東亜重工
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佐々木(ささき) 声 - 本田貴子 東亜重工開発主任兼衛人整備士。 兵器開発全般にも携わっており、10年前から密かに東亜重工で一八式衛人後継機(後の一九式衛人)の開発を続けてきた。長道の出自を知らぬままその能力を評価しているが、歴史的価値のある継衛をボロボロにしたことで本人を懲らしめて以来恐れられている。(それ以降も事あるごとに長道に同様の行為を繰り返すが、そうした粗暴な振る舞いに対し谷風を想うつむぎは怒りをあらわにしていた。) 巨乳で、女性ながらかなりの長身である。ユレとは古くからの仲で、若い頃には一緒に派手な服を着て遊んでいた。長道が最上位船員会のメンバーに就任した際には、佐々木も一員であることが明らかとなった。普段から大型ソケットレンチを持ち歩き、怒らせるとレンチで首を締め上げたり殴ったりする。第1回水城乗員人気投票の女性部門においては5位にランクインしている。 のちに惑星セブンに入植する。 丹波 新輔(たんば しんすけ) 声 - 阪脩 職人気質の技術者。佐々木は昔の知人の孫に当たるらしい。 以前東亜重工で働いていた経験を持っていたため、10年前から佐々木と共に一八式の後継機となる衛人の開発を続けてきた。対ガウナ戦で活躍する長道を認めている。 落合(融合個体二号)が東亜重工の重力放射線射出装置を破壊しようとした時、命がけで未完成の射出装置の電源をシドニアに接続、すんでの所でシドニアの危機を回避した。 シヂミ 東亜重工社員。 高コスト実験機を初めての担当とする。長道がやむをえず機体を恒星レムに墜落させた際の反応に、同機への思い入れがうかがわれる。継衛改二のスペックや兵装も熟知しており、なんらかの関与があると思われる。大シュガフ船総攻撃作戦のさなか、ガウナの攻撃により第1攻撃艦隊が重力放射線射出装置の爆発によって爆散、行方不明となっていたが、つむぎにより命を救われ、重篤のつむぎの安否を心配している。 のちに新シドニアの技術主任として、新天地を求めて旅に出る。 金打ヨシ(かねうち・よし) 東亜重工整備士。小説オリジナルキャラクター 東亜重工に入社して間もない、中性の若者。丹波の下で一八式衛人の整備を担当しているものの、丹波には一人前扱いされておらず、ヨシ自身も衛人操縦士として宇宙を駆けたいという幼い頃からの夢をあきらめきれていない。一八式衛人の安全装置を解除し、機体性能を極限まで引き出す装置・拡張機能操作機を自作し、仮象訓練装置に持ち込んで不正に高得点を出そうとするが、その様子を仄シリーズの一人・仄燧(ほのか・すい)に目撃され、拡張機能操作機を脅し取られる。しかし自分の作ったものが他人に必要とされる気分はそう悪くはなく、やがて燧に進んで協力するようになる。
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東亜重工
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有力な開発・生産企業で、衛人を始めとする各種兵器、操縦服などの装備類、船内の設備・備品や日用品に至るまで様々な研究開発と生産を担っている。一八式衛人の生産を岐神開発に奪われたため規模を縮小していたが、一九式衛人の開発で復活する。名称は作者の複数の作品に登場する企業名で、一種のスター・システム的なガジェット。
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東亜重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 02:00 UTC 版)
庚造一(かのえ ぞういち) 驚異的な身体能力を持つ本編の主人公。一連の東亜重工製合成人間としては最初に完成した男性型エージェント。パートナーであるカノエ・フユと「庚班(かのえはん)」を組み、「安全保障部特務員」としてDRFの野望を止める使命を持つ。わずか1年間ほどで製造されているが、識臣と呼ばれる体感時間を加速させる仮想空間環境において育成され、その精神は20年程度の成長過程を経験している。 口数が少なく冷静沈着に任務を実行するが、内面的には直情的な面があり、しばしば強硬手段による問題解決をはかろうとする。また、他者に対する深い情も持ち合わせており、自分の母親に当たる黒川の娘がN5SVに感染させられた際や、「復物主の世界」で一般民の虐殺を止められなかった時など、自分の無力さに憤ることも多い。 N5SVにより汚染された人工島9JOへ都市浄化の支援と称して潜入するが、本来の目的はN5SV適応者・イオン・グリーンの保護であった。しかし、巡回査察員の妨害によってイオンの確保には失敗。彼女を追ってDRFの重要施設である第3MSCFに向かう。復物主の誕生の最終局面では、ナレインを取り込んだニアルディを足止めするため最後まで戦闘に参加する。発芽した復物主による時空の混乱によって、突如として誕生より数千年が経過した「復物主の世界」の第1区画へと転送される。 復物主の世界では地球と大きく掛け離れた様相に戸惑っていたものの、「復物主の子」であるフニペーロを守ることを決意。以来、400年に渡ってDRFとの戦いを続け、第1区画から第11区画までのDRFを壊滅させる。第12区画においてフユとフニペーロと共にニアルディとの直接対決に臨む。 カノエ・フユ 庚造一のパートナーである女性型のAI(人工知能)。実体を持たない電子的な存在であるが、造一らと共に識臣で仮想的な成長過程を経験している。造一の重二輪「HDC-08B-3」に搭載され、優れたハッキング能力によってDRFの情報を収集するなど、造一のサポートを行う他、重二輪を操作しての援護も行っている。第三者に対してコミュニケーションを取るときには自身の立体映像を映写する他、相手の脳に直接同調し、会話する「脳同調接続」を行う。 人工知能とはいえ、その精神は人間と何ら変わりなく、造一と同様に力を持たない人々に対する深い情を持つ。また、直情的傾向に走る造一を諌めることも多いが、実際に間に合うことはあまりない。 壬二銖(みずのえ にしゅ) 東亜重工製の女性型合成人間。ミズノエ・シンと「壬班(みずのえはん)」を組むエージェント。造一のことを「造一兄さん」と呼んでいたため、少なくとも造一よりは後に完成したと思われる。造一よりも更に過激な性格で、パートナーであるシンに任務についての愚痴をこぼしたりと、人間味ある一面を見せることもある。 造一と同様にエージェントとして活動を行っており、DRFの創設メンバーの1人、レーフ・グレブネフ追跡の任務に就いている。9JOにおいて「レーフの息子」であるコズロフをCEUの追手から救出後、拘束する形で同行させる。その際五宇を殺害した巡回査察員ヒグイデと遭遇するが、なんとか逃げおおせることに成功し、レーフの手掛かりを追って「レーフの代理人」との接触を図る。第3MSCFには造一に遅れて到着。造一と共に大陸繋留索の本体へと向かう避難民のシャトルを護衛し、目的地へ到着したと思われるが、復物主の世界での消息は不明。 ミズノエ・シン 二銖のパートナーである男性型人工知能。アームで操作する「爪」を持つ近接型の重二輪を操る。直情傾向の強い二銖を諌めようとする点でもフユに共通する。二銖と同様、復物主の世界での消息は不明。 丁五宇(ひのと ごう) 東亜重工製の男性型合成人間。仲間と同様に「丁班(ひのとはん)」としてエージェントの活動を行っていた。MSCFの一つを壊滅させた際、DRFによって作られた疑似N5SVを発見してCEUの追撃を受ける。パートナーのタイラに疑似N5SVを託して脱出させたものの、巡回査察員ヒグイデに殺害された。 五宇の登場するエピソードは、番外編「BIOMEGA interlink」にて描かれている。 ヒノト・タイラ 五宇のパートナーである女性型人工知能。タイラが搭載されていた重二輪が大破してしまった後は、彼女のモジュールのみ強制的に脱出させられた(「BIOMEGA interlink」にて)。その後はコズロフによって回収され、壬班に合流する。コズロフや「レーフの代理人」と共に行動し、DRFの飛行船に乗って発芽直前の復物主の前に登場。一度はニアルディの蒔いた花粉をレーザーで焼くことに成功するも、最終的には発芽を阻止できなかった。「復物主の世界」の誕生に際しての時空の混乱で、誕生より数千年後(造一たちの出現時間よりさらに数百年後)へ転送される。 転送より12年後に、成長したフニペーロのメッセージを受け取り、引き続きコズロフのパートナーとしてニアルディを倒す装置への旅に同行した。 黒川真村(くろかわ まむら) 東亜重工の研究員。合成人間開発プロジェクトの主任を務めていた。通称「黒川博士」。本社陥落の際に巡回査察員に拘束され尋問を受け、現在はDRFの管理下にある。DRFの査察を行っていた巡回査察員の前に変わり果てた姿で登場した。その後の動向は不明。 黒川の娘 黒川博士の娘。名前は未出。識臣に接続し仮想空間内で造一やフユらの教育係を務めており、彼らにとっては母親役でもある。東亜重工を占拠したCEU部隊により拘束、黒川博士尋問のためにマスクを外され、N5SVに感染。意識が消え去る寸前に到着した造一・フユと対話した後、ドローン化。その直後に、東亜重工は自爆により壊滅している。 追撃部隊 連載終了後の2013年に発表された4人。「ある試作体を追う為に作られた」という設定。また合成人間の1/6フィギアの企画も進行している。
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東亜重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 02:00 UTC 版)
9JOに造一らを派遣した巨大企業。本社ではなく本土と呼ばれ、また他の企業「旧Ѵ(イジッツァ)社」についても「Ѵ領区」といった表現が見られるため、国という概念が企業に取ってかわられた可能性もある。
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東亜重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:49 UTC 版)
「#用語:東亜重工」も参照 メンサーブ 東亜重工第8空洞の艦載(管理)AI。女性のトルソの様な体を持ち、腕は必要に応じて生成する。セウを従え、第8空洞の住民を救うべく、イヴィら珪素生物の侵攻から守っている。 最初期に狂ったAIで、特定個人に過ぎないはずのセウを「最優先」に考えている。狂い始めたAIの中でもより重症だったため、実質的に他のAIから接触を禁じられている(除名されている)。イヴィ、メイヴとの戦闘でセウが負傷し、「転送」を使用して撤退するが、その際に巻き込まれた霧亥らは狂ったシステムの影響で別の特異点のような場所に転送された。 データ化されて保存されている住民を救うべく奔走し、後に霧亥たちにセウの遺伝子情報を提供する。 セウ メンサーブの護衛を担う成人男性。甲冑に身を包み、長剣を振るって戦う。その姿の通り騎士をモチーフとしており、初登場回のタイトルは「電基騎士」となっている。また、手にした長剣の刀身にも「電基騎士」と読める刻印がある。 メンサーブに忠実に従い、東亜重工に侵入した珪素生物の排除を試みる。度重なる負傷の治療の副作用によって片言で話す程度にまで知性が退行してしまうが、中央AIの崩壊と共に正気に戻る。 メンサーブに保護されていたため、彼の遺伝子はネットスフィアへの仮接続申請の資格を満たす状態で保存されており、後にダフィネに使用された。 中央AI 東亜重工の艦載(管理)AI達による集合体。本来は13区画毎に艦載(管理)AIが存在したが、度重なる事故により次第に異常に陥り始め、幾つかは珪素生物により破壊されたため、複数の協議回路により発狂を防ぐべく、最後に残ったAI達が集合して中央AIとなっている。 統治局との「協定」を破棄して東亜重工そのものの移動を考えているが、重力炉の異常により「転送」ができないため、重力炉を正常化すべく、一度ないし何度か禁断の「世界線変移」を起こしている。そのため複数の世界線が絡み合い、「時空」が重複してしまっている。しかし、東亜重工内の人間を基にした世界線の蓋然性データでは、どれも現状打破の世界線には通じておらず、そこに霧亥とシボがやってくるという何百年来の変化が生じたことで、シボの世界線をいじることになる。
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東亜重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:49 UTC 版)
円筒状の構造物の呼称であるが、厳密には遥か過去に忘れ去られた大企業の名であり、作中の構造物は、東亜重工が何か未知の目的のために送り出した「移民・探索宇宙船」である。
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