日本仕様車
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バブル絶頂期の1989年末にヤナセから発売。ラインナップは4速AT仕様のみである(本国では5速MTが標準)。また、右ハンドル仕様のV8自体は生産されていたものの、日本向けは左ハンドル仕様のみとされた。980万円という価格は出力的にやや格下のBMW・735iや、同じくヤナセが発売していたメルセデス・ベンツ・300SEと同等で、同クラスの輸入車には優位性を見出せる価格であった。 しかし、同時期に国内の2大メーカーが発表した高級車トヨタ・セルシオ、日産・インフィニティQ45はさらに低価格かつあらゆる部分でV8と同程度かそれ以上の性能を有したために、知名度・話題性は完全に両者に取られる形となった。 1991年にプラットフォーム変更のマイナーチェンジ、1992年にエンジン換装及びダブルエアバッグ装備のマイナーチェンジを施したが、同じ時期にメルセデスはSクラスのフルモデルチェンジを行い、BMWもV8エンジンを投入するなど攻勢を強めたため販売不振となり、1993年モデルを最後に販売を打ち切った。 V8クワトロ(1989年-1991年)V型8気筒 DOHCエンジン 3,562cc、250ps/5,800rpm、34.7kg·m/4,000rpm、4速AT V8クワトロ(1991年-1993年)V型8気筒 DOHCエンジン 4,172cc、280ps/5,800rpm、40.7kg·m/4,000rpm、4速AT
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日本仕様車
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「日産・ノート E12」の記事における「日本仕様車」の解説
グレードは廉価モデルの「S」系(初期のみ)と普及モデルの「X」系、そして最上級モデルの「MEDALIST」が用意されている。「X」にはインテリジェントキーやフロントスピーカー、6:4分割可倒式リアシートなどが「S」系に加えて装備され、「MEDALIST」では「X DIG-S」に加えオートライトやアラウンドビューモニターなどが標準装備され、メッキドアハンドルが装着される。 「S」系にはFFモデルのみが用意され、NAエンジンを搭載する「S」とSCエンジンを搭載する「S DIG-S」の2グレードが用意される。「X」系にはFFモデルとしてNAエンジン搭載の「X」およびSCエンジン搭載の「X DIG-S」が用意され、加えてNAエンジン搭載のモーターアシスト4WDモデルの「X FOUR」が用意される。なお、「MEDALIST」は1グレード構成でSCエンジン搭載のFF車のみが用意される。「S DIG-S」は低燃費モデルであり、専用の15インチエコタイヤやホイールカバーや専用エアダムが装備される。 最上級グレードの「MEDALIST」(メダリスト)は、ティーダのコンセプトを継承するモデルでもあり、ローレルの同名グレードから来ている。日本市場におけるティーダのかつての顧客に後継車であると分かりやすいよう設定された。なお、専用色として(「X DIG-S」に設定されているボディカラーに加えて)「ビートニックゴールドメタリック(オプションカラー)」が設定される。 2013年(平成25年)7月には特別仕様車「エアロスタイル」が発売された。これは、「X」「X DIG-S」「X FOUR」をベースに、フロントグリルをピアノ調の専用デザインに、15インチアルミホイールをダークメタリック塗装にそれぞれ変更するとともに、プロテクター(フロント・サイドシル・リアアンダー)、フォグランプ、本革巻3本スポークステアリングが装備されたモデルである(オーテックジャパン扱い)。 2015年(平成27年)11月には特別仕様車「ブランナチュール インテリア」が発売された。これは、「X」「X DIG-S」「X FOUR」をベースに、ブラウンとアイボリーの合皮コンビシートを採用するとともに、シートセンターとドアトリムにベージュのジャガード織物を採用。さらに、専用クラスターフィニッシャー、本革巻3本スポークステアリング、メッキアウトサイドドアハンドルなども装備した。 2016年(平成28年)5月には特別仕様車「Vセレクション+Safety II」が発売された。これは、2014年(平成26年)10月のマイナーチェンジと同時に発売された「Vセレクション+Safety」のバージョンアップ仕様で、今回は「MEDALIST」は非装備・その他のベースグレードはメーカーセットオプション設定となっている踏み間違い衝突防止アシスト、アラウンドビューモニター(MDO(移動物検知)機能付)、ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー、フロント&バックソナーを特別装備して安全性を強化したほか、ベース車に標準装備されている「MEDALIST Vセレクション+Safety II」を除く全グレードにはLEDヘッドランプと日産オリジナルナビ取付パッケージを、「X Vセレクション+Safety II」と「X DIG-S Vセレクション+Safery II」には通常はメーカーセットオプション設定となっているヒーター付ドアミラーをそれぞれ特別装備した。グレード体系も、「Vセレクション+Safety」にラインナップされていたX系グレードに加え、「MEDALIST」系グレードにも新たにラインナップした。 2017年(平成29年)9月の一部改良では、新グレードとして「ブラックアロー」を追加(「S」・「e-POWER S」を除くすべてのグレードに設定)。外観はルーフやドアミラー、アウトサイドドアハンドルをブラック化し、ダークメタリック塗装の15インチアルミホイールを採用。内装ではトリム(ルーフトリム・ピラー等)をブラック化し、シートやドアトリムクロス、フィニッシャー類に専用カラーを設定した。併せて、「e-POWER X ブラックアロー」と「e-POWER MEDALIST ブラックアロー」には、インテリジェント クルーズコントロールやインテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)が標準装備される(なお、これらの装置は「e-POWER MEDALIST」にも標準装備されており、「e-POWER X」にはメーカーオプションで設定される)。 同年10月に正式設定が発表された特別仕様車「C-Gear」は、「X」「X FOUR」「e-POWER X」をベースに、フロントグリルをダーククロムに、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーをグロスブラックに、シートクロス(トリコット)はグリーン色をあしらった専用仕様にそれぞれ変更したほか、ダークメタリックのスタイリングガード(フロント・サイド・リア)やホイールアーチガーニッシュ、アクセントカラーのフィニッシャーを施したフォグランプ、専用ルーフモールを装備。また、ベース車ではオプション設定であるLEDヘッドランプ(ロービーム、オートレベライザー付、プロジェクタータイプ、LEDポジションランプ付)と185/65R15 88Sタイヤ&15インチアルミホイールも装備し、アルミホイールを本仕様車用にグロスブラックの専用デザインとした。さらに、「e-POWER C-Gear」には「e-POWER NISMO」同様に、タイヤとアルミホイール(ただし、アルミホイールのデザインは「C-Gear」専用となる)を16インチにサイズアップし、サスペンションと電動パワーステアリングに専用チューニングを、クロスバー(フロント・テール)、サスペンション、ステー(メンバー・センタートンネル)に補強をそれぞれ施し、ファインレスポンスVCMを装備した「ツーリングパッケージ」がオプションで設定される。なお、本仕様車はオーテックジャパンの扱いで、持ち込み登録となる。 2018年12月に発売された特別仕様車「C-Gear Limited」は、前述した「C-Gear」の装備内容に加え、ルーフスポイラー(車体色)と「日産オリジナルナビ取付パッケージ(リアスピーカー、GPSアンテナ、TVアンテナ、TVアンテナ用ハーネス)」を追加で特別装備したものである。 2019年10月に発表・発売された特別仕様車「Vセレクション」は「X」、「e-POWER X」、「e-POWER X FOUR」をベースに、ベースグレードではオプション設定となる装備が特別装備されており、3グレード共通で日産オリジナルナビ取付パッケージ+ステアリングスイッチが装備されるほか、「X Vセレクション」にはオートエアコン+外気温計とピアノ調フィニッシャー(センタークラスター+センタークラスターサイド)が、「e-POWER X Vセレクション」と「e-POWER X FOUR Vセレクション」にはLEDヘッドランプ、インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)、インテリジェント ルームミラー(インテリジェント アラウンドビューモニター表示機能付)がそれぞれ特別装備され、「e-POWER X Vセレクション」には「e-POWER X FOUR」に標準装備されているヒーター付ドアミラーも特別装備される。
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日本仕様車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 20:25 UTC 版)
2016年1月27日、日本仕様を発表。全車AWDのみの設定となり、搭載されるエンジンは全車直4・ガソリン2.0L直噴ターボとなるが、トップレンジの「T8」はそれに電気モーターを組み合わせたPHEVとなり、システム出力407PSを発生。モーターのみで35.4kmの走行が可能。「T6」は320PSのターボチャージャー&スーパーチャージャー、「T5」は254PSのターボチャージャーとなる。後発でディーゼルモデル「D5」を発表、発売。ガソリンモデルと同じくDrive-Eに則り2L直列四気筒ディーゼルターボを搭載し235ps/480Nmを発揮する。また、新システムとしてパワーパルステクノロジーを日本仕様ディーゼルエンジンとして初採用。発進加速時にターボ内へ圧縮空気を送り込みターボラグを減らすことができる。
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日本仕様車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:05 UTC 版)
ヤナセが1983年から輸入を開始している。100/200ともに輸入されたが、200アヴァントのみ輸入されなかった。 100CD5E(1983年)/CD(1984-1985年)直列5気筒 SOHCエンジン、2,144cc、105馬力、3速AT 100CC(1984-1985年)直列5気筒 SOHCエンジン、2,144cc、105馬力、3速ATCDグレードの廉価版、アルミホイールやリアヘッドホンジャックなどが省かれていた。 100アヴァントCD(1984年-1985年)直列5気筒 SOHCエンジン、2,144cc、105馬力、3速AT 100CD(1986-1988年)/2.3E(1989-1991年)直列5気筒 SOHCエンジン、2,309cc、135馬力、3速/4速AT(1991年)1986年モデル以降は全車2.3Lエンジンに換装された。 1989年のマイナーチェンジで名称を2.3Eと変更し、インストゥルメントパネルのデザインが新しい物に変更された。翌90年にはATが4速化された。 ウッドパネルが装着された。 100CSターボ(1987-1988年)/ターボ(1989-1991年)直列5気筒 SOHCターボ、2226cc、165馬力、3速AT1986年モデルで200ターボの輸入が打ち切られた結果、1987年から100ターボが導入された。 100アヴァントCD(1986年-1988年)/アヴァント2.3E(1989-1991年)直列5気筒 SOHCエンジン、2,309cc、135馬力、3速AT 200ターボ(1984-1985年)直列5気筒 SOHCターボ、2,144cc、140馬力、3速AT 200ターボ(1986年)直列5気筒 SOHCターボ、2226cc、165馬力、3速AT 200クワトロ(1986-1989年)直列5気筒 SOHCターボ、2226cc、165馬力、5速MTこのクラスの輸入車では珍しい5速MTのみの設定となっていた。 200クワトロ20V(1990-1991年)直列5気筒 DOHCターボ、2,226cc、220馬力、5速MT5気筒ターボは4バルブDOHC化される。後のアウディ・S4(Sシリーズ)の礎となるモデルといえる。
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日本仕様車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:05 UTC 版)
ヤナセが1991年から輸入を開始したが、1992年に販売方法を巡ってフォルクスワーゲン・アウディ・グループ(VAG)とヤナセが決裂し新たにファーレン店とデュオ店で販売するようになった。 100 2.3E(1991-1994年)直列5気筒 SOHCエンジン、2,309cc、130馬力、4速AT1993年に運転席エアバッグを装備すると同時にプロコン-テン安全システムを廃止した。 100 2.8E(1991-1994年)V型6気筒 SOHCエンジン、2,771cc、170馬力、4速AT 100 2.8Eクワトロ(1993-1994年)V型6気筒 SOHCエンジン、2,771cc、170馬力、4速AT 100 2.8Eアヴァント(1993-1994年)V型6気筒 SOHCエンジン、2,771cc、170馬力、4速AT S4(1993-1994年)直列5気筒 DOHCターボ、2,226cc、230馬力、4速AT
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日本仕様車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:02 UTC 版)
日本仕様車は、セダン、ワゴンともにディーゼル車には「XD」および「XD L Package」の2グレードが用意され、ガソリン車には2Lエンジン搭載の「20S」と2.5Lエンジン搭載の「25S L Package」が用意される。「L Package」は前席パワーシートや19インチホイールなどが装備される上位グレードである。トランスミッションはディーゼル車については「XD」「XD L Package」とも6ATと6MTから選択できるが、ガソリン車は全て6AT車のみとなる。 2015年1月の大幅改良では、「XD」系のグレードに4WDモデルが新設定されるほか、「20S」および「XD」には、防眩ハイビーム機構付きのアダプティブLEDヘッドライト(ALH)のほか、後方や側方からの接近車両を警告するブラインド・スポット・モニタリング(BSM)およびレーンキープ・アシスト・システム(LAS)を標準装備した新グレード「PROACTIVE」が設定される。
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日本仕様車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 05:11 UTC 版)
「メルセデス・ベンツ・W205」の記事における「日本仕様車」の解説
日本ではまず、1,595cc直列4気筒ターボエンジン、1991cc直列4気筒ターボエンジンが導入され、2015年にはディーゼルエンジンとプラグインハイブリッドモデルが追加された。グレード体系はセダンは先代から引き続き設定されるC180・C180アバンギャルド・C200アバンギャルドに加え、高出力・高トルク仕様エンジンを搭載した新設のC250スポーツの他、367馬力を誇るV6ツインターボを搭載したC43 4MATIC、510馬力を超えるエンジンを搭載しサーキット走行に最適化されたメルセデスAMG C63・メルセデスAMG・C63 Sを加えた8グレードが設定される。ステーションワゴンは先代から引き続き設定されるC180ステーションワゴン・C180ステーションワゴン アバンギャルド・C200ステーションワゴン アバンギャルドに加え、C180ステーションワゴン スポーツ・C200ステーションワゴン スポーツ・C250ステーションワゴン スポーツ・メルセデスAMG C43 4MATICステーションワゴン・メルセデスAMG C63ステーションワゴン・メルセデスAMG C63 S ステーションワゴンが追加された9グレード展開となる。ステーションワゴンのグレード体系が多いのは、納期短縮を図るため、先代まで設定されていたオプションパッケージを廃止し、セダンではオプション設定となっている装備品をほぼ標準化したグレードが設定されているためである。これ以降のメルセデス・ベンツの日本仕様車はステーションワゴンならびにクロスオーバーSUVモデルにはオプションパッケージは採用されなくなった。クーペはC180 クーペ スポーツ・C180 クーペ スポーツ+・メルセデスAMG C63 クーペ・メルセデスAMG C63 Sの4グレード展開である。カブリオレはC180カブリオレ スポーツ・C300 カブリオレ スポーツ・メルセデスAMG C43 4MATIC カブリオレ・メルセデスAMG C63 S カブリオレの4グレード展開で、C300 カブリオレ スポーツは受注生産となる。 エアサスペンションである「AIRMATICサスペンション」はC250スポーツに標準装備。C200アバンギャルドはオプション。装備はバージョンにより異なり「レーダーセーフティパッケージ」、「エントリーパッケージ」、「ベーシックパッケージ」、「プレミアムパッケージ」、「レザーエクスクルーシブパッケージ」、「AMGライン」が用意される。ただし装備は一部重複。 なお、セダン・ステーションワゴン共に、C180系とC200系は「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を、C250 スポーツは「平成21年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定をそれぞれ取得。さらに、JC08モード燃費を向上したことで、全車「平成27年度燃費基準+20%」を達成した。クーペのC180系とカブリオレのC180 スポーツ・C300 スポーツは、セダン・ステーションワゴンのC180系・C200系同様に「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得するとともに、「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。 2015年3月6日、セダンに特別仕様車「C200 Exclusive Line Limited」を発表し、同日より注文受付を開始。現行のカタログモデルでは設定されていないボンネットのスリーポインテッドスターマスコットや3本のルーバーを備えたラジエータグリルを備えた専用のフロントデザインを採用し、細身のスポークを放射線状に配した専用17インチマルチスポークアルミホイール、専用シート、専用レザーARTICOダッシュボード、専用カーペットを装備。内装はレザーツイン/DINAMICA仕様と本革仕様の2種類を用意しており、レザーツイン/DINAMICA仕様にはベーシックパッケージを、本革仕様にはレザーエクスクルーシブパッケージをそれぞれ装備した。ボディカラーは「ポーラーホワイト(ブラック内装)」と「カバンサイトブルー(クリスタルグレー内装、本革仕様専用色)」の2色を設定した。590台の限定販売である。 同年5月27日に、メルセデスAMG・GTと同じ基本設計としたAMG 4.0L・V8直噴ツインターボエンジンであるM177型や電子制御式7速スポーツトランスミッション「AMGスポーツシフトMCT」を搭載したハイパフォーマンスモデル「メルセデスAMG・C63」を発表(同日より注文受付を開始、同年10月ごろ発売開始)。同時に、外観にマットブラックペイント19インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)、ハイグロスブラックパーツ(セダンは専用装備としてAMGトランクリッドスポイラーリップにも採用)、サイドデカール、レッドアクセントを、内装にAMGレッドカーボン/アルミニウムインテリアトリム、AMGパフォーマンスシート(前席、レッドダイヤモンドステッチ入り)、AMGパフォーマンスステアリング(レザーDAINAMICA、Edition 1ロゴ・レッドセンターマーキング・レッドステッチ入り)、ナッパレザードアセンターパネル(レッドダイヤモンドステッチ入)、レッドシートベルト、レッドパイピング付AMGフロアマットを装備し、セダンにはステーションワゴンに標準装備されているエクスクルーシブパッケージを、ステーションワゴンにはブラックルーフレールをそれぞれ装備した特別仕様車「メルセデス・AMG C63 S Edition 1」も注文受付を開始した(セダン350台、ステーションワゴン50台の計400台限定販売)。なお、発売は10月頃を予定しているカタロググレードに先駆けて「Edition 1」から先に発売され、セダンは同日より発売開始、ステーションワゴンは6月中旬頃からとされた。ハンドル位置はセダンは左右選択可、ステーションワゴンは従来通り右のみ。なお現行モデル全体としては、日本仕様車ではAMGモデルのセダンのみに左ハンドルが設定され、それ以外は全て右ハンドルのみの設定となる。 同年7月16日に、特別仕様車「C200 Sports Edition」を同年7月下旬より700台限定で発売することを発表し、同日より注文受付を開始。「C200 アバンギャルド」をベースに、現行モデルの日本仕様車ではAMGモデル以外では初となる左ハンドル仕様とし、AMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー、サイド&リアスカート)、18インチAMG5スポークアルミホイール、AMGスポーツステアリング、レザーARTICOダッシュボード、ステンレスアクセル&ブレーキペダル(ラバースタッド付)、AMGフロアマット、Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク(フロント)、AIRMATICアジリティパッケージで構成されたAMGラインを特別装備。前席シートの仕様に合わせて装備内容が一部異なる2仕様が用意されており、レザーARTICO AMGスポーツシート(前席)を採用したベース仕様にはパークトロニック、アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)、前席シートヒーターで構成された「ベーシックパッケージ」を特別装備。レザーARTICO AMGスポーツシート(前席)を採用した本革仕様は、「ベーシックパッケージ」に加え、ヘッドアップディスプレイ、自動開閉トランクリッド、ハンズフリーアクセス(トランク自動開閉機能)、助手席メモリー付パワーシート、助手席電動ランバーサポート、エアバランスパッケージ(空気清浄機能、パフュームアトマイザー付)を追加した「レザーエクスクルーシブパッケージ」とパノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)を特別装備した。 同年7月21日に、メルセデスAMGが専用開発した高出力V6エンジンとパフォーマンス指向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を備えた新コンセプトの「AMGスポーツモデル」第一弾として、「C450 AMG 4MATIC」を発表し、同日より注文受付を開始(同年9月発売開始予定)。エンジンの高出力V6エンジンには、最大圧力200barのピエゾインジェクタとスプレーガイド式燃焼システムにより常に最適な燃焼環境を作り出し、クランクケースとシリンダーヘッドをアルミニウム製とすることで軽量化を実現し、シリンダーウォールには摩擦低減と高強度を実現する「NANOSLIDE」加工を施した276M30型を搭載。最高出力360PS(270kW)、最大トルク53.0kgm(520Nm)を発揮し、0-100km/h加速はセダンで4.9秒、ステーションワゴンで5.0秒のハイパフォーマンスを実現するとともに、「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」認定も取得。四輪駆動システム「AMG 4MATIC」はCクラスでは初採用となり、駆動力の変動によるステア特性の変化が少ないため、直線でもコーナーでもドライバーの意志とひとつになって正確に路面をトレースする安定した挙動を実現し、33:67のリア寄りのトルク配分とし、ロッキングトルクを低めに設定した。また、ハイパフォーマンスモデルの「メルセデス・AMG C63」同様に、足回りには「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」を採用したほか、ステアリングギアレシオを14.2に設定されたラック&ピニオン式を採用し、車速や「AMGダイナミックセレクト」のドライブモードによってパワーアシスト量が変化する電動パワーステアリングも備えた「AMGパラメーターステアリング」、ブレーキはフロントに360mmのドリルドベンチレーティッドディスク、リアに320mmベンチレーティッドディスクを採用。外観はシングルルーバー付ダイヤモンドグリル、AMGトランクリッドスポイラーリップ、ブラックデュアルツインエグゾーストエンド、ハイグロスブラック19インチAMGツインスポークアルミホイールなどを採用し、アクセントとしてフロントスポイラー、フロントグリルのルーバー、リアディフューザーなどにハイグロスブラックを施し、エンジンカバーにレッドのVラインをあしらった。なお、「C450 AMG 4MATIC」は左ハンドルのみの(右ハンドルはまだ開発されていない)車種である。 同年9月28日にはクリーンディーゼルモデル「C220 d」(欧州名「C220 BlueTEC」)を発表し、同日より注文受付を開始(10月販売開始)。2.2L・直4のBlueTECエンジンを搭載し、Cクラス初の9速AT「9G-TRONIC」を搭載した。グレード体系はセダンは「C220 d AVANTGARDE」のみの設定、ステーションワゴンは「C220 d AVANTGARDE」と「C220 d Sports」の2グレードを展開しており、「C220 d Sports」には本革仕様も設定されている。 同年12月4日にはプラグインハイブリッドモデル「C350 e」(欧州名「C350 PLUG-IN HYBRID」)を発表し、同日より注文受付開始(2016年1月販売開始)。エンジンには「C250 Sports」に搭載されている2.0L・直4の274型を採用し、これにブースト機能を備えた電気モーターを組み合わせることで、システム全体の最高出力279PS、最大トルク600Nmのハイパワーを発揮。また、走行環境やバッテリー残量に応じてエンジンと電気モーターを併用し、電気モーターのブースト機能で途切れのない加速感も味わえる「HYBRID」、電気モーターの単独走行ができる「E-MODE」、その時点でのバッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、走行しながらバッテリーを充電する「CHARGE」の4つのモードを備えている。さらに、アクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることにより、EVモードとハイブリッドモードの切り替えポイントを明瞭化する「プレッシャポイント機能」とレーダーで先行車両との車間距離や速度差を測定してアクセルペダルに2回のノックパルスを発生させることでドライバーにアクセルペダルから足を離す適切なタイミングを知らせる「ダブルパルス機能」で構成された「インテリジェントアクセルペダル」を採用した。 2016年4月15日にはセダンとステーションワゴンにラインナップされているAMG 4.0L V8直噴ツインターボエンジンを搭載した「メルセデスAMG C63」・「メルセデスAMG C63 S」をクーペにも設定することを発表し、同時に「メルセデスAMG・C63 S クーペ」をベースに、外観は19/20インチAMG 5ツインスポークアルミホイール(鍛造)にマットブラックペイントを、フロントスポイラーのセンター部分・リアバンパー・ドアミラー・ウインドウアーチモールにハイグロスブラックパーツをそれぞれ採用したほか、リアのトランクリッドスポイラー・テールパイプのトリム部分・リアディフューザーを専用デザインに変更。内装はイエローダイヤモンドステッチを施したAMGパフォーマンスシート(前席)、ナッパレザードアセンターパネルをはじめ、レザーDAINAMICA製AMGパフォーマンスステアリングなどを採用した特別仕様車「メルセデスAMG C63 S クーペ Edition 1」も発表された(7月31日受注受付分までの期間限定販売)。なお、受注受付はカタロググレード・「Edition 1」共に同日より開始となるが、発売は「Edition 1」が6月、カタロググレードが8月からとなる。 同年8月19日には、クーペの新モデルとして、「C300 クーペ スポーツ」を追加。外観はフロントスポイラーリップ、ドアミラー、リアスポイラーにブラックのアクセントを加え、ハイグロスブラックペイントを施した19インチAMGマルチスポークアルミホイールを装着。内装は本革シートやエアバランスパッケージに加え、インテリジェントライトシステムとアダプティブハイビームアシストプラスを標準装備した。エンジンは2.0L 直列4気筒BlueDIRECTターボエンジン274型を本モデル用に高出力・高トルク仕様で搭載し、トランスミッションは9速AT「9G-TRONIC」を採用。これにより、JC08モード燃費14.4km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+5%」を達成した。なお、本モデルは受注生産となる。併せて、セダンとステーションワゴンに設定されている「メルセデスAMG C43 4MATIC(旧「C450 AMG 4MATIC」)」を一部改良(同日より注文受付開始、発売は同年9月より)。トランスミッションを9段に多段化した「9G-TRONIC」に変更するとともに、前後トルク配分を従来の33:67から31:69にリアドライブ側にシフト。また、「メルセデスAMG C63」と同じくSPORT HANDLINGモードを追加した3モードESPを採用し、サーキットなどでのスポーツ走行時に車両の状況が把握できるAMGメニューも追加された。さらに、AMGロゴ付ダイヤモンドグリルやブレーキキャリパー、サイドステップカバーを採用し、「メルセデスAMG・C63」と同じセンターホイールキャップを装着。AMGエンブレム付キーカバーも装備された。また、従来からの左ハンドル仕様に加えて右ハンドル仕様が追加され、クーペにも同一仕様の「メルセデスAMG・C43 4MATIC クーペ」が新たに設定された(クーペは右ハンドル仕様のみの設定)。 2017年2月1日にセダン・ステーションワゴン・クーペを一部改良。セダン・ステーションワゴンは、Cクラスの4気筒エンジン仕様で初となる4MATIC(4輪駆動)モデル「C200 4MATIC アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)」、「C200 4MATIC ステーションワゴン スポーツ」を追加。既存モデルは「C200 アバンギャルド」・「C220d アバンギャルド」(それぞれのスポーツを含む)において、従来、標準装備となっていた「レーダーセーフティパッケージ」をオプション設定化したことで、車両本体価格を値下げ。併せて、「C180 ステーションワゴン」に「レーダーセーフティパッケージ」を新たにオプション設定した。また、従来は「C350 e アバンギャルド」専用色だった「ブリリアントブルー(メタリックペイント)」が、「Mercedes-AMG C63/C63S」を除く全車にオプションで設定された。そして、「C180」・「C180 アバンギャルド」・「C200 アバンギャルド」(ステーションワゴンに設定の「スポーツ」を含む)は従来の7速から9速AT「9G-TRONIC」に変更。セダンにオプション設定されている「プレミアムパッケージ(「C180 アバンギャルド」、「C200 アバンギャルド」、「C220d アバンギャルド」、「C250 スポーツ」に設定)及び「エクスクルーシブパッケージ(「メルセデスAMG・C43 4MATIC」に設定)」にヘッドアップディスプレイを追加。ステーションワゴンは一部モデルにヘッドアップディスプレイを標準装備した。クーペはエントリーモデルとなる「C180 クーペ」を追加するとともに、既存の「C180 クーペ スポーツ」はセダン・ステーションワゴンの一部モデル同様に従来の7速から9速AT「9G-TRONIC」に変更するとともに装備内容を見直し、前席にシートヒーターとメモリーシートを追加するとともに、ドアを閉めてイグニッションをオンにするとシートベルトが自動的に前方に押し出され、シートベルトの引き出しを簡易的にするオートマティックベルトフィーダーも標準装備した。 同年7月25日、一部改良並びにセダン・ステーションワゴン特別仕様車「ローレウスエディション」を発売。特別仕様車「ローレウスエディション」は、ガソリン車の「C180」とディーゼル車の「C220 d」が用意されており、全車共通で「AMGライン」を装備(ただし、メーカーオプションの「AMGライン」では装着されるレザーARTICOダッシュボードが未装着になるほか、「C180 ローレウスエディション(セダン/ステーションワゴン)」はLEDインテリジェントライトシステム、ブラックアッシュトリム、アナログ時計も未装着に、ステーションワゴンはヘッドアップディスプレイも未装着となる)し、センターコンソールに「Laureus」ロゴをデザインしたバッジを装着。これに加え、セダンには通常はオプション設定になっているパーキング・パイロット、パークトロニック、前席シートヒーターが標準装備され、「C180 ローレウスエディション」にはキーレスゴーとプライバシーガラスも標準装備。ステーションワゴンにはパノラミックスライディングルーフが標準装備される。さらに、「C180 ローレウスエディション(セダン/ステーションワゴン)」にはスポーツサスペンションを、「C220 d ローレウスエディション(セダン/ステーションワゴン)」にはAIRMATICアジリティパッケージも装備した。一部改良では、全ボディタイプ・全グレードに、「安心安全サービス」と「快適サービス(同年8月サービス開始)」で構成されたテレマティクスサービス「Mercedes me connect(メルセデス ミー コネクト)」を搭載したほか、ステーションワゴンは従来設定されていなかったパノラミックスライディングルーフを「C200 スポーツ」と「C200 4MATIC スポーツ」の本革仕様並びに「C350 e アバンギャルド」にオプション設定し、カブリオレは「C180 スポーツ」にオプション設定の「レザーエクスクルーシブパッケージ」にヘッドアップディスプレイとLEDインテリジェントライトシステムを追加し、ヘッドアップディスプレイを「メルセデスAMG C43 4MATIC」と「メルセデスAMG C63 S」に標準装備した。併せて、グレード体系が整理され、セダンとステーションワゴンの「C180 アバンギャルド」、「C220 d アバンギャルド」、「C250 スポーツ」、ステーションワゴンの「C180 スポーツ」、「C220 d スポーツ」、クーペとカブリオレの「C300 スポーツ(受注生産)」がそれぞれ廃止された。
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日本仕様車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 05:23 UTC 版)
「メルセデス・ベンツ・W206」の記事における「日本仕様車」の解説
日本仕様車のセダンとステーションワゴンは当初、2021年7月下旬から先行予約が開始される予定だったが、同年8月6日に仕様変更を実施し、先行予約の開始時期を同年8月下旬以降に変更することを発表。セダンのC 200 AVANTGARDEとC 220 d AVANTGARDEは当面、発表当初のモデルである「MP:202201」と、仕様変更モデルである「MP:202202」が混在することがアナウンスされる(セダンのC 200 4MATIC AVANTGARDEとステーションワゴンは仕様変更モデルの「MP:202202」での発売となる)。日本仕様車はほとんどのモデルにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)が搭載され、発表済みのセダンのプラグインハイブリッドモデルと合わせて全モデル電動化されることとなった。 2022年1月18日に追加されたオールテレインは、一般的な機械式立体駐車場に収まるサイズとしながら、ステーションワゴンよりも最低地上高を40mm高くし、その分車高が40mm高くなっている。サスペンションはCクラスのセダンやステーションワゴンと同じ仕様(前:4リンク式、後:マルチリンク式)としつつ、車高調整不要でオンロード・オフロード問わずに高次元で走行性能を成立させるセッティングに変更。エンジンやトランスミッション特性をスイッチ操作1つで切り替え可能な「DYNAMIC SELECT」には、オールテレイン専用モードとして、トランスミッションが雪道や悪路での走破性を高めるオフロードモードに切り替わる「OFFLOAD」と、急な下り坂での安定走行をサポートするだけでなく、上り坂の途中で動かなくなった時でもリバースを選ぶと安全に下ることが可能な機能も備えた「OFFLOAD+」の2つのモードを追加している。 2022年2月17日にはセダンとステーションワゴンにエントリーモデルのC 180 AVANTGARDEを追加することが発表された(同日より予約注文開始、同年3月より納車)。搭載エンジンは既存のC 200 AVANTGARDEと同じM254型が搭載されるものの、最高出力が170PS、最大トルクが25.5kgf・mのダウンスペック仕様で搭載される。 セダンとステーションワゴンに設定のC 180とC 200は「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得している。 グレード販売期間エンジン排気量最高出力・最大トルクハイブリッドモジュールトルク変速機駆動方式C 180 AVANTGARDEC 180 Stationwagon AVANTGARDE 2022年2月 - M254型DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 1,494cc 170PS/5,500 - 6,100rpm25.5kgf・m/1,800 - 4,000rpm EM0024型交流同期電動機 21.2kgf・m 電子制御9速AT 後輪駆動(FR) C 200 AVANTGARDEC 200 Stationwagon AVANTGARDE 2021年6月 - 204PS/5,800 - 6,100rpm30.6kgf・m/1,800 - 4,000rpm C 200 4MATIC AVANTGARDE 四輪駆動(4WD) C 220 d AVANTGARDEC 220 d Stationwagon AVANTGARDE OM654M型DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 1,992cc 200PS/3,600rpm44.9kgf・m/1,800 - 2,800rpm EM0023型交流同期電動機 後輪駆動(FR) C 220 d 4MATIC All-Terrain 2022年1月 - 四輪駆動(4WD)
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