数奇
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数寄者
(数奇 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 17:17 UTC 版)
数寄者(すきしゃ)は、芸道に執心な人物の俗称。「数奇者」(すきもの)と書く場合もある。
- ^ 『世界のなかの日本 十六世紀まで遡って見る』 司馬遼太郎 ドナルド・キーン 中公文庫 ISBN 4-12-202510-9 pp.120 - 122。1996年初版(単行本は1992年刊)の第6刷(2007年)によれば、林屋辰三郎の説という。室町時代、「好き(数寄)」は身を滅ぼす怖いものと恐れられつつ、「好き(数寄)」をする者を周囲はうらやんだ。江戸時代になると、その「好き(数寄)」という心は「道楽」という言い方になり、戒められたという。
- ^ a b c 青山 俊董「初期茶道史に見られる「数寄」の変遷」『駒沢国文』第2巻、駒沢大学、1963年6月、42-49頁。
- ^ a b 高田 克巳「近世における規矩の展開(第二報) : 数奇屋について」『大阪市立大学家政学部紀要』第4巻第2号、大阪市立大学家政学部、1957年3月、15-21頁。
- ^ 澤田 和華子「近・現代数寄屋建築に関する考察」『Keio SFC journal』第3巻第1号、慶應義塾大学湘南藤沢学会、2004年3月、10-33頁。
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