宇宙海賊シーコンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 10:03 UTC 版)
「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」の記事における「宇宙海賊シーコンズ」の解説
第19話から登場。エネルギー売買を生業とする5人の宇宙海賊。海の生き物の姿をしたメカビーストに変身し、合体することで、ゴッドネプチューンになる。本編では単体でロボットモードに変形することはほとんどないが、劇場版ではロボットモードのみの登場だった。惑星ガイアに眠るアンゴルモアエネルギーを求めて飛来。海賊としてのプライドが高く、デストロンやサイバトロンにも理由が無い限り協力も敵対もしないが、サイバトロンとよく交戦していた。アンゴルモアエネルギーを諦め、ガイアを後にするが、人工惑星ネメシスに捉われてしまう。そこでガルバトロンに従わざるを得なくなり、ネメシスの力で操られ、ネメシスに向かう途中のサイバトロンと交戦する。ネメシスから開放された後は詫びとして、自分たちの船のエネルギーをサイバトロンに与えて、自分らは戦闘を行った小惑星を新たな船に出ることとなる。続編『ネオ』の最終回のエピローグではセイバートロン星に帰還し、ゴッドネプチューンの状態でセイバートロン星の復興に尽力していた。漫画版ではゲストキャラ扱いで、ビッグホーンとスキュウレの結婚式(スキュウレはスクーバのことを「ビッグホーン」という名前と勘違いしていた)に乱入してきたデストロンを相手に、サイバトロン達と共闘した。劇場版では、宇宙空間でジョイントロンと交戦するが、テレポートゲート船の衝突により両軍とも宇宙の果てに飛ばされてしまった。 海賊頭領 ハーフシェル(メカカメ) 声 - 西松和彦全長:4m 重量:10t シーコンズ頭領。メカカメに変身する。一人称は「俺」や「俺様」だが、稀に「わし」や「オレッち」。計算高く、金で動くタイプだが、情に脆く、親分肌の性格。仲間には優しい人情家だが、敵には容赦ない。仲間からは「親分」と呼ばれ慕われている。交渉の際はロボットモードに変形する。ライオコンボイに人工惑星ネメシスの恐ろしさを伝え、次に再会した時に決着をつけることを誓っていた。 武器は背部の「シェルキャノン」と甲羅のシェルカッターを回転して突撃する「大車輪カッター」。ゴッドネプチューンに合体する際には胴体に変形する。 海賊雷撃兵 テラマンダー(メカエイ) 声 - 上別府仁資全長:2.5m 重量:2.1t シーコンズで最も若い戦士で、唯一飛行が可能。メカエイに変身する。のんびりした性格。 武器は側部からの魚雷「マンダーローク」尾からの光線「マンダーブレイク」尾と鰭の先端から集中した「マンダーレイザー」。名称不明だが、鼻部からも光線を発射。ゴッドネプチューンに合体する際には右脚に変形する。 海賊奇襲兵 シーファントム(メカサメ) 声 - 一ノ渡宏昭全長:2.8m 重量:2.3t シーコンズの切り込み隊長で血気盛ん。メカサメに変身する。ハーフシェルへの忠誠心及び仲間への思いも強い。 武器は牙の「ファントムジョーズ」背鰭と尾鰭で構成された「ファントムフィン」。ミサイルを発射するライフルや肩に担ぐミサイルランチャー、口から放つビームと火器も使用。「テレファントム」と呼ばれるテレポート能力も持つが、アニメ版では未使用。ゴッドネプチューンに合体する際には右腕に変形する。 海賊参謀 シーラゴン(メカシーラカンス) 声 - 宮澤正全長:2.4m 重量:2t シーコンズの老兵。メカシーラカンスに変身する。いろんなお宝の情報を知っており、肩書きの通り作戦を立てることもあるが、少々ボケ気味。ハーフシェルからも敬意を払われているが、寝ていることが多く、怒鳴られる場面も多い。 武器は背中の鱗を飛ばす「シーラ吹雪」。歯の部分は入れ歯になっている。ゴッドネプチューンに合体する際には左腕に変形する。 海賊謀略員 スキュウレ(メカイカ) 声 - 松本美和全長:2.7m 重量:1.8t シーコンズの紅一点。メカイカに変身する。派手好きでプライドも高いが、一途な性格。コブシメの血を引いているらしい。一人称は「あたい」で、激昂すると口調が荒っぽくなる。同じイカ型トランスフォーマーのスクーバに好意を抱き、スクーバのことを想い独り言をしていた際には、一人称が「ウチ」になり博多弁で喋っていた。だが、当のスクーバからは迷惑がられ、逆に好かれているビッグホーンを嫌っている。第22話では、ハーフシェル同様に単体でロボットモードへの変身が描かれた。 武器は多足からの多段レーザー砲「スキュウレーザー」とプラズマ手榴弾の「死の投げキッス」。ゴッドネプチューンに合体する際には左脚に変形する。 漫画版ではビッグホーンとスクーバが彼女を巡って決闘するエピソードがある(スクーバにはその気は無かったが、真剣なビッグホーンの姿を見て敢えて決闘に応じた)。スキュウレもビッグホーンを振ったものの、「アンタがイカに生まれてたら良かったのにね」と好意を抱いていることを匂わせる素振りはあった。 合体海神 ゴッドネプチューン 声 - 西松和彦全長:5.7m 重量:18.2t シーコンズの5人が合体した姿。主導権はハーフシェルが握っている。第25話でハーフシェルがライオコンボイに「一対一の戦い」を挑んだ際にも、1体であるゴッドネプチューンの姿で戦うが、デストロンの妨害により決闘は中断。それでも、奪ったエネルギーで宇宙に向かうことには成功した。第24話と劇場版ではトリプルダクス、第40話ではマグナボスとサイバトロンの合体戦士たちとも交戦した。 武器は「海神剣」と「シェルキャノン」。海を割る威力を誇る海神剣から繰り出す「ゴッドスプリット」が必殺技。また、海神剣からは電撃を放つこともできる。玩具では両腕・両脚を入れ替えて合体が可能。 ハーフシェルによるとゴッドネプチューンの名前は「強そうな名前だと相手がビビるから名付けた」とのこと。
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シーコンズ光子帆船 宇宙海賊シーコンズのシンボルでもある帆船型宇宙船。太陽の光の粒子(光子)を帆に受け航行する、(形状的にも)かなり特殊なタイプの宇宙船であるこの海賊船は、シーコンズの「魂」。武装に3連装ビーム砲を多数装備しており、ワープも可能。 惑星ガイア侵入後、ライオコンボイ部隊との最初の戦闘でボンベの中のアンゴルモアエネルギーを一気に解き放たれ、船はその爆発で損傷を被ってしまった。部品不足によって修理もままならず、さらにエネルギーの不足で惑星ガイアの大気圏を抜け出すこともできなくなってしまったが、最終的にサイバトロンからエネルギーを奪い宇宙に飛び立っている。その後人工惑星ネメシスの引力に捕まるが、ガルバトロンの下に付いたことで、船は破壊を免れた(これ以前は帆などに応急修理の跡が見られたが、ガルバトロンに資材を提供されたのか、以後は元の完全な状態に戻っていた)。人工惑星ネメシスへと向かうライオコンボイ部隊との小惑星での戦いの後、エネルギーをサイバトロンに提供したハーフシェルは、「これからはこの小惑星が俺達の宇宙船だ」と語り、そこに留まっている。 『ネオ』の最終回のエピローグのセイバートロン星には、彼らと帆船の健在な姿があった。
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