情報組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 18:45 UTC 版)
詳細は「軍統合情報局」を参照 パキスタン軍統合情報局(英: Directorate for Inter-Services Intelligence)は、パキスタンで最大の情報機関(諜報機関)である。短く Inter-Services Intelligence とも呼ばれ、略称の "ISI" が内外で広く通用している。現在はパキスタンで軍事のみならず政治面でも最強の組織に数えられる。本部はイスラマバードに所在している。 ソ連軍のアフガニスタン侵攻においては、中央情報局(CIA)とともにムジャーヒディーンを大々的に支援したが、このころからイスラム原理主義の影響が強くなったとされ、アフガニスタン紛争では最初はグルブッディーン・ヘクマティヤール率いるヒズベ・イスラーミー(ヘクマティヤール派)の、後にはターリバーンの後ろ盾になったとされる。パキスタンの核開発にも深く関与した。また、アフガニスタンに対するほか、インドに対する活動も行なっているといわれており、ラシュカレ・タイバなどのテロ組織の背景にISIの存在があるとの指摘は根強い。一方で国内のワジリスタン紛争には関与が消極的とも伝えられる。
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