ザビ家
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「機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ」の記事における「ザビ家」の解説
本作品では、ドズルとその家族以外のザビ家とシン・マツナガの関係についても描かれた。
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ザビ家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 09:10 UTC 版)
「トニーたけざきのガンダム漫画」の記事における「ザビ家」の解説
ジオンの独裁者であった原作を反映したワガママいっぱいのバカ家族。軍服にかける情熱は並々ならぬものがある。 ギレン 演説したりとかするが、アムロやシャアと同じくお間抜けキャラとして登場。 自動販売機一つでア・バオア・クー防衛戦時並の演説を行う。因みに演説の際は脳内国民が多数出現する。 キシリア たびたび登場。「ガンダムの『ダム』とは何か?」と疑問に思ったり、ギレンを元ネタの「父殺しの男」に対して「乳好みの男」と揶揄する等、原作の彼女を知っていればいるほど笑える真面目に間抜けキャラとして表現されている。自分が作らせたザクレロに自信を持っているらしい。 ドズル シャアの元上司。ガンダムに負け続ける理由を問い詰められて困ったあげく咄嗟にデッチ上げたシャアをクビにする。弟のガルマを溺愛している。 サクはドズルの「戦争は数だよ兄貴!」にギレンが変な解釈をしたため作られた。 ガルマ シャアの友人。自動販売機でコーヒーを買った事がなく、暑い中でも間違えて「あったか~い」を押すなど、世間知らずの坊やっぷりを見せつける。 有名なシャアの「弔い」は、ガルマのイヤホンジャックが抜けたままだったため全く聞こえておらず、全てシャアの独り言になってしまった。 デギン ギレンの夢の中で連邦と和平交渉をするためグレートデギンでやって来るが、ギレンのソーラ・レイで撃たれて、デギン・ザ・グレートになる。学園編では非常にデカく「身長18メートル」「素手でガンダムと戦える」と言う注釈付きで、ギレンを拳一発で半殺しにしてしまうような言動が漫画『魁!!男塾』の江田島平八のようになっている。
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ザビ家
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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「ザビ家」の解説
デギン・ソド・ザビ 声 - 浦山迅 元は、ジオン独立運動の創始者ジオン・ダイクンを影で支えてきたとされる、ムンゾ自治共和国内の実力者の一人。同共和国の最高学府「Munzo University」の学部長であったとされ、最高知識人の一人でもある一方、老獪な政治家で、自らの政治権力基盤を確実なものとするために、議会・軍の要職を自らの血縁のみで固める手法をとっている。 一貫した非戦主義者であり、連邦政府と事を構える意志はダイクンの生前から無かったが、連邦との直接対決を望むギレンとそれに煽られた世論に逆らえず、開戦を承認。しかし、ギレンが同じスペースノイドを虐殺し、更にブリティッシュ作戦で人類の半数を死に至らしめる挙に出たことに苦悩し後悔する。ルウム戦役ではガルマと共にグレート・デギンで観戦し、ドズルの戦いを見守った。 捕虜となっていたレビルと密かに会見し、和平への道を模索しようとするも、戦争継続を目論むキシリアらの思惑と連邦内でジオンと通じる戦争継続派エルランの策謀で結果的にレビルは連邦に奪還される。その後のテレビ演説で彼が「ジオンに兵無し」と戦争継続を訴えたことを「裏切り」と感じて激怒。ガルマを地球方面軍司令として送り出す際には「恩知らずどもを黙らせてやれ」と焚きつけている。 だが、溺愛していたガルマの戦死に激しく動揺。講和の道を模索するため様々な手段で働きかけようとするが、自らを傀儡として野心を満たそうと目論むギレンとの対立に繋がっていく。一年戦争が終盤にさしかかり、ドズルまでもがソロモンで戦死したことに激怒。 ギレンを「ヒトラーの尻尾」と揶揄し、密会したキシリアにギレン暗殺を密かに命じる。だが、ギレンを除く意志はあるものの、戦争継続自体は「是」とするキシリアの裏切りに遭い、座乗艦グレート・デギンの航行情報をギレン側にリークされる。レビルとの和平交渉に赴くが、自軍のソーラ・レイの照射を浴びて最期をとげる。 ギレン・ザビ 声 - 銀河万丈 デギン・ソド・ザビの嫡男。元々はダイクンに私淑する活動家で弟のサスロやランバ・ラルらと共にダイクンの拘束を目論む連邦側からダイクンを護衛していた。その後、ダイクン党の運動部長からムンゾ共和国議員を経て、ジオン公国総帥となる。明晰な頭脳を持ち、人命を全く省みない。TV版では鉄面皮で感情を表には出さないが、本作では怒ったり苛立つとこめかみに青筋を立てるほど感情豊かに描かれている。卓越した政治手腕を持ち、共和制下のジオンにあっても議会工作に秀で「ダーク・コロニー」でのMS開発や艦艇建造の予算を捻出するなど戦争準備には積極的に取り組む。平時はガーデニングを趣味とする。OVA版では囲碁のシミュレーションゲームに興じているシーンに変更されているが、これはOVA化にあたってコミックを見直した安彦が、庭木の剪定などつまらないと考えて変更された部分である。他に骨董品の収集も趣味で、執務室には刀剣や鎧などが置かれている。独裁者までのぼり詰める過程において、プライベートでも何か戦略的トレーニングになるものをしているとしてチェスや将棋より深いものとして採用している。 父デギンをして「ダイクンの怨念が乗り移ったようだ」と言わしめるほど、「自己崇拝」や「選民思想」といったダイクンの精神的暗部を継承して「ジオン公国」を作り上げ、連邦とアースノイドを殲滅しようと目論む人物として描かれている。ある意味では、ダイクンの正当な後継者で彼が行った蛮行の数々はダイクンが夢想して成せなかったことでもある(この状態を指して、父のデギンは「あれは鬼になった。ダイクンの無念が悪魔に変じて憑いた」と慨嘆した)。 ガルマ、ドズルの戦死で父デギン公王との確執が浮き彫りになり、キシリアにより誅殺された後にセイラたちダイクン派の蜂起と共に、ギレン派が反キシリア(反グラナダ)に回ったことが内部の混乱を加速させ、事実上の敗戦に繋がった。 また、次第に自分に冷たい視線を向けてくるキシリアを信頼しきってはおらず、直属の情報組織を密かに擁しており、シャアがキャスバルである事実を突き止めていた。 独立戦争を増えすぎた人口問題を抱える地球圏の抜本的な問題解決のための手段と割り切っており、自分たちの主張に従わぬ者は同じスペースノイドであっても容赦なく虐殺し、巧みな論理で正当化する。ただ、自らの手を汚すことはあまりせず、情報操作とアジテーションで人を操って目的を成し遂げようとする。弟・サスロの能力を高く評価しており、彼の暗殺には父デギン同様に衝撃を受けていた。ドズルについては軍事面の優秀さは高く評価しており、彼がソロモンで戦死したことを惜しみはしたものの、「短慮にはやった」と冷たく突き放したことでデギンを激怒させた。 人間的感情にあまり重きを置いていない性格のため、身内から嫌悪されてはいるが、逆に私心のない人物とも言え、シャアをキャスバルとは知ってもその能力の高さを評価し、戦後は自分の側近として重用する意志を、シャア本人に対して明確に告げた。 サスロ・ザビ 声 - 藤真秀 デギン・ソド・ザビの次男。ダイクンが教授職だった時代は兄同様にシンパとしてダイクンを護衛する活動家。その後、ジオン党国民運動部部長。ダイクンの葬儀からの帰路に暗殺される。キシリアによる謀殺説もあるが定かではない。原典アニメ版の構想を記した、通称「トミノメモ」や小説版に名前のみだが登場しており、本作オリジナルのキャラクターではない。政治手腕に長けるなどの設定はそのまま使われている。ことに情報統制に通じマスコミを利用して人心をコントロールする役割を担っており、短慮に逸ってキャスバルを拘留しようと目論んだキシリアを叱責して彼女のプライドを汚した。弟のドズルはサスロを尊敬している。 その能力から見て、存命していればキシリアの担った分野を広く担当していたものと推定される。 ドズル・ザビ 声 - 三宅健太 キシリア・ザビとともに大きく年齢設定が変えられた。ムンゾ自治共和国時代、首都島防衛隊司令少佐。ダイクン議長死亡時28歳前後。のちジオン士官養成学校校長時には大佐。一年戦争開戦時は中将で、年齢は38歳前後。本作では、キシリアよりも「年齢的に上」であると明確に描かれている。原典アニメ版と比べ、校長としての訓示やルウム戦役での指揮ぶりなど、優れた指揮官、武人としての側面が強調されている。情け深い面も多く描かれ、尊敬する兄サスロの横死を忘れぬために顔面に負った傷をわざわざ残したり、政争に巻き込まれ不遇を託っていたランバ・ラルを表舞台に復帰させるため極秘任務に抜擢したり(このことが「ドズルには男にして貰った恩がある」というラルの台詞に繋がる)、ラルの復隊との交換条件でハモンと今際の際にあったアストライアの対面をお膳立てしたり、「暁の蜂起」で学業相談にかこつけて彼を拘束したゼナ・ミアを事件後に妻にしたり、「ブリティッシュ作戦」に反感を抱いて職を投げ出したラルの言葉を熟慮して自身の行った行為の残酷さが愛娘ミネバにもたらされる過酷な未来を想像して後悔・慟哭するなどという面や、宇宙に散った敵に対し哀悼の意を示して黙祷を指示したりと、ザビ家の中では非常に感情豊かで利他的な面の強い人物となっており、ザビ家内の権力争いを嘆くなど家族愛、人間愛はザビ家では誰よりも強い。ギレン、サスロ、キシリア、ガルマに比べ頭が悪いとコンプレックスを抱くが、その分、ヒューマニストでお人良しな性格が彼に数奇かつ苛酷な運命を辿らせた。また、ランバ・ラルやシャア、黒い三連星を使い、モビルスーツ開発を主導したのもドズルである。最期は、孤立無援となった宇宙要塞ソロモンと運命を共にするのは原作と同様であるが、その事態を招いたのが連邦軍との対決よりも政治的保身を優先し、勝利の為の機会を浪費したギレンとキシリアの政治的策動の結果であると断言し、「あの政治かぶれどもがジオンを滅ぼす」と怒りを爆発させて非難した。 また、レビルとは彼が宇宙軍総司令だった頃からの旧知の間柄で因縁深い。猛将ティアンムとはルウム戦役緒戦で「先にティアンム艦隊と決戦する」という誤情報で踊らせ、戦力投入の機を与えずに勝利した。ソロモン戦では彼の主力艦隊の所在を執拗に探らせるが、艦隊戦ではなく決戦兵器運用(ソーラ・レイ)を選んだティアンムに趨勢を決定づけられながらも返り討ちは果たす。連邦側の将校とは互いにその能力の高さを評価し合っていたとも取れる。 キシリア・ザビ 声 - 渡辺明乃 ドズル・ザビとともに年齢設定が大きく変えられた一人であり、ジオン公国軍を動かしたキーパーソン的役割を担って、読者の目にわかりやすいように描かれている。本編の黒幕であり、様々な陰謀に関わっている。 一年戦争開戦前の初登場時、ムンゾ自治共和国内の準軍事組織である保安隊の長とされた。ジオン共和国発足後、(サスロの死によって)国軍の一部隊である親衛隊の隊長となり、この時諜報機関の長も兼務したと描かれている。一年戦争時ジオン軍少将は原典アニメ版と同じであり、マ・クベとの関係も上官と部下ではなく、階級は上位にあるマ・クベに対して丁寧な形で地球方面の指揮を要請する立場になっている。他方、階級を越えた権力を持つことが描写されている。 ギレンに取って代わる野心は一年戦争初期には芽生えていたらしく、父・デギンの信頼を得て、ギレンの暴走が過ぎる場合のギレン打倒工作の中核となる下地作りを進めていた。 ダイクンの遺児キャスバルと接触し、その器量は只者ではないと見抜いて危険視した。シャアのガルマ謀殺をすぐに察知し、彼の素性がキャスバルだと見抜いたうえで部下として使う。 ザビ家の権力を率先して固めるために働いた一方で、政治的な策略に走りすぎる傾向があり、結果的にザビ家の運命をも狂わせてしまう。 ガルマ・ザビ 声 - 柿原徹也 気性が他の兄弟たちに比べて優しく、ザビ家勃興の混迷期を幼少で過ごした事情もあって気骨には欠けている。ただ、そうした己の弱さを自覚し克服しようとする克己心もあり、並々ならぬ努力家。負けず嫌いであり、士官学校でシャアをライバルと認め、なにかと張り合おうとするが、ことごとく一枚上を行かれる。末子ということもあり、父のデギンに溺愛されている。連邦政府の怠慢により隕石(OVAアニメでは冒進した連邦軍艦艇)のコロニー衝突で人命と生産区画に深刻な被害が出た際、シャアの扇動で決起部隊の中心人物に祭り上げられ、シャアの徹底した作戦計画により連邦駐屯軍の施設を武装占拠する「暁の蜂起」を起こす。このことで一躍ジオン国民のヒーローとなる。一度は野に下ったシャアが軍に復帰しドズルに抜擢され、月面でガンキャノン部隊を殲滅して破格の昇進を遂げたことに嫉妬する。だが、お手盛り昇進は望まず、参謀部への人事を拒絶。その後のルウム戦役における地上戦での活躍を認められ、地球方面軍司令として昇進する。WB隊が占領地に舞い込み戦いを繰り広げるが、アムロにより攻撃部隊は壊滅。ドップで出撃していたガルマは挑みかかるも翼を切り落とされたうえ、シャアの細工で遭難しかけるが、辛うじて帰還する。WB隊との「ミード湖」の駆け引きではマチルダの介入で苦杯を舐める。ロスでWBを追い求めるが、結果的にそれを利用されてシャアに謀殺される。
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