防眩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 23:04 UTC 版)
プリズム式バックミラー(手動防眩ミラーとも呼ばれる)は、光、ほとんどは後続車両のハイビームヘッドランプの明るさとまぶしさ(グレア)を減弱するために傾けることができる。通常の傾き位置では光は直接反射して夜間に運転手の眼に入ることになる。この種のミラーは断面がくさび形のガラス部品から作られる(前面と後面が平行になっていない)。 手動版では、ミラー下部に 「昼」と「夜」を切り替えるためのつまみが付いている。昼位置では、前面が傾いており、反射する背面が強い反射を与える。ミラーが夜位置に動かされると、後面が傾いて運転手の視線から外れる。この位置では、背面の鏡面は天井を写しており、運転手は低反射前面ガラスからの反射によって後方を実際には見ている。 「手動」防眩ミラーは1930年代に初めて登場し始め、1970年代初頭までにはほとんどの乗用車とトラックの標準装備となった。
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