ライオコンボイ部隊
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「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」の記事における「ライオコンボイ部隊」の解説
総司令官 ライオコンボイ(ホワイトライオン) 声 - 郷田ほづみ全長:3m 重量:2t 本作のサイバトロンの総司令官。サイバトロン宇宙警備隊惑星ガイア方面軍司令官を務める。登場当初は「コンボイ」と呼ばれていた。小惑星のSOS信号に見せかけたデストロンの罠からアパッチの船を庇い、自身の船は惑星ガイアにまで飛ばされてしまう。ガイアの大気で死にかけるも白いライオンとアンゴルモアエネルギーに助けられたことで九死に一生を得て、白いライオンをスキャンして新たな姿と「ライオコンボイ」の名を得た。常に冷静かつ的確に状況を判断し部下に命令を下す。状況を完全に把握するまで動こうとしない為、いささか決断力に欠ける面もあるが、一旦決断するとその行動は素早い。部下の自主性を尊重するタイプでもあり、それが状況の好転に繋がることもある。変身シーンは2種類あるが、アイキャッチに使われたことはなかった。 ライオジュニア登場前後には胸に埋め込まれたエネルゴンマトリクスの痛みを感じており、彼から「パパ」「父上」「父ちゃん」などと呼ばれることを断わっており、周囲も疑問と思っていたが、それには彼を思うゆえの優しさが含まれており、最終決戦では彼から「父さん」と呼ばれても普通に話していた。 武器は腕のライオンの腕部から伸びる刃「ライオンクロー」。ライオンの頭部からは2門の砲塔を出して「ライオミサイル」や「ライオビーム」を発射。「ライオミサイル」は両腕からも発射可能で、ビーストモード時には4連装同時発射が可能。鬣は回転させることで竜巻と防御シールドを作る「ライオンタイフーン」(物語中盤までは電磁波を同時に発生させており、終盤からは竜巻のみを発生)や炎を合わせた「ファイヤータイフーン」を発動。口からは敵のミサイルを撹乱するレーダー撹乱弾を発射する。ロボットモード時の腕からはエネルギートンファーの「レーザートンファー」を形成する。背中のブースターで飛行することもできる。 最終決戦では、ライオジュニアと同化して、「伝説の緑のライオン」に変身。ガルバトロンのアンゴルモアエネルギーをアンゴルモアカプセルに封印し、ガルバトロンとの最後の対決も制した。ネメシス崩壊と共に発生したワームホールに飲み込まれてしまうも、仲間たちを爆発から守り抜き、彼らと共に別の次元の宇宙を救うための新たな旅に出る。 漫画版では、ガルバトロンにマトリクスを傷つけられた際にデストロン化して巨大化。敵味方見境なく暴れ始め、ガルバトロンに勝利した後は、トリプルダクスも一蹴するが、ビーストコンボイに助けられて正気に戻る。その後は修行の旅に出て、自身の中のアンゴルモアエネルギーを以前より制御できるようになった。人工惑星ネメシスでの最終決戦において、ネメシス内のアンゴルモアエネルギーの影響で再び悪に染まりかけるが、ガイアに住む動物たちの命の力に助けられ、その力を用いて、ガルバトロンを倒す。だが、ネメシスの爆発に巻き込まれ、仲間たちと共に消息を絶ってしまう。漫画版オリジナル技として、ライオンタイフーンとライオミサイルの合体攻撃「ライオンタイフーンミサイルアタック」、ガイアに生きる全ての命から与えられた力をマトリクスから放つ「マトリクスアタック」が使用され、肩のライオンを駆使した攻撃も多用していた。コミカル面では、オイル癖が悪い上(酒乱)寝オイル(寝酒)が癖になってしまったことが描かれた。 玩具の開発を担当した幸日左志によると、ビーストウォーズの主人公として百獣の王ライオン、白獅子によりヒーローらしさを出したという。 副司令 アパッチ(マンドリル) 声 - 小高三良全長:2.9m 重量:2t 軍人気質の副司令官。マンドリルに変身する。一人称は「自分」だが、稀に「私」や「俺」、「わし」。訓練生時代にライオコンボイ(当時はコンボイ)に命を救われたことで彼を慕うようになり、一番の部下であると同時に無二の親友となった。生真面目で落ち着いた性格だが、怒りっぽいところもある。 武器は銃火器類で構成されており、左右の胸に8発ずつ計16発備え付けられているミサイル砲の「アパッチランチャー」は変形させれば左右に二門の銃口を備えたマシンガンとなり、手持ち武器としても使用できる。手持ちのバズーカ砲の「アパッチバズーカ」を持つが、アニメ版で使用したシーンはない。怒りが頂点に達するともう一つの頭を持った砲撃形態へ変身、性格も荒々しいものとなり全砲門からの一斉射撃「アングリーファイアー」を奥の手して隠し持っているが、アパッチ本人には記憶は一切残らず自身に第三形態がある事すら認識していない(劇場版では特に描写なく変形している)。 漫画版ではかつては「青い死神」の二つ名で恐れられた凄腕のワンマンアーミーだったが、ある戦いで戦友を死なせて以降、生真面目で堅物な現在の性格となったとされている。趣味は菜園で、キッドが「農園オヤジ」と呼ぶほどに大事に育てている。私室を荒らした犯人(本当は泥酔したライオコンボイ)を最初はキッドと思ったために、信じなかったことを後悔し、キッドがヘルスクリームらに誘拐されてしまった際は単独で救出に向かった際、青い死神の力を見せ、サイボーグビーストをたった1人で破った。アニメ版では未使用だったアパッチバズーカも使用。 突撃員 ビッグホーン(バッファロー) 声 - 岩崎征実全長:3.5m 重量:2.8t チームの中では一番の巨漢で怪力自慢。バッファローに変身する。初期の頃は一人称は「俺」で、若干「わし」も併用していたが、徐々に「わし」に固定された。最初は自惚れが激しく、コンボイ不在の際はリーダーを自称していたり上官のアパッチの指示を無視したりしていたが、ライオコンボイが復帰した後はすぐに考えを改めた。猪突猛進な性格で、手のつけられないほど思い込みが激しく、スキュウレの嘘のラブレターを本気にし、シーコンズの謀略にまんまとはまってしまったにもかかわらず、スキュウレを頑なに信じ続けた姿はその最たるものであった。その一件以降スキュウレを「イカ娘ちゃん」と呼んでおり、ベタ惚れしている。自然や動物を愛する面も持っているが、赤い花を見ると興奮する癖がある。語尾に「じゃーい!」と付けるのが口癖。好物は新鮮な草。 序盤ではダイバーを臆病者呼ばわりしていたが、自らがエネルギーを使い果たしてロボットモードに変形できず、ダイバーに助けられた時にはそれを詫び、自らの命令不服従でダイバーが責められていた時にはすぐさま彼を庇っている。 武器は左右の角を伸ばして放つ放電攻撃の「ホーンサンダー」とロボットモードの口から放つ隠し武器の「バッファローミサイル」。後者は当初は仲間に尻尾を引っ張ってもらえなければ使用できなかった設定だったが、後に尻尾を引っ張ってもらわなくても使用可能となり、「尻尾を引っ張ってもらって発射するのは、そのほうが照準に集中できるため」とされた。右上腕部装甲にも隠し武器としてレーザー砲を搭載し、武器以外では怪力を活かした突進も得意とする。バッファローミサイルに関しては、一発でメガストームを吹き飛ばしたり、ガルバトロンを怯ませる威力を持つが、尻尾を引っ張るだけで発射されるため、本人の意思に関らず、偶然尻尾が引っかかってしまったことで発射するという融通の利かない面もある。ホーンサンダーに関してもコントロールしきれないと味方にまで被害をもたらしてしまう欠点がある。 テックスペックによると、赤い花が好きで、自分のボディも赤く塗っているとされている。 漫画版ではスキュウレの一件でスクーバに決闘を挑み、スクーバが最大限の力を発揮する海を逆に利用した放電攻撃でスクーバを追い詰めた。スキュウレへの恋心が実らぬことを痛感しながらも、スキュウレの協力を経て、デストロンを撃退。その心意気はスキュウレの心を動かすも「イカと牛ではどうしようもない」と言われてしまい、それでも諦めきれず、スルメイカを対象にして、根性でDNAを書き換えようとした。その後は2匹のリス(雌)と仲良くなり、彼女たちを守るためにも最終決戦に臨んだ。なお、ビーストモードは時折、デフォルメされていた。 陽動員 タスマニアキッド(タスマニアデビル) 声 - 石塚堅全長:2.3m 重量:1.5t 若手の戦士。タスマニアデビルに変身する。一人称は「俺」だが、稀に「オイラ」や「俺様」、「私」。最初は大鷲をスキャンしようとしたが、タスマニアデビルの子供が顔に張り付いた為、タスマニアデビルの戦士になってしまった。リアルモード時の名前は「キッド」であり、ビースト戦士になった後も以前の名で呼ばれることが多い。周囲に認めてもらいたいがゆえに無茶な行動をすることも多く、それゆえにトラブルメーカーでもある。 仲間たちに関しては、ビッグホーンやダイバーとは行動を共にすることが多い。アパッチのことは普段は口うるさく思っているも、ライオコンボイとアパッチが古代遺跡の崩落に巻き込まれた際には、アパッチのことを「いいヤツだった」と涙を流すほどに誰よりも深く悲しみ、彼が戻ってきた時にも涙を流して喜んだ。ライオジュニアには若手同士のシンパシーを抱いており、劇場版では、その面が強調されていた。 武器はビーストモードの尻尾が変形した「タスマニアライフル」で第3話のミニコーナーでは「タスマニアソード」への変形機能があることも語られたが、劇中で使用されることはなかった。ビーストモード時の牙は「タスマニアファング」と呼ばれている。待機時はヨーヨーで遊んでいることもあった。 漫画版では古代都市でのガルバトロンとの戦いで身体をバラバラにされてしまうが、救援に来たスクーバ(キッドの身体に勝手に新型の発信器をテストとして付けていたため)の応急処置で足を付けてもらい、その足をビーストモードの頭部に変形させ、アンゴルモアエネルギーの匂いを追い、古代都市の生物兵器工場中枢に辿り着いた。アニメ版では未使用だったタスマニアソードも使用した。ビースト形態はデフォルメされ、女性読者からの人気が高かったという。その為、ヘルスクリームに誘拐された時は自分の命よりもファンレターが減ることを心配していた。 水中工作員 スクーバ(イカ) 声 - 岸祐二全長:2.7m 重量:1.5t イカに変身する。主に偵察などを担当しており、単独任務を任させる事も多いが与えられた任務は確実にこなす実力者。飄々としてイカになぞらえたジョークを飛ばすなど掴みどころがないユーモアに富んだ性格だが、俳句を詠んだり、古代遺跡で見つけた本を理解するなどインテリの面もある。代筆で手紙を書かされることもあるが、劇中では披露されなかった。常に冷静かつ紳士的な態度を崩さず、「仲間を見捨てるくらいなら、自分から焼けた鉄板に乗ってイカ焼きになる」と仲間を見捨てることを良しとしない一面もある。アルテミスや同じくイカの姿をしたスキュウレの熱い眼差しを独占していたが、スクーバ自身は至って迷惑なようである。ライオコンボイと同じく、2種類の変身シーンを持っている。 武器は胸部から発射する「スクーバミサイル」とブーメランの「スルメラン」。どちらもカタログなどで紹介された「胸部の爪、スクーバファング」と「クロー」を応用して設定されている。ゲソの先端から激流を発射する。イカだが地上でも行動でき、地下にもドリルのように高速回転する事で潜行する事ができる。この能力を活かし、劇中ではデストロンが森を焼き払った際に地下水脈の水を使って消火する場面もある。 後半ではタコタンクを使っての単独任務が増えており、彼自身タコタンクに深い愛着を見せる。 アニメ版で読んでいた『トーストウォーズII』は今木商事の漫画版『II』第1話のパロディであり、のちに同漫画版でも同じシーンが描かれた。 漫画版では、水上を高速移動することで分身を行い、相手を取り囲んでスルメランを連射する「スルメラン分身撃ち」、爆発するブーメランを連続で投げつける「ダイナマイトスルメラン乱れ撃ち」、宇宙限定の攻撃で相手の頭上からスルメランを投げる「スルメランアステロイド(小惑星)撃ち」を披露した。 守備隊員 ダイバー(カエル) 声 - 中野健治全長:2.7m 重量:1.3t カエルに変身する。のんびりしているが慎重な性格でどちらかと言うと戦いには消極的だが、いざという時には慎重さ故の的確な判断で窮地を切り抜ける昼行灯的なキャラで、基地のメカニックを担当している。一人称は「ワテ」だが、稀に「ワイ」や「自分」。大阪弁で喋り、驚くと首(ビーストモード時の舌)が伸びる。直接の戦闘よりも防御面のサポートのほうが得意で、タスマニアキッドやビッグホーン、スクーバとよくコンビを組んでいる。ナイアガラベースに人一倍愛着を抱いていた為、囮により失われた際には悲しんでいた。 武器はロボットモード時では両肩に備える砲塔から「ダイバーシャボン」を出し、敵のミサイルを封じたり、敵を閉じ込めたり、自分と仲間を泡の中に入れることもできる。劇場版では、指先から放ちヘルスクリームを吹き飛ばしていた。首を伸ばす技「ダイバーアタック」はビーストモード時では、口からロボットモード時の頭を伸ばせる。相手を驚かせる効果はあるも攻撃力は低い。 漫画版ではトランスフォーマーを錆びさせるガイアの雨が降る中でも、カエルゆえに喜んでいたが、雨降る中での鳴き声でメスガエルたちを引き寄せてしまった際には、困り果てて正体を明かすも逃げられてしまい、複雑な気持ちとなった。 野生闘士 ライオジュニア(ライオン) 声 - 小林由美子全長:2.2m 重量:1.5t 第26話から登場。アンゴルモアエネルギーとライオコンボイのエネルゴンマトリクスにより誕生した惑星ガイア生まれのビースト戦士。ライオンに変身する。ライオコンボイのマトリクスから生まれ、同じマトリクスを持つことからライオコンボイとは父と子の関係にある(初顔合わせでは「ママ」と呼んだ)誕生当初は通常のライオンの姿をしており、白いライオンに育てられたが、自分がトランスフォーマーであることを知ってからは本当の父親を求めるようになり、実父であるライオコンボイと出会った。ガイアに平和を取り戻すまでは「親子ではなく戦士」という、ライオコンボイの思いを理解し、サイバトロン戦士として成長していった。性格は自由奔放で純粋。惑星ガイアで生まれたために、他のトランスフォーマーには見ることができないムーンの姿も見ることができる。 武器はロボット時には頭部にエネルギーを集中させ、ビースト時にはライオンの鬣から現れる二門砲から集中させて放つ「アンゴルモアボール」、ビーストモード時の尻尾が変形した挟み式の鞭「ライオビュート」、ロボットモード時は鬣を変形させた「ライオウィング」で短時間だが飛行が可能となる。ライオビュートは手投げ武器としても使用した。マグナボスに合体する際には顔と胴体の一部を担当。 ライオコンボイとガルバトロンは共に自らの後継者になりえると考えており、一度は悪のアンゴルモアエネルギーによってデストロンに惹かれるもそれを振り払う。最後はライオコンボイと共にガルバトロンを倒した。 劇場版では自ら良かれと思ってした行動のためにタスマニアキッドに重傷を負わせ、サイバトロンを逆に危機に追い込んでしまったが、反省後はサイバトロンを救うために奮闘し、ライオコンボイ達と和解した。 続編『ネオ』の最終回のエピローグではセイバートロン星に帰還し、マグナボスの状態でセイバートロン星の復興に携わっている。 漫画版では未登場。 音速教官 スカイワープ(ワシ) 声 - 岩尾万太郎全長:2.8m 重量:1.4t 第26話から登場。冷静な性格で、ライオジュニアの後見人。ワシに変身する。サイバトロン本部からの特命隊員で、惑星ガイアで生まれた新しい希望であるライオジュニアを求めてやってきた。ライオジュニアを「若」と呼ぶ。 武器は翼から左右に3発ずつ計6発のミサイル「スカイミサイル」を装備。翼はロボットモード時は「ウインギャリバー」という二刀流となり、それを用いた「ウインギャリバー・剣の舞」という技があるが、ウインギャリバー関連は劇中では使用されなかった。マグナボスに合体する際には頭と胸部を担当。 漫画版では未登場。 医学博士 サントン(ゾウ) 声 - 原川浩明、岩崎征実(劇場版)全長:3.5m 重量:3t 第26話から登場。温和な性格の博愛主義者。ゾウに変身する。スカイワープと同様、サイバトロン本部からの特命隊員で、ライオジュニアを「若」と呼び、経験が必要な彼をサポートしている。ガイアに飛来した際、ライオコンボイたちにガルバトロンが惑星ガイアに人工惑星ネメシスを呼び寄せてアンゴルモアエネルギーを奪おうとしていることを伝えた。ゾウをスキャンしていて語尾が「だゾウ」となるのが口癖。ライオジュニア隊の中では唯一飛行能力を持たない為、スカイワープに運んでもらう。最終回ではライオジュニアの成長を素直に喜ぶスカイワープとは対照的に嬉しさと寂しさが混じった複雑な気持ちでいた。 武器はビーストモード時の左右の耳が変形した二門の「気弾砲」だが医学博士らしく殺傷能力はない。棍棒も持つ。足を踏み鳴らすことで地震を発生させる「サントンクウェイク」や牙から展開するバリア「サントンシールド」という技も持つが、いずれも劇中では使用されなかった。マグナボスに合体する際には両腕と両脚を担当。 漫画版では未登場。 合体戦士 マグナボス 声 - 小林由美子全長:5.5m 重量:5.9t 第26話から登場。ライオジュニア隊の3人が合体した姿。主導権はライオジュニアが握っており、ライオジュニアがアンゴルモアエネルギーを有していることから、高い潜在能力を持つ。 合体時の台詞は「知恵と勇気と仲間への愛(若しくは自然への愛)合体戦士マグナボス!」。テレビシリーズでは、ライオジュニアがマグナボスの状態でも主導権を握っていることから「ライオジュニア」と呼称されているが、劇場版では状況によって仲間から「ライオジュニア」と「マグナボス」に使い分けられた。ちなみに、初合体時にはスカイワープとサントンが「強制合体」でライオジュニアと強制的に合体し、「強制分離」で分離することができた。3人の意志は一体化しているわけではなく、劇中では合体した状態で会話している描写も見られた。 武器は「ライオビュート」と「ウィングキャリバー」と「気弾砲」を合体させた「マグナブレード」胸から放つ「スカイミサイル」、頭部から放つ「アンゴルモアボール」マグナブレードから衝撃波も放つ。 テレビ版では台詞を発する時口は動かないが、劇場版では口が動き、テレビ版とは違う加工ボイスになっていた。 漫画版では増援として登場するも、スターアッパーの一件でライオコンボイとキッド以外のメンバーからは怪しまれてしまった。なお、分離した時の姿は一度も見せず、ライオコンボイとライオジュニアの繋がりも不明である。 ナビちゃん 声 - 寺田はるひ サイバトロンをサポートする女性コンピューター。陽気な性格だが、仕事に対する責任感は強い。最初は船での情報収集などが仕事だったが、スカイワープから小型のボディを与えられてからは戦場に赴くこともあった。愛称は「ナビ」で劇中で「ナビちゃん」と呼んだのはムーンのみ。ガイアの防衛システムが作動した事件では第四惑星の使者である小型円盤の意思を伝えたり、防衛プログラムを停止させる活躍を見せた。「コードネームZ」ではカタパルトと軌道計算を行った。 最終決戦において、サイバトロン戦士達とともに人工惑星ネメシスに降り立った。続編『ネオ』の最終回のエピローグでは、セイバートロン星で同型であるビッグコンボイ部隊のナビとマグマトロン部隊(デストロン)のD-NAVIと共に宴会を楽しんでいた。 漫画版では未登場。
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