発表まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 00:40 UTC 版)
1977年秋、三越が映画製作に乗り出すと報道され。同社社長の岡田茂が、東映・岡田茂と同姓同名で、同じワンマン社長で仲がよく、岡田茉莉子の三越劇場の公演はほとんど東映が企画を担当しており、仕事上の付き合いもあることから、東映が配給を引き受けると報道された。この後、数え切れない映画外企業が映画製作に進出するが、三越は角川書店、サンリオに次ぐ三番目の参入だった。 宣伝部出身の岡田三越社長の狙いは角川商法で、角川が映画を作って本業の本の売れ行きを伸ばすことに成功したことにあやかり、映画作りを宣伝の一環としてデパートの売れ行きに結び付けようとした。岡田東映社長(以下、東映岡田)は映連会長としても「今や映画づくりは映画会社だけでやるものじゃない。優秀な外部頭脳と積極的に提携した映画作りの時代だ」などと異業種参入を歓迎する意向を打ち出していた。三越の組織票を目論み製作費10億円を投入、企画・製作を東映が担当し、出資比率を折半か、三越側がやや比率を高くなるような形を取り、配給を東映が担当する予定であった。
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