アパホテル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 08:04 UTC 版)
1980年11月設立。1984年12月に金沢市に1号店「金沢ファーストホテル(現:アパホテル <金沢片町>)」を開業。以後、「信開ホテル」名称で石川県・富山県で出店を続け、1995年に信開ホテル社長に元谷芙美子が就任。常に帽子を被った正装で「私が社長です」のキャッチコピーとともに積極的に広告やバラエティー番組などに出ている。 1997年7月7日に「アパホテル <東京板橋>」を新築開業し、関東へ進出。板橋駅・大垣駅などJR線路沿いの物件は国鉄清算事業団が保有していた用地を買収したものである。 2005年には西武鉄道から幕張プリンスホテルの土地建物を132億円で買収し、「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」とする。 東京23区内の出店は板橋や赤坂を除き、2000年代まで既存のビジネスホテルを買収するなど数カ所に留まっていたが、リーマン・ショック以降、事業収益や銀行融資を元手に建設用地の取得を加速し、2010年より「SUMIT-5」と称するドミナント戦略を掲げ、東京都心部と政令指定都市を中心に効率性を重視した「新都市型アパホテル」の新築開業を続けている。2011年9月以降は地場資本のホテル運営会社との提携や買収によるフランチャイズも行い、2016年5月時点で39店舗目となっている。 2015年11月13日、日本国外におけるホテル第1号として、アメリカ・ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港付近にアパホテル ウッドブリッジ(APA Hotel Woodbridge)がオープンした。このホテルは旧ヒルトン ウッドブリッジ(Hilton Woodbridge)で、同州で不動産投資を行っている台湾企業のフレンドウェル・グループ(友井集団)とフランチャイズ契約を結んで運営している。2016年9月6日には岡部 (金属加工)の子会社であったカナダのコーストホテル(英語版)を取得し、北米エリアでは40ホテル、5,028室を有するホテルチェーンとなった。 アパホテルとして島根県と高知県を除く45都道府県に展開しており、資本提携しているホテルは島根、高知を含めた全国に存在している。客室数は100,756室となっている(2020年2月現在) アパホテル帯広駅前(北海道帯広市 旧帯広ワシントンホテル (藤田観光)として竣工、2014年にリブランド。 2017年2月撮影) アパパートナーホテルズに加盟している手稲ステーションホテル(北海道札幌市手稲区、2008年12月撮影) アパホテル東日本橋駅前(2017年9月撮影) アパホテル品川泉岳寺駅前(2019年12月撮影) アパホテル倉敷駅前(2015年9月撮影)
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