パネルクイズ アタック25
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『パネルクイズ アタック25』(パネルクイズ アタックにじゅうご、英語表記:PANEL QUIZ ATTACK 25)は、1975年(昭和50年)4月6日から、朝日放送テレビ(ABC TV)[注 1]やジャパネットブロードキャスティング(BSJapanext)の制作により毎週日曜日の午後に放送されている視聴者参加型クイズ番組である。
- 1 パネルクイズ アタック25とは
- 2 パネルクイズ アタック25の概要
アタックチャンス
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「パネルクイズ アタック25」の記事における「アタックチャンス」の解説
番組の放送枠が30分となった1975年10月5日(第27回)放送分より新設された特別問題であり、その後にコーナーが定着した。当初は1回限りで、スルーまたは不正解だった場合は失効(その回のアタックチャンスは無し)となっていたが、後に正解者が出るまで問題を変えて続ける方式に改められた。 またアタックチャンス直前、出題中の場面にはパネルボードが表示される。1995年9月までは、スタジオのパネルを画面上部に表示し、同年10月からCG表示に切り替わった。2012年4月からはパネルがモニターでの表示により、アタックチャンス直前以外にも常に表示されている。 残りのパネルが5枚になったところで鐘(チャイム)が鳴り、『アタックチャンス』問題に突入。なお谷原が司会になってからは、鐘(チャイム)が鳴った後、解答者のやりとりを行う。さらに『Next』になってからは、『アタックチャンス前ヒソヒソトーク』として、解答者1人にインタビューを行うようになった。司会者が残り6枚で「あと1問でアタックチャンスになる可能性があります」と予告し、アタックチャンス問題になったときは司会者は「大事な大事な、アタックチャンス!」などとコールをする。 この問題で正解した解答者は通常のパネル獲得の後、大量得点の可能性や今後の展開に有利なパネル(「アタックチャンスの狙い目」と呼ばれる)を1枚指定する。元の色で点滅したあとに「■黄」のパネルに変わる。開始当初は黄色にはならず、点滅後そのパネルが消灯するだけだった。長らく「アタックチャンスの狙い目」表示は黄色だったが、2016年1月17日放送分より狙われたパネルの内側に黄色の枠が点滅した後パネルが消灯し、枠のみが表示される方式に変わった。そのため、狙い目になったパネルは「黄色に変わる」→「消える」と表現するようになった。 アタックチャンスの問題では司会者は通常パネル獲得時に「○(色)の○○さん、まずは何番?」と聞き、アタックチャンス指定時に「そして、アタックチャンスの狙い目は?」と聞く。アタックチャンスに指定されたパネルは、誰も獲得していないパネルと同じ扱いになる。他人が取ったパネルは勿論、自分が獲得したパネルでも指定できるが、消すと逆に不利になったり、他の解答者にチャンスが出てきてしまうような場合でも、必ずどれか1枚を指定しなければならない。 パーフェクト状態の解答者が権利を得た場合でも、必ず自分のパネルを1枚指定しなくてはならない。ただし、過去に一度だけアタックチャンスの狙い目指定の放棄を認めた例がある。 大概の回は角のパネルが指定されるが、配置によっては端のパネルまたは中央付近のパネル(7・8・9・12・14・17・18・19番)が狙い目に指定されることも稀にある。さらに普段は13番に狙い目を指定することはめったにないが、これまで3回指定された。 → (22番に青が入って、アタックチャンスの狙い目として25番を指定) アタックチャンスの時点でトップ独走状態にある解答者が正解した場合は、大量のパネルを追加獲得する必要性が小さい。このため、他の解答者にとって以後の展開が有利にならないパネルをアタックチャンスの狙い目に指定して、守りに入ることがある。なお、状態によっては取られた解答者がすぐに取り返せることもある。 司会者が「アタックチャンス後の問題が大事です」と度々述べるように、パネルが空くことで他の解答者にもチャンスが与えられるため、解答者全員はその後の問題に正解し狙い目となったパネルを獲得することがさらに重要である。 1996年6月以前のアタックチャンスのアタック音は、優勝者に対するVTRクイズに不正解だった時の音の出だしの部分を加工して使用していた。また、アタックチャンスの旧来式の台形ロゴは、タイトルロゴが2代目に変更された後も2000年7月9日まで使用されていた。 コーナー開始から2009年3月までは出題中の場面のみ通常問題と区別されていなかったが、4月から出題中の右下に「アタックチャンス」と表示されるようになった。2012年4月から右上に表示されている。 アタックチャンスのパネル選択時は、放送開始当初から1995年9月までと2009年4月以降、実際のパネル画面を映して行われている。
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