出場手当を30パーセント減額、川口と鈴木章太・津川力両塁審は厳重注意処分となった。
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