カミナリ

デジタル大辞泉

かみなり【神鳴】

読み方：かみなり

狂言。和泉(いずみ)流では「雷」。広野に落ちて腰を打った雷が、通りかかった医者に針療治してもらい、治療代のかわりとして、五穀のためによい天候を保つことを約束して、天上に帰る。

かみ‐なり【雷】

読み方：かみなり

《「神鳴り」の意》

１ 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえる。一般に強い風と雨を伴う。いかずち。なるかみ。「—が鳴る」「—に打たれる」《季 夏》「—に小屋は焼かれて瓜の花／蕪村」

２ 雲の上にいて、雷を起こすという神。鬼の姿をしていて、虎の皮の褌(ふんどし)を締め、太鼓を背負って、これを打ち鳴らし、また、人間のへそを好むとされる。雷神。はたた神。かみなりさま。

３ 頭ごなしにどなりつけること。腹を立ててがみがみと𠮟責(しっせき)すること。「—を落とす」

[補説] 狂言の曲名別項。→神鳴

短編小説作品名辞典

カミナリ

作者若穂由紀子

収載図書ようこそ森の図書館へ
出版社新風舎
刊行年月2005.2

季語・季題辞典

神鳴

読み方：カミナリ（ｋａｍｉｎａｒｉ）

雷の異称

季節 夏

分類 天文

雷

読み方：カミナリ（ｋａｍｉｎａｒｉ），　ライ（ｒａｉ）

積乱雲によって起こされる空中の放電現象

季節 夏

分類 天文

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

雷

読み方：カミナリ（ｋａｍｉｎａｒｉ）

初演 文化12.3(江戸・市村座)

古典文学作品名辞典

神鳴

読み方：カミナリ（ｋａｍｉｎａｒｉ）

分野 狂言

年代 成立年未詳

作者 作者未詳

地名辞典

神成

読み方：カミナリ（ｋａｍｉｎａｒｉ）

所在 富山県南砺市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

雷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/10 01:03 UTC 版)

雷（かみなり、いかずち）とは、雲と雲との間、あるいは雲と地上との間に起こる放電現象。光や音が発生する。

ウィキペディア小見出し辞書

カミナリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/03/13 08:01 UTC 版)

「妖怪倶楽部」の記事における「カミナリ」の解説

ステージ3に登場。雲に乗って現れ、雷状の弾を撃ってくる。

カミナリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/23 02:05 UTC 版)

「雷 (曖昧さ回避)」の記事における「カミナリ」の解説

坂本真綾の楽曲。アルバム『シンガーソングライター』に収録。 カミナリ (お笑いコンビ) - グレープカンパニー所属のお笑いコンビ。

カミナリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/08 16:03 UTC 版)

「ポンコツクエスト〜魔王と派遣の魔物たち〜」の記事における「カミナリ」の解説

ニシノのお手製。これを投げるとおじさんが召喚され、怒鳴りつけて去っていく。ニシノ曰く「カミナリオヤジ」的な意味らしい。

Weblio日本語例文用例辞書

「カミナリ」の例文・使い方・用例・文例

• カミナリが光ったその後【くわばらくわばら】と唱えたもしくは、唱える人を見たことがあるだろう。