ザビ家の独裁の始まりとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ザビ家の独裁の始まりの意味・解説 

ザビ家の独裁の始まり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:44 UTC 版)

ジオン公国」の記事における「ザビ家の独裁の始まり」の解説

宇宙世紀0068年、ジオン・ダイクンが死去ダイクン死後共和国彼の側近であったデギン・ソド・ザビ引き継ぐことになったデギンそれまでダイクンやり方一変させ、連邦との実力行使辞さない独立目指すべくダイクン派を一掃しザビ家による独裁体制敷き共和制から君主制移行して自らは「公王」に即位したジンバ・ラルは幼いキャスバル(シャア)とアルテイシアセイラ・マス)を連れて地球へ脱出したデギン革命英雄ジオン・ズム・ダイクン思想継いだ正統後継者であることを対外的宣伝するため、国号自体変えずジオン公国とした。デギン長男ギレン・ザビダイクン思想先鋭化させ、地球連邦政府対す開戦準備着々と進めていくこととなる。さらに、デギンダイクン正当な後継者であると周囲印象付けるために、首都の名前を、ダイクンミドルネームから取ってズム・シティとした。 『THE ORIGIN』では、公国移行および連邦からの独立宣言は0078年10月24日とされる具体的な日付アニメ版より)。 国号について 当該公国につけられた「ジオン」の国号については、映画機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』でのシャア・アズナブルセリフによればザビ家によるジオン暗殺嫌疑をそらすためデギン・ザビが「ジオンの名を使った」とされており、「ジオン共和国」は公王の死と公国敗戦による制度移行結果生じたのである。よって、デギン実権を握る前は国号としてのジオン」は存在しておらず、1984年発行の『講談社ポケット百科シリーズ・機戦士ガンダム モビルスーツバリエーション(1)ザク編』(以下『MSV(1)』)によれば宇宙世紀0058年にジオン=ズム=ダイクン宣言により樹立したサイド3共和国」が「ジオン公国」の前身であるとされている。 また、公国制を採る前の僅かな時期について「ジオン共和国」という記述があるが、具体的にいつその名に移行したのかは明言せぬ表現留められている。しかし、同書印刷原板処分され入手困難となり、2006年原本複写による復刻なされるまで、その内容長らく失伝していたとみられるその間、「ジオン共和国」こそが一貫したジオン公国」の前身であるとする設定新たに創作され、『めぐりあい宇宙』や『MSV(1)』等とやや矛盾する形で競合することとなった本節先述の「ジオン共和国の成立宣言され」及び「国号自体変えずジオン公国とした」はこれに基づくものである。 『機動戦士ガンダムMS大図PART.1』(バンダイ1989)では、「0058年の独立宣言」では国号について触れずに『MSV(1)』の記述準拠したうえで、同『MSV(1)』においてデギン・ザビが「国防隊」を「国軍」に昇格させた0062年が「公国」制に移行しジオン公国」が成立した年であるとして、新旧設定整合試みている。また、学研機動戦士ガンダム 一年戦争全史(上)』(2007)では、「ジオン・ダイクンがサイド3独立宣言した0058年」という『MSV(1)』由来記述しながらも、具体的な共和国号を明らかにせずに「サイド3共和国」とぼかし、0069年に「ジオン公国」が誕生したとしている。

※この「ザビ家の独裁の始まり」の解説は、「ジオン公国」の解説の一部です。
「ザビ家の独裁の始まり」を含む「ジオン公国」の記事については、「ジオン公国」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ザビ家の独裁の始まり」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ザビ家の独裁の始まり」の関連用語

ザビ家の独裁の始まりのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ザビ家の独裁の始まりのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのジオン公国 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS