神道流とは? わかりやすく解説

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しんとう‐りゅう〔シンタウリウ〕【神道流】

読み方:しんとうりゅう

室町時代おこった兵法一流派。下総(しもうさ)国香取飯篠長威斎創始という。分派が多い。天真正伝神道流。


神道流

読み方:シントウリュウ(shintouryuu)

下総国香取飯篠長威斎を祖とする剣術流派

別名 天真正伝神道流


天真正伝香取神道流

(神道流 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/02 08:40 UTC 版)

天真正伝香取神道流(てんしんしょうでんかとりしんとうりゅう)は、室町時代中期に飯篠家直によって創始された武術流儀で兵法三大源流の一つである。流儀の興った頃から江戸時代初期迄新當流天真正新當流[1]、或いは神道流香取神道流とも呼ばれる。古い伝書では香取新当流となっているものもある。旧字表記では天眞正傳香取神道流。なお、神道夢想流杖術の併伝武術として伝えられている剣術も神道流という名称だが、上記の神道流とは別系統のものである。


  1. ^ 国史大辞典、日本武道大系等に依る。天真正伝香取神道流の流名は、室町時代は新當流と呼ばれていたのが定説である。
  2. ^ 小野清 『徳川制度資料―昨夢瑣事(影山流居合術)』, 六台館林平次郎刊, P. 44, 1928.
  3. ^ 系譜は『武芸流派大事典』と
    椎木宗道 著『天真正伝香取神刀流』p170より


「天真正伝香取神道流」の続きの解説一覧

神道流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:32 UTC 版)

上泉信綱」の記事における「神道流」の解説

松本備前守を師とする説とこれ以外を挙げる説がある。

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神道流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:34 UTC 版)

国体」の記事における「神道流」の解説

吉川惟足(1616-1690)は吉田神道受けて吉川神道一派立てた吉田兼倶神道大意』について講じ神国日本万国秀でているとして、外教崇める者を非難して「これ日本万国根本の国なり」、「神明最初出現の国という心にて神国というぞ」、「我が国生まれて神の子孫たる人、神国の粟を食みながら、他邦の道をあがめ、わが先祖の道を知らざるは、たとい万巻の書をそらんずるとも一文不通盲人というべし。もっとも憐哀すべきかな」と述べた度会延佳(1615-1690)は伊勢神道復興し、『陽復記』を著して主に神儒習合というべき神道説を展開した唐土の易、陰陽理気の学を日本の神道と合わせた度会延経は父延佳の度会神道継いで家業興したが主に考証専念したため神道論や国体論を残さなかった。度会延経門人の喜早清在は『陽復記衍義』を著して我が国国常立尊天照大神始まり神武天皇166代の今日に至るまで他姓交えず神器伝えたことは世に比類がない論じた度会常典も『神国問答』を著して我が国神国である所以他国優れている所以論じた。ついで度会常彰元文2年(1737)12月神道弁明』を公にし、日本国体成立の君先民後、すなわち「彼は民ありて後に主を立て、この国は農民あらざるの前に既に以て主たり」とし、皇統天壌無窮論じた。そして延享5年(1748)に著した日本国風巻一に「神国」と題して日本神国である所以について、大祖・国常立尊より綿々として今上天皇に至るまで伝えてきた皇統が神胤であり、また国民全て神孫であることによって説明した。さらに神国称され所以について、和歌国史家伝文書等現れ神国という語、または神国という観念現れ場合考証して説明した。「神国妄謂太伯徐福後」の項に、偏った儒者妄りに日本を夏康少康の子孫であるとする魏書の説を用い、または秦の徐福後裔であるという説や、呉の太伯の子孫であるという説を採るのを攻撃し一つ一つ史実考証してそれらの説を否定した

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神道流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:10 UTC 版)

兵法三大源流」の記事における「神道流」の解説

古来より常陸国鹿島関東七流(東国七流)と呼ばれ鹿島の地や香取の地で受け継がれてきた剣技兵法三大源流の神道流は天真正伝香取神道流などの特定の流派を指すのではない[要引用])。 神道流の流れを汲む剣術流派 鹿島神流鹿島古流鹿島中古流) - 國井善弥新当流 - 塚原卜伝天流 - 斎藤伝鬼房新天天道流 天真正伝香取神道流 - 飯篠家直流 - 真壁氏幹 穴沢天真正自顕流 - 十瀬長示現流 - 東郷重位 一羽流 - 諸岡一羽卜伝流 微塵流 - 根岸兎角 天然理心流 神夢想林崎流 - 林崎甚助

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