ふけ・る
ふ・ける
ふ・ける【更ける/▽深ける】
ふ・ける【老ける】
読み方:ふける
ふけ・る【×耽る】
ふ・ける【▽蒸ける】
ふける
ふける
ふける
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・京都府〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・大阪府〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・千葉県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・宮城県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福島県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・岩手県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福井県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・石川県〕
- 逃ケルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・富山県〕
- 逃ケルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・鳥取県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・鳥取県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・島根県〕
- 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・山口県〕
- 逃ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・和歌山県〕
- 逃ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・徳島県〕
- 逃走スル者ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・香川県〕
- 逃走ノコトヲ云フ。但今急ニ逃走スルト云フコトハ早バニマウト云フ。夜逃ヲ「ゴイ」ト云フ。ゴイセント云ヘハ夜逃ヲセント云フコトナリ。ゴイトハ五位鷺ノコトヨリノ称ル。蓋シ夜飛フ鳥ナレハナリ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福岡県〕
- 逃走行衛ヲ晦マスノ意。〔第四類 言語動作〕
- 犯罪者が逃げることをいふ。〔犯罪語〕
- 〔犯〕犯人などが逃亡すること、風を喰つて逃げることを云ふ。「ズラカル」に同じ。
- 〔隠〕脱走する。脱監する。
- 逃げる。
- 逃亡することをいふ。
- 逃げる。前橋。
- 逃走。弘前、富良野、東郷 不良博徒仲間。
- 逃げる。〔掏模〕
- 逃げる。化けるの意で、消えてなくなることから。〔盗〕
分類 ルンペン/大阪、不良博徒仲間、京都府、千葉県、和歌山県、大阪府、宮城県、富山県、山口県、岩手県、島根県、徳島県、掏摸、犯、犯罪語、盗/犯罪、石川県、福井県、福岡県、福島県、香川県、鳥取県
ふける
フケル
フケル
フケル
フケル
吹消
サボる
(ふ・ける から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 14:57 UTC 版)
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サボるとは、日本語の俗語で、仕事・授業などを怠けることをさす。同義語は「怠惰」。
日本では「労働争議の戦術としての怠業」「怠けること」という意味で「サボタージュ」という語が使われており、これを短縮し「サボ」とし、さらに動詞とした造語である。
語源であるフランス語のサボタージュ(sabotage)は、日本で使われる「サボタージュ」「サボる」より広い範囲を示す。フランス語や英語のサボタージュは、牛歩戦術や作業を止める、停滞させるなどの「サボる」を含む一般的な破壊活動・妨害行為、または、労働争議中の、労働者による生産設備を破壊する行為をいう[1][注釈 1]。
概要
フランス語の“サボタージュ”という言葉は木靴を示すサボ(sabot)に由来する。木靴を履いて仕事をすると仕事の効率が落ちるためであるとか、木靴で機械を蹴って仕事をしなかったとか、逆に機械がうまく動かなくて仕事の効率が上がらないときに木靴で叩いたからであるなどの説があるが、近年では木靴で機械を蹴り破壊したとの説が最も有力である。[要出典]
日本では大正時代に既にサボるという言葉が使われていた。怠業などによる労働争議は大正時代を象徴する出来事だったのである。 サボタージュという言葉が日本で怠業の意味として流行し始めたのは、1919年(大正8年)に大阪朝日新聞が総怠業戦術をサボタージュと表現したこと[2]、または1920年(大正9年)に村嶋歸之により書かれた『サボタージユ—川崎造船所怠業の真相』(ISBN 4-7601-2614-7) によったとする説がある[3]。
1970年代から1990年代にかけては、学生を中心として、サボるの代わりに「ふける」という言葉がよく使われていた。[要出典]もともと「ふける」は「逃げる」という意味の言葉であったが、授業などから逃げることから転じてサボると同義の言葉として用いられた。
ポール・ウィリスは著書『ハマータウンの野郎ども』において、頭脳労働から切り離された肉体労働者の上司や会社に対する距離の取り方(サボり)は、下層労働者階級の子供が教師や学校に対して取る距離の取り方(反学校化)とパラレルであると指摘し、サボりによる反抗は子供が自律性を獲得する過程で学び取られるものと述べた[4]。
日本語表現に於ける位置
この語は、名詞である外来語「サボタージュ」の一部にラ行五段活用語尾を直接付して動詞とした語である。元来日本語では、外来語は名詞としてしか借用されず、それは伝統的な外来語である漢語に於いても同じである。それらを動詞として使うには、「する」を付すのが本来的な用法である(行動する、アップロードする、など)から、このような造語法はかなり例外的である。
同様の語に、「ダブる」(重複する<double)、「トラブる」(トラブルが起こる<trouble)、「ミスる」(失敗をする<miss)、「ハモる」(融け合った和声を出すように音程を調整する<harmony)などが挙げられる。
サボりの文化
- ポーランドでは毎年3月21日を「ずる休みの日(Dzień wagarowicza)」といい、学生が学校をサボる伝統がある[5]。日本の企業でもサボり制度を作り、社員がリフレッシュとして活用することを目的として取り入れているところもある[6]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b 坂田俊策『NHKカタカナ英語うそ・ほんと』日本放送出版協会、1988年5月20日、53頁。ISBN 4-14-018006-4。
- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、436頁。 ISBN 4-309-22361-3。
- ^ 佐藤卓己 (2004年12月1日). “『毒書亡羊記』第27回 サボタージュの思い出”. 柏書房. 2014年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年1月2日閲覧。
- ^ 西澤晃彦、渋谷望 『社会学をつかむ』 有斐閣 2008年、ISBN 9784641177055 pp.168-169.
- ^ Dzień wagarowicza - skąd się wziął? - Silesion、2018年10月20日閲覧。
- ^ サボるの意味とは?語源・英語・例文・サボる人の特徴
関連項目
ふける
耽
躭
酖
「ふける」の例文・使い方・用例・文例
- 快楽にふける
- 空想にふける
- 奔放な空想にふける
- 飲酒にふけること
- 追憶にふける気分
- もの思いにふける
- 深く思いにふける人
- 自慰にふける
- 騒々しい、ふざけた歓楽にふける
- 彼は結婚後は恋愛遊戯にふけるのをやめた。
- 僕ができることは、瞳をとじて君との思い出にふけることだけです。
- 夜がふけるにつれて寒くなった。
- 彼は働いていなければならないときによく飲酒にふける。
- 彼は体によくないほど酒にふけるようになっていた。
- 彼は時々たわいもない空想にふける。
- 彼には我を忘れて楽しみにふける時間があった。
- 郷愁にふける時、私達は子供時代をこの上なく幸福な時期と考える傾向があるかもしれない。
- 悪にふける。
- たまに、その預言者は空想にふける。
- したがって、あなたはお金を自由に使う楽しみにふけることはできない。
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