ファーレン
ファーレン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:03 UTC 版)
セフィーロの外に存在する、中国風文化を持つ帝政の国。土星の環のような物を二つ持っている赤い星でその7割が海。リングの部分を除き、星の周囲を赤いガラスのようなバリアーが覆っている。経済的にも豊かで本来ならばセフィーロに侵攻する必要性の少ない国。 アスカ(阿洲花) 声 - 西村ちなみ 身長:92cm / 好きなもの:お菓子(桃饅頭)、いたずら、サンユン ファーレンの第一皇女。ファーレン唯一の帝位継承者であり、既に両親は共に他界。一人称は「わらわ」で、古風な貴族言葉で話し、「おーほほほほ」と高笑いを上げる。サンユンより頭半分身長が低い。セフィーロをお菓子一杯の国にするという、子供らしい欲望でセフィーロ侵攻を決定した。ファーレン皇室に伝わる幻術の使い手で、未熟だが、才能は豊からしい。わがままな性格であるが、根は素直で、国と国民のことを一番に考える優しい心の持ち主であり、原作でイーグルから「ファーレンとセフィーロ両方を幸せにすることは出来ない」「“柱”の心が揺らげばセフィーロは崩壊する」と聞かされた際はセフィーロ侵攻を諦めるが、セフィーロが崩壊した理由を自国を守るためにも知りたいから撤退するわけには行かないとオートザムとの開戦を決意する。武術は得意だが、勉強が大嫌いでチャンアンに怒られるが全く気にしない。サンユンが好き。レイアースなどの魔神に関しては「かっこいい」と気に入り、欲しがっていた(庭で飼うつもりらしい)。 原作では柱システムが崩壊した後、自らセフィーロを訪れているようである。 サンユン(山伊) 声 - こおろぎさとみ 身長:101cm / 好きなもの:アスカ様、本 アスカの乳兄妹でお側役の少年。ギャグな顔をしているが、思慮深い性格で、文武に優れた人物。将来アスカの手助けになればと、様々な分野の勉強も惜しまない努力家。チャンアンからも将来帝位を継ぐアスカの良き補佐官になってくれればと期待されている。気弱な性格でアスカには頭が上がらず、幻術をやたら使いまくる彼女と、それを制止するチャンアンの間で板挟みになるが大抵アスカに押し切られる。 アスカのことが好きだが身分が違うため、一生明かすつもりはないらしい。 チャンアン(長庵) 声 - 宮内幸平(26話のみ)→石森達幸(31話以降) 身長:146cm / 好きなもの:杏子酒、肩もみ ファーレンの大臣で、まだ幼いアスカの代わりに摂政として政治を行う老人。身長146cm。普段は教育係としてアスカに厳しく接するので彼女には口うるさいと思われているが、本人は気にしていない。アスカの幻術の才能、天性の明るさ、素直で優しい所を見抜いており、いい君主になってくれればと願っている。オートザムとの会談後、王としての自覚に目覚めたアスカの決断を「大人になられました」と嬉しそうに褒めオートザムとの決戦の準備にかかった。皇族とは親類関係にあるらしく、多少の幻術は使える。カラオケが趣味で、毎晩唸ってから寝るらしい。 巨大サンユン アスカがサンユンをモデルに「奥義:画竜転生の術」で創り出した幻。巨体で、セフィーロの城ほどの大きさである。その巨大さにものを言わせ、チゼータの守護精霊を小さな虫ケラのごとく投げ捨てたり、TVアニメ版ではNSXに跳び蹴りしたり、オーバーヒートを起こしたNSXを抱えて飛んだりもした。必殺技は口から発射する怪光線。これを目の当たりにしたサンユンは卒倒し、チャンアンにも「これも趣味がいいとは…」と冷評されたが、アスカ本人は相当気に入っているらしく、原作では1度きりだったが、TVアニメ版は「(以前創った)獅子より強い」と言って頻繁に呼び出している。タトラにもかわいいと気に入られている。原作ではモデルとなったサンユンによく似ていたが、アニメ版では水墨画風の落書き、といったデザイン。
※この「ファーレン」の解説は、「魔法騎士レイアース」の解説の一部です。
「ファーレン」を含む「魔法騎士レイアース」の記事については、「魔法騎士レイアース」の概要を参照ください。
「ファーレン」の例文・使い方・用例・文例
- ファーレンのページへのリンク