北アメリカ 経済

北アメリカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 21:29 UTC 版)

経済

順位 GDP (購買力平価, 2015年)
アメリカ・ドル(100万ドル)
1 アメリカ合衆国 18,124,731
2 メキシコ 2,224,313
3 カナダ 1,640,370
4  キューバ 211,947
5 ドミニカ共和国 146,277
6 プエルトリコ 125,633
7 グアテマラ 124,941
8 パナマ 81,801
9 コスタリカ 74,324
10 エルサルバドル 52,682
順位 GDP (名目, 2015年)
アメリカ・ドル(100万ドル)
1 アメリカ合衆国 18,124,731
2 カナダ 1,615,471
3 メキシコ 1,231,982
4 プエルトリコ 103,135
5  キューバ 68,234
6 ドミニカ共和国 66,199
7 グアテマラ 66,037
8 コスタリカ 52,800
9 パナマ 47,478
10 トリニダード・トバゴ 29,210

経済規模においてはアメリカ合衆国が他を圧倒しており、北アメリカの他の国をすべて合計してもアメリカの経済規模の半分にも遠く及ばない。アメリカは一人あたりの富においても北アメリカでもっとも豊かであるが、これに関してはカナダもアメリカとほぼ同じ数字を達成している。ただしカナダの産業地帯はアメリカ国境にほど近い地域に集中しており、両国間の経済交流も非常に盛んで、事実上経済地域としてはほぼ統合された状態にある。経済面でこの両国に次ぐ力を持つのはメキシコであるが、一人あたりの富においては両国には遠く及ばない。そのほか、中米地峡やカリブ海諸国のほとんどは経済的には中進国レベル、一部は発展途上国のレベルにあり、北部の2国との差は激しい。しかし、発展途上国のなかでも特に貧しい後発開発途上国に指定されているのはハイチ1国であり[14]、その他の国は非常に貧しかったり経済が崩壊しているというわけではない。

アメリカおよびカナダは各種工業が発達しているほか、農業でも肥沃な農地と効率的な大規模農業によって生産性がきわめて高く、世界有数の食糧輸出国となっている。

アメリカとカナダの経済はほぼ統合された状態にあるが、それに加えて1992年には北アメリカ大陸南部最大の国家であるメキシコと、アメリカ、カナダの3か国が北米自由貿易協定(NAFTA)を結成して以降、メキシコの北部の各所にマキラドーラと呼ばれる保税加工区の建設が急速に進み、特にメキシコとアメリカ間の貿易が急伸した[15]


  1. ^ 石井 & 浦部 2018, p. 2.
  2. ^ 石井 & 浦部 2018, pp. 3–4.
  3. ^ 「アメリカとカナダの風土 日本的視点」p4 正井泰夫 二宮書店 平成7年4月1日第1刷
  4. ^ 矢ケ﨑 2011, pp. 12.
  5. ^ 矢ケ﨑 2011, pp. 12–13.
  6. ^ 矢ケ﨑 2011, p. 11.
  7. ^ 矢ケ﨑 2011, p. 10.
  8. ^ 矢ケ﨑 2011, pp. 14–16.
  9. ^ 石井 & 浦部 2018, pp. 16–17.
  10. ^ 石井 & 浦部 2018, pp. 2–5.
  11. ^ 石井 & 浦部 2018, p. 9.
  12. ^ 石井 & 浦部 2018, p. 134.
  13. ^ 矢ケ﨑 2011, p. 100.
  14. ^ 外務省: 後発開発途上国”. 外務省 (2012年12月). 2015年12月6日閲覧。
  15. ^ 「ラテンアメリカを知る事典」p542 平凡社 1999年12月10日新訂増補版第1刷 
  16. ^ New artifacts suggest first people arrived in North America earlier than previously thought” (英語). Life at OSU (2019年8月29日). 2021年8月24日閲覧。
  17. ^ WadeAug. 29, Lizzie (2019年8月29日). “First people in the Americas came by sea, ancient tools unearthed by Idaho river suggest” (英語). Science | AAAS. 2021年8月24日閲覧。
  18. ^ Smith, Kiona N. (2019年8月29日). “Stone tools suggest the first Americans came from Japan” (英語). Ars Technica. 2021年8月24日閲覧。
  19. ^ Davis, Loren G.; Madsen, David B.; Becerra-Valdivia, Lorena; Higham, Thomas; Sisson, David A.; Skinner, Sarah M.; Stueber, Daniel; Nyers, Alexander J. et al. (2019-08-30). “Late Upper Paleolithic occupation at Cooper’s Ferry, Idaho, USA, ~16,000 years ago” (英語). Science 365 (6456): 891–897. doi:10.1126/science.aax9830. ISSN 0036-8075. PMID 31467216. https://science.sciencemag.org/content/365/6456/891. 
  20. ^ 石井 & 浦部 2018, pp. 31–33.
  21. ^ 「ルイス=クラーク探検 アメリカ西部開拓の原初的物語」p9 明石紀雄 世界思想社 2004年12月25日第1刷
  22. ^ 石井 & 浦部 2018, pp. 102–103.
  23. ^ 石井 & 浦部 2018, pp. 104–105.
  24. ^ 石井 & 浦部 2018, pp. 114–115.





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