宇宙海賊クロスボーン・バンガード残党
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「ブッホ・コンツェルン」の記事における「宇宙海賊クロスボーン・バンガード残党」の解説
木星戦役終戦後、トビア・アロナクスなど戻る場所が無い者たちが中心となり、宇宙海賊としての活動を継続。規模は小さくなったが、木星戦役中に貴族主義者が離脱をするなど様々な試練を経た上でも残った仲間だけに、アットホームな団結力を持つ。 普段は運送・廃棄物処理・デブリ回収業会社「ブラックロー運送」として活動し、合法的手段で解決できない問題が発生した際にのみ海賊となる。エンブレムも「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」時代までとは違い、ハート型のどくろと交差した2本の半月刀となっている。 『クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』序盤のサナリィ月面実験所における戦いでフリント全機を失い、唯一残ったX1もその後の木星帝国強襲作戦「鋼鉄の7人」で未帰還となったため、海賊組織としての戦力は喪失。残ったメンバーは「ブラックロー運送」としての活動のみを継続していた模様。 『クロスボーン・ガンダム ゴースト』の時代のブラックロー運送はオンモが会長に就き、デブリ回収技術での特許と、回収したMSをレストア(あくまでも「作業機」として使えるレベル)し販売することで急成長。MS本体の製造は出来ないものの、装備品などの兵器開発を独自に行える程の大企業として有名になっている。カーティス(=トビア)が率いる特殊部隊『蛇の足(セルビエンテ・タコーン)』からの依頼で、補給のために「ブラックロー運送」のマークのついた補給艦が登場しているが、会社の前身を知らない社員が大多数となっているため、本来はどの勢力にも協力せず、中立を表明しているにもかかわらず、蛇の足に協力していることが企業内でも問題とされている。 『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』の時代においてもブラックロー運送は企業として健在であり、連邦の弱体化によって戦乱が繰り返され地球圏は荒廃し、MSの新規開発・生産はおろか既存の機体の修復やコロニーの維持も難しいほど技術力が低下している中で、兵器の再現等を行える技術力を保持している。 主な関係者 トビア・アロナクス ベルナデット・ブリエット(テテニス・ドゥガチ) オンモ ウモン・サモン ヨナ ジェラド トゥインク・ステラ・ラベラドゥ ハリソン・マディン 主な所有兵器 XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1スカルハート XM-10 フリント リトルグレイ(母艦)
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