京の人々とは? わかりやすく解説

京の人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)

風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「京の人々」の解説

九条 篤重くじょう あつしげ) 京の公家市兵衛24歳から29歳になるまで家宰兼用心棒として雇った五摂家九条家末流だが、いわゆる貧乏公家である。そのため裏家業として、困窮した公家の娘を女衒だった矢藤太紹介して手数料稼いでおり、そのつなぎ役としても市兵衞使った人脈生かして何度も矢藤太市兵衛被ったもめ事仲裁した。 娘のお吹市兵衞惹かれ合っていることを察知すると、市兵衞に京を離れるよう願った。そして、その直後お吹を垣谷の後添えとした。いずれ勝之助養子迎え九条家継がせるつもりでいる。 大仲 貴左衛門(おおなか きざえもん) 西御役所与力先斗町料理茶屋白石はくさん)に上がり酔ったあげくに芸妓乱暴狼藉働いたため、用心棒赤間懲らしめられた。 明石 五郎左衛門(あかし ごろざえもん) 皇国神道流私塾経営していた儒者で、赤間桔梗の師。公儀の政に異議を唱えるため、以前から垣谷に目を付けられていた、そして5年前捏造された罪によって垣谷に捕らえられ斬首となった司 高和(つかさ たかかず) 司兄弟長兄。約10年前に父の跡を継いで禁裏賄所に出仕した。垣谷に裏勘定資金融通せよと命ぜられてその通りにしてきたが、不正が明るみになると垣谷にすべての罪を着せられ斬首された。家も改易となり、弟の高次郎と収三郎浪人の身となったお栗(おくり) 市兵衛思い出した10年前出来事登場人物九条家所領がある北白川郷の小作農家の娘。姉のお咲(おさき)が17歳島原遊郭身売りしたが、1年後病気かかったという噂を聞きつけて、姉の安否を尋ねるためにお吹の元を訪ねてきた。そして、市兵衛と3人で島原赴くが、お咲はすでに亡くなっていた。 お栗を家まで送った帰り市兵衛お吹降られてしまい、雨宿りのためにしばらく小屋の中で時を過ごすことになる。 百造(ももぞう) お咲(おさき)を買った島原遊郭丹波屋の主。しかし、お咲が病にかかっても客を取らせようとし、それができない分る折檻加えて死なせてしまった。遺体は山に捨てたという。話を聞いて怒り駆られた市兵衛子分用心棒叩きのめされた。次は百造の番という時、同行していた矢藤太割って入って事なきを得る

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京の人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:18 UTC 版)

新選組!」の記事における「京の人々」の解説

深雪太夫(みゆきだゆう) 演:優香少女時代枚田菜々子本名お幸大坂新町遊郭の、太夫。京の街を歩いていた武士ぶつかった因縁つけられて、まさの甘味屋に逃げ込んだ時に近藤永倉沖田井上斎藤達に救われる。京に来ていたのは実は妹のお孝を探し来ていたためであった。後に大坂近藤再会し愛人となる。その際寺田屋で京に来ていたつね会ってしまう。つねは悔しさ覚えつつも、勇を支え続けてきたことを認め、「勇が京を去るときまで」という条件で、お幸が勇の愛人となることを承諾する。京では醒ヶ井妾宅に住むことになる。山崎近藤の命によりお孝を探し出そうとしたが、会うことなく過労が元で病死する。 お孝(おこう) 演:優香(二役)(少女時代金子深雪太夫の妹。深雪太夫とは生き別れになっていた。深雪太夫異なりお転婆性格最後沖田総司看病する沖田刺客襲撃された際、刀がない沖田刺客から庇おうとしたが、斬殺される。 お梅(おうめ) 演:鈴木京香 菱屋の妾であったが、正妻睨まれ壬生前川家住んでいた。格子越し色目を使うお梅規律乱した壬生村から追い出されそうになっていたところ、芹沢鴨愛人とする。その後芹沢後ろ盾いい事に、より好き勝手に振る舞うようになり、壬生人間からは更に疎まれ浪士達(特に土方)からも苦い顔をされていた。沖田たぶらかしたり、芹沢大和屋襲撃けしかけたりと、周囲不幸になるように生きていたが、次第芹沢心から愛し合ううになる芹沢暗殺の際には沖田逃げるように言われるが、自身芹沢運命共にする決意抱き沖田の刀で自らを突き刺し芹沢後を追う八木源之丞(やぎ げんのじょう) 演:伊東四朗 壬生郷士八木家当主浪士組が京の宿舎となり、その割り当て決め会合遅れてきた罰で、浪士組中でも問題人物とされていた芹沢鴨など水戸派近藤勇など試衛館一派などを預かることになる。清河八郎朝廷への建白書建議の後浪士組江戸に戻ることになったが、近藤芹沢達はそのまま八木家残り、源之丞を困惑させるその後八木家西本願寺移転するまで新選組屯所となった最初は迷惑に思っていたが、久の通夜の席で浪士たちが協力してくれたことから態度改めた池田屋前に近藤意見求められ激励する山南切腹の際には土方反対意見する西本願寺新選組が移る際には「ここはあんさんたちにはお里みたいなもんや。気が向いたらいつでも戻ってておくれやす」と言った八木ひで(やぎ ひで) 演:吹石一恵 八木源之丞娘。架空の人物浪士組入ってくる際、貞操を心配した源之丞によりしばらく男性変装させられ、「秀二郎」と名乗る事になる。黙認していた芹沢以外の浪士たちにそのこと露見しなかったものの、それが原因で彼女の華奢な体格懸念した近藤達に、剣術稽古つけられてしまう。久の通夜の席で、父源之丞から実は女性であることを近藤土方沖田紹介される。特に総司の事を気にかけ、何かと世話焼こうとするが、沖田お梅恋心抱いていたことから、落ち込んでいたところ藤堂励まされる。それでも沖田のことを気にかけており、病状を心配して医者に連れて行く。新選組上方から江戸引き揚げる際は再び男装登場しねぎらいの言葉をかける。 八木雅(やぎ まさ) 演:松金よね子 八木源之丞の妻。芹沢達の乱暴に困惑している。小野川部屋黒神が好きで、壬生相撲大会開催される喜んだ。そして、京から新選組が去る時「あれだけ京のために尽くしてきた方が…」と嘆いた。 久(ひさ) 演:正司歌江 八木雅の母。最初浪士たちを毛嫌いしていて玄関脇に箒を逆さに立てる。しかし、寺院浪士組早く壬生から出て行くように願っていて、帰り気分悪くなったところを原田左之助背負われて部屋に戻る。その際左之助を「死んだじいさまに似ている」と好意寄せるようになり、彼も自分良くしてくれている感謝から、互いに交流深める間柄となる。最後は箒を正しく立てるように雅に命じ、左之助に感謝の意表して亡くなる。その通夜葬式浪士組仕切りを行う。 左之助は土方説得もあって死に目立ち会い、久の死に涙し、しばらく塞ぎ込んだほどであった八木為三郎(やぎ ためさぶろう) 演:巻嶋一将 八木源之丞息子。よく芹沢沖田遊んでいる。 房吉(ふさきち) 演:星ルイス 八木家奉公人新選組西本願寺屯所移してからも、八木源之丞身の回り世話にと屯所派遣したが、井上源三郎お茶入れを行うため仕事がない状態になる。鳥羽・伏見の戦いの後、後始末に京へ戻った土方から長年苦労を労われ、八木家に戻るように言われる。 まさ 演:はしのえみ 甘味屋を切り盛りする看板娘近藤らとは屯所近所にあったことから顔なじみ仲が良い。左之助は彼女に心底惚れているが、まさの方は左之助のことを恋愛対象としてはまった見ていなかった。禁門の変のおり、左之助は店を焼け出された彼女を助けるべく独断で隊を離れ救出向かったその後も左之助の猛アピールを袖にしていたが、いつの間に惹かれあうようになり、気がつけば両親への挨拶祝言と話はとんとん拍子に進み報告聞いた近藤らを驚愕させる。 小常(こつね) 演:小西美帆 名はおその。市川宇八郎かつては将来約束したであった大坂芸者をしていたが、その際に宇八郎後事託され永倉新八に「宇八郎亡くなった」旨を告げられる(宇八郎実際に回復して生存し、後に永倉再会することになる)。後に永倉に京に迎えられ彼の愛人となるが、押し入り強盗化した官軍の兵に斬られ、偶然にも京へ戻っていた永倉看取られ「宇八郎様」と言葉を残して息を引き取る。そして怒り燃え永倉はすぐに官軍の兵を斬り仇をとる。 明里(あけさと) 演:鈴木砂羽 名はおすず丹波農村出身で、浮舟という店に売られていく途中おまさのお多福山南沖田出会うその際汁粉7杯を食べ代金山南支払ったことが縁になり後に恋人となる。明里の名も山南が「あなたの里に明るい光が射しますように」との願いをこめて名付けた山南脱走の際には山南と共に江戸目指した。山南切腹直前山南会い死の直前であることを察しながら別れ惜しみ山崎送られ丹波実家戻ったお登勢(おとせ) 演:戸田恵子 寺田屋女将男勝りしっかり者で、その女丈夫ぶりから近藤らから「この世総司の姉みつがもう一人いた」と評される禁門の変の後、伏見方面出陣した新選組御用改め現れ時に毅然と対応した尊王派問わず助け求めて身を隠しにきた人を匿うのが主義だが、彼女がその手腕を発揮するとほとんどの場合乱闘流血沙汰発展しており、そのたび悲鳴をあげている。龍馬頼みによりおりょう養女とする。鳥羽・伏見の戦いの後京に戻った土方斎藤山崎を捨助の口利きにより匿うおりょう 演:麻生久美子 坂本龍馬とは土佐藩邸で賄いとして雇われ時に出会う龍馬一目惚れをされ、恋仲になり蝦夷地に連れて行ってもらう約束であったが、池田屋の変禁門の変仲間失った龍馬はその約束果たせなくなる。そして龍馬頼みによりお登勢預かってもらうことになり、寺田屋養女となる。後に龍馬の妻となり、二人で薩摩霧島新婚旅行に出かけた。龍馬の死後、新選組龍馬を斬ったと思っていたおりょう近藤復讐企てる。しかし、取り押さえられ、近藤に諭される。 おきよ 演:こばやしあきこ 寺田屋女中幾松(いくまつ) 演:菊川怜 芸妓であったが、桂小五郎恋人となり小五郎支える。 孝庵(こうあん) 演:笹野高史 沖田総司診察している口の悪い医師沖田吐血労咳肺結核)によるものだと早期見抜き静養するよう幾度となく忠告するが、沖田逆に反発したため後に労咳不治の病化し命取りとなる。お幸臨終前に醒ヶ井呼ばれる。そこで沖田再会し、「たまには顔を出せ」と声をかける前川荘司まえかわ しょうじ) 演:谷本一 壬生郷士八木家向かい側屋敷構えている。菱屋とは親戚筋で、お梅預かっている。 初菊はつぎく) 演:平岩紙 芸妓。いつも深雪太夫の脇に控えている。 菱屋太兵衛(ひしや たへえ) 演:藤田宗久 四条堀川呉服屋お梅を妾としていた。 池田屋惣兵衛(いけだや そうべえ) 演:岡田正 池田屋事件舞台池田屋主人京屋忠兵衛きょうや ちゅうべえ) 演:横山あきお 京屋主人深雪太夫近藤身請けする仲介をする。 西村兼文にしむら かねふみ) 演:本間憲一 西本願寺侍臣掛け軸破った原田沖田藤堂の件で近藤に「ここの僧侶あなたたちのことをよく思っていない。僧侶を敵にしない方が良い」と忠告する河合耆三郎の死の前に話を聞く西本願寺屯所にしていた新選組に、不動堂村西本願寺の提供により屯所建てて移転する話を近藤土方に行う。鳥羽・伏見の戦いの後、後始末に京へ戻った土方餞別を渡す。そして「私はどこの味方でもない面白いこと好きなだけや。新選組行く末をしっかり見届けさせていただきますと言うお初(おはつ) 演:清水美那 仙波太郎の妻。夫を斬った松原が金を届けて焼香頼んだ時にはすげなく追い返したが、祇園火事から救うなど面倒を見てくれる松原心を開いた振りをする。そして松原騙して闇討ちにするが、松原追ってきた斎藤その場斬り捨てられる。 藤吉(とうきち) 演:松村明 坂本龍馬用心棒力士近江屋1階坂本訪ねてきた佐々木只三郎応対する。しかし、後ろ向いて坂本取り次ごうとしたところを佐々木に斬られ、侵入許してしまった。 峯吉(みねきち) 演:篠原坂本中岡暗殺前に鍋をしようとした坂本に、使い頼まれるオウム 声:山口智充 芹沢お梅沖田見物したオウム芹沢不吉な予言ともとれる言葉発し、彼を逆上させる。 本来オウム自身喋らせることになっていたが、声の調教撮影までに間に合わず、丁度、山口オウムモノマネネタ持っていたため急遽、彼が演じることになった

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京の人々

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義経 (NHK大河ドラマ)」の記事における「京の人々」の解説

お徳白石加代子京で組紐屋を営む。古くから清盛とは交流があり、ふらりと清盛屋敷訪ねることもあった。本作語りナレーション)を兼任している。 朱雀の翁:梅津栄の裏社会実力者手古奈上原美佐政子時子・頼盛の侍女。 五足:北村有起哉うつぼや喜三太と共に義経交流。後に清盛家来として聴力衰えた彼の「耳」となって情報収集清盛亡くなる直前の命である「庭園を燃やす」ことを実行移したその後殺害された。 烏丸髙橋次郎朱雀の翁の従者。 五足と親し坊主頭孤児義経とも交流終盤盲目になり、琵琶弾いて生きていくと決意した大日坊春慶荒川良々うつぼの兄。 十中西良太 / 熊七:江良潤吉次配下黒漆大村波彦平家嫡流の鎧を奪った盗賊不動清水宏 / 白鷺池田鉄洋義経説得した盗賊藤太小杉幸彦

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京の人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 06:21 UTC 版)

遮那王義経」の記事における「京の人々」の解説

常盤御前 源義朝側室であったが、彼が討ち取られた後は平清盛愛妾となる。その後、詳しい経緯描かれていないが、藤原長成嫁ぐ。漂太を牛若丸同じく、自らの子供として愛した気弱なのか、作中では度々卒倒する場面がある。 藤原長成 大蔵卿務める。漂太は勿論、牛若丸とも血縁関係にはないが、2人実の息子のように気にかけている。牛若丸の夢を叶えるため、危ない橋渡りながらも様々な便宜を図る紫蘭(しらん) 長成の家に住む陰陽師。特に占いに関して絶大な力を持ち、その力をもって漂太を探し当てたまた、牛若丸寿命当てた羽坂(はさか) 牛若丸養育係をしていた老婆。漂太の破天荒な行動に、しばしば肝を冷やす羽目になる。祖母のように牛若丸愛した藤原基成 長成の母方従兄弟にあたる藤原忠隆の子、つまり長成の親戚に当たる。彼を通じて義経は秀衡の庇護を受けることに成功する。優しい心の持ち主で、義経温かく迎える。 小礒 一流の舞の技術を持つ白拍子。りんにをあげるが、その原因でりんが女であることがばれてしまう。その事責任感じ、りんを貰う。成長したりんと共に源平合戦編で再登場

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