宇宙海賊クロスボーン・バンガードとは? わかりやすく解説

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宇宙海賊クロスボーン・バンガード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:59 UTC 版)

機動戦士クロスボーン・ガンダム」の記事における「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」の解説

トビア・アロナクス 声 - 山口勝平 『鋼鉄の7人』までの主人公年齢15歳クロスボーン・ガンダム)→18歳鋼鉄七人)。両親幼い頃亡くすが、叔父夫妻によって育てられた。地球からの留学生だが、留学先となる筈だった木星圏の戦乱巻き込まれる。キンケドゥに助けられ以降は宇宙海賊クロスボーン・バンガードのパイロットとして戦い優れたニュータイプとしての才能開花させていく。既存常識捕らわれない柔軟性をもち、強い意志判断力見せ快活な少年調和を常に求め姿勢を持つ。 前半では木星帝国から鹵獲したMSペズ・バタラ搭乗していたが、後半新型クロスボーン・ガンダムX3搭乗し最終決戦においてクラックス・ドゥガチ打倒地球圏をによる滅亡から救った木星戦役終結後は、キンケドゥよりX1を譲渡され愛機とする。 戦闘に関しては敵であっても殺さないいわゆる不殺を念頭に置いているが「相手状況によっては止むを得ない」との覚悟持ち合わせている。特定の主義主張勢力に己の価値判断委ねることなく、常に自分直感に従ってすぐさま行動に移すさまは、他の登場人物達からネコ例えられている。 外伝最終兵士」ではアムロ・レイ戦闘データから造られバイオ搭載無人MSアマクサとの戦闘機体中破その際負った傷から、顔面中央にごく浅い横一文字傷痕ができた。 『鋼鉄の7人』では、キンケドゥの意思引き継ぎ名実共にクロスボーン・バンガードのトップエースとして活躍。「神の雷計画」を阻止するため、圧倒的に戦況が不利であることを承知敢然と新生木星軍に戦い挑むベルナデットとは恋人関係になるが、最終決戦前に立場違い別れざるえない状態になった。「神の雷計画」の阻止には成功するが、その際仲間大半と自らの視力失い一時行方不明になる。トビア木星圏では重罪人だったため、数年後整形で姿を変え「カーティス・ロスコ」として木星帰還しベルナデット再会し彼女を支え目的叶えた『ゴースト』以降行動は#カーティス・ロスコを参照ベルナデット・ブリエット 声 - 夏樹リオ 『鋼鉄の7人』までのヒロイン15歳18歳鋼鉄の7人)→35歳ゴースト)→実年齢35歳前後DUST)。 木星からスマシオンに密航して来た少女中継ステーションでの襲撃騒ぎの後にマザー・バンガードにも隠れて乗り込みベラ保護下でマザー・バンガードのクルーとなる。ベルナデット・ブリエットの名前は発見され時に正体知られまいと咄嗟に名乗った偽名である。 その正体クラックス・ドゥガチの娘、テテニス・ドゥガチ。母親政略結婚木星圏にやってきた地球良家の娘(漫画機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』によれば、名前はダナエ・ブリエット)。物語中盤木星帝国に連れ戻され、後にモビルアーマー (MA) エレゴレラに乗せられてしまうが、トビアによって救出される鋼鉄の7人ではトビアと共に海賊として宇宙へ旅立っている。「鋼鉄の7人」作戦には同行せず、木星に向かうトビアに自らの歩む道を告白した一年後木星戻り、父の作った財団の代表になった『ゴースト』では名実共に木星圏の女王になっており、ベルという一人娘産まれている。その後カーティストビア)と正式に結婚したようだが、息子であるニコル・ドゥガチ後述)によると『DUST』時代には木星共和国内の政争敗れて夫婦共々実権奪われた状態で軟禁されており、その身体サイド7グリプス内部にあるエオス・ニュクス号の中でコールドスリープされていた。これはフォントベル捜索にかかる時間考えてのことで、カーティスによる半ば強引な説得眠らせた直後囚われたため、目覚めた際にはカーティスニコル指して少々混乱していた。『X-11』ではカーティス説明で「モビルスーツ嫉妬するほどのヤキモチ焼き」だという事実が明かされ世間的には「いつまで少女の様な恋多き姫様」という認識解説されている。 キンケドゥ・ナウ 声 - 辻谷耕史 クロスボーン・ガンダムX1駆る宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエースパイロット宇宙世紀0133年時点での年齢28歳。 その正体は、かつてコスモ・バビロニア蜂起の際に民間人ながらガンダムF91目覚しい戦果挙げレジスタンスエースとして活躍したシーブック・アノーである。 詳細は「シーブック・アノー」を参照 ベラ・ロナ 声 - 冬馬由美 宇宙海賊クロスボーン・バンガードの指導者であり、戦艦マザー・バンガードの艦長宇宙世紀0133年時点での年齢28歳。 その正体は『機動戦士ガンダムF91』に登場したセシリー・フェアチャイルドである。木星帝国野望知ったため再びベラ・ロナ名乗り、自らが指導者となって宇宙海賊クロスボーン・バンガードを組織戦艦マザー・バンガードの艦長として木星圏で帝国と戦う決意固める。 詳細は「セシリー・フェアチャイルド」を参照 ザビーネ・シャル 声 - 梁田清之 クロスボーン・ガンダムX2駆る宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエースパイロット。キンケドゥと並ぶ実力を持つ。 かつてはクロスボーン・バンガードエリート部隊「黒の戦隊(ブラックバンガード)」を率いた大隊長だったが、その後コスモ・バビロニア残虐なやり方反発し離反してベラやキンケドゥと行動を共にしていた。 詳細は「ザビーネ・シャル」を参照 ウモン・サモン 声 - 宮澤正(『第2次スーパーロボット大戦α』) / 田中和実(『GGENERATION SPIRITS以降) 宇宙海賊クロスボーン・バンガードに参加しているMSパイロット70歳ニュータイプ自称するお調子者老人だが、パイロット歴は一年戦争時代からという大ベテランで、一年戦争時16歳)はボールで6機のリック・ドム撃墜その後グリプス戦役22歳)なども傭兵として戦い生き抜いた確かな実力を持つ。 キンケドゥ不在時にはX1に搭乗した事もある。後半以降フリント搭乗。後に宇宙世紀0136年に行われたアマクサとの戦いで負傷し以後メカニック転向するとはいえパイロット引退した時点での実年齢73歳である。若い頃からその場出まかせで出すハッタリ多さ周囲からは「誤報デパート」と呼ばれており、クロスボーン・ガンダムドクロマーク付けたのはウモンアイデアである。 また、同作者によるアンソロジー漫画SDガンダム GジェネレーションF 4コマKINGS』では、一年戦争時代ウモン描かれ、『スカルハート・バカがボオルやってくる!』としても発表された。以降も『機動戦士ゼータガンダム1/2宇宙一の無責任ティターンズ~ウモン・サモン日記~』において、彼を主人公にした番外編制作された。この時に一介傭兵であったが、制服旧式ジム黒くしてティターンズ騙っていた。しかし、元々お人好しで「エリート部隊」というお題目バカ正直守り戦闘巻き込まれ民間人保護などをしていたため、大した旨味得られずに終わった。 なお、「ウモン・サモン」というフルネーム設定されたのは『スカルハート』の番外編から。 ヨナ 声 - 滝田樹里 ウモンジェラドと共に木星戦役戦い抜いた女性パイロットモビルスーツ戦より生身格闘戦肉弾戦)が得意でトビアにも手ほどきをしている。ウモンとは家族ぐるみの付き合いらしく、若かりしころウモンMSパイロットだった祖母想い寄せていた事を知っているジェラド 声 - 森貞文則 ウモンヨナ同じく木星戦役戦い抜いたパイロット一人ナイフ投げ名手鋼鉄の7人では、ウモン戦線離脱後はトビアに次ぐNo.2パイロットだが、対アマクサ戦では一撃撃破されたり、コルニグス襲撃の際にはヨナ共々MS乗る前に岩盤押しつぶされ負傷してまったりと、その実力はあまり描写されていない。 ハリダ 声 - 斉藤次郎 クロスボーン・バンガードパイロット一人パーマ髭面木星の衛星イオでの戦闘MAエレファンテのフレキシブルアームに乗機潰され戦死ロニム クロスボーン・バンガードパイロット一人トビアミノフスキードライブ説明を行う。バーンズ駆るトトゥガ挑むが、高速硬化ガスによって動き止められところを、ハンマーハンドで潰され戦死副艦長 本名不明。マザー・バンガードの副艦長で同艦の操舵務める。理想論が強い傾向にあるベラとは逆に現実的な面があり、時には自分達が勝つために彼女の命令反した行動をとる事もある。マザー・バンガード自爆以降未登場ゲーム第2次スーパーロボット大戦α』でのマザー・バンガードの武器突撃」は、元々は本編で彼がベラ命令反して行ったものであり、使用した際のベラ台詞も本来は彼のものである。 技術長 本名不明。マザー・バンガードの整備長でウモン同世代老人。常に酒瓶しきもの持ち歩いている。X1改のスクリューウェッブは彼が考案したのである。マザー・バンガード自爆以降未登場オンモ 声 - 根谷美智子 補給艦リトルグレイ艦長木星戦役では地球からの物資輸送補給担当していた。木星戦役後はブラックロー運送社長務めベラ代わり宇宙海賊クロスボーン・バンガードに指令出している。『鋼鉄の7人』によれば、元々はサナリィ関係者で、かつてはサナリィアイドル」と呼ばれてたらしい出自品格威厳クルー引っ張っていたベラ違い人懐っこい性格リーダーシップ発揮するタイプである。17年後の『ゴースト』の頃には社長から会長昇格しているが、海賊軍に高額な兵器独断供給したことで、その手腕を疑問視する声があり、引責問題発展する可能性出てきている。

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宇宙海賊クロスボーン・バンガード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:56 UTC 版)

ブッホ・コンツェルン」の記事における「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」の解説

漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』登場宇宙世紀0120年代後半ベラ・ロナによって活動再開したクロスボーン・バンガード。「宇宙海賊」を名乗っているが、その目的地球侵攻企む木星帝国野望阻止することにある。 ベラを含む反貴族主義派は0128年、旗艦「バビロニア・バンガード」の処女航海中の事故により、公式には全員死亡したとされる実際に生還しており、その事故(事件)は自分たちの陰謀に気づいた者を暗殺するという、木星帝国よるものであった修復したバビロニア・バンガードを「マザー・バンガード」として母艦とし、サナリィより実戦テスト兼ねてクロスボーン・ガンダムシリーズを譲り受け木星帝国に対してゲリラ活動をおこなう。当初木星側の公式発表のみが報道されていたため、地球圏では「ガンダムタイプMS使って木星輸送船を襲う宇宙海賊」として認識されている。 反貴族主義者が母体となっているため、旧クロスボーン・バンガードとは理念が全く異なるが、貴族主義国家復活目論むザビーネ叛乱起こした際には、彼にそそのかされ同調した者も何名かいる。なお、叛乱トビア機転により鎮圧されザビーネのみ逃走して木星帝国投降している。 主な関係者 ベラ・ロナセシリー・フェアチャイルドキンケドゥ・ナウシーブック・アノーザビーネ・シャル トビア・アロナクス ベルナデット・ブリエット(テテニス・ドゥガチ) オンモ ウモン・サモン ヨナ ジェラド 主な所有兵器 XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1XM-X2 クロスボーン・ガンダムX2 XM-X3 クロスボーン・ガンダムX3 XM-01Eゾンド・ゲー EMS-06 バタラ EMS-10 ペズ・バタラ XM-10 フリント マザー・バンガード(旗艦リトルグレイ2番艦)

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