昼行灯

実用日本語表現辞典

昼あんどん

読み方：ひるあんどん
別表記：昼行灯

昼間に点灯している行灯のように、うすぼんやりしている状態。特に、そのようにぼんやりして役に立たない人を形容していう表現。

（2012年8月27日更新）

デジタル大辞泉

ひる‐あんどん【昼行^▽灯】

読み方：ひるあんどん

《日中に行灯をともしても、うすぼんやりとしているところから》ぼんやりした人、役に立たない人をあざけっていう語。

難読語辞典

昼行灯

読み方：ヒルアンドン（ｈｉｒｕａｎｄｏｎ）

ぼんやりとした人

隠語大辞典

昼行燈

読み方：ひるあんどん

1. ばか、うすのろに同じ、白昼行燈を点したる如く、ぼんやりしいゐるものをいふ。
2. ぼんやりせること、又場栄えのせぬこと、無用なること。
3. ぼんやりした愚人をいふ。
4. ぼんやりした人又は愚かな人のことをいふ。
5. 行灯は提灯同様、夜点けるものである。昼、行灯をつけてもボンヤリしてゐる処から、馬鹿気てゐる事を昼行灯といふ。大石内蔵之助良雄は、幼時大様で、他所眼にはボンヤリに見えたので、昼行灯の綽名があつたと講釈師はいつてゐる。
6. ぼんやりしていること、又無用のもののこと。行灯が昼は不用であることの意。

分類 俗語、東京

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

ウィキペディア

行灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/26 14:07 UTC 版)

行灯（旧字体：行燈、あんどん）は照明器具の一つ。ろうそくや油脂を燃料とした炎を光源とする。持ち運ぶもの、室内に置くもの、壁に掛けるものなど様々な種類がある。もともとは持ち運ぶものだったため「行灯」の字が当てられ、これを唐音読みして「あんどん」となった。携行用は後に提灯に取って代わられたため、据付型が主流となった。

ウィキペディア小見出し辞書

昼行灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/08/14 07:44 UTC 版)

「ドラえもんのひみつ道具 (2005年のテレビアニメ)」の記事における「昼行灯」の解説

昼行灯（ひるあんどん）は、「22世紀の大決戦! ドラえもんvs.ドラキュラ（前編）」（2008年5月9日放送）に登場する。 点灯すると、この照明器具から一定の周囲が昼間のような明るさになる。まぶしさを伴わない夜昼ランプと異なり、一般的な照明器具のようにまぶしさも伴う。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

昼行灯

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 01:23 UTC 版)

名詞

昼 行 灯（ひるあんどん）

1. 役に立たない人。

語源

• 昼に照明具である行灯を灯しても役に立たないことから。

Weblio日本語例文用例辞書

「昼行灯」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はまさに昼行灯だ.