ヤッターメカとは? わかりやすく解説

ヤッターメカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:38 UTC 版)

ヤッターマン」の記事における「ヤッターメカ」の解説

コパンダ、ドジラよこづな以外の声は全て池田勝第45話までは出動したメカのみが表記された。第44話では「ヤッターワン・ペリカン」と表記された。なお、ヤッターアンコウは「ヤッターアンコー」と表記されている。第46話ヤッターキング登場してからは、実際に登場しなかった第91話から第107でも、ヤッターキング表記された。ヤッターゾウ登場後搭載メカを「アクションメカ」と呼ぶ事もあった。 ヤッターワン ガンちゃんたちが作り上げたメカ地上戦専用であり飛行能力はないが、水上航行が可能なため地球上のどこにでも移動できるホネ型のメカの素食べてパワーアップ様々な生き物ワニアリカメカバネズミスカンク)のゾロメカ「ビックリドッキリメカ」を出動させる。アイちゃんが大好きで、ガンちゃんやオモッチャマの命令聞かないアイちゃんの言うことだけは聞くエンジン起動手動クランクハンドル式であり、初期オープニングガンちゃんがこれを回し起動させるシーンから始まる。これは、乗員機外に掴まって移動するととあわせモチーフになったのが消防車であるためとの指摘が『BSアニメ夜話』においてなされている。他にも、頭部エンブレムから紐、エンブレムが開くとそれを引く手出ていて、鼻の上の鐘に結び付けられていて、それが鼻の上の鐘を鳴らしている。また、ドロンボーメカによって大穴開けられたり、骨組みだけになったこともあるが、次の回ではもとに戻っている。 指の本数こそ少ないもののほぼ人間同様の動かし方出来る。41話ではヤッターアンコウに「ワングーしか出せない」と言われていたが毎出動回の勝利ポーズでは手をパー開いているし実はチョキ出せ程度器用に動く。さらに頭部の鐘を引く紐を持つ手もチョキ出せる。 Wii用ソフト『タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』宣伝映像として、2008年12月みんなのニンテンドーチャンネル配信され笹川ひろしインタビューにおいて、「ヤッターワン乗り方SLモチーフ」「SL車庫入れる際、(乗務員が)SLぶらさがる姿が好きだった」という趣旨発言がされている。 自前攻撃手段には尾の手前にあるノズルからの放水や、鼻からパチンコ玉のような弾を連射する「チンジャラ砲」がある。なお、OP第2話予告では、鼻から火炎放射を出す場面もあった。両手使って戦うこともある。 生身同様縄張り意識強く第4話では出動中に帰り道がわからなくなったときのために」という理由電柱におシッコ引っかけマーキングしている場面見られた。また、物語締めくくり格好良く帰る所を途中でマーキングしてしまいナレーターから「あ〜あ、やったぁ…」とオチ付けられた話がある。 第45話ドロンボーメカ巨大追跡ドリルミサイルから逃げ切れずドロンボーメカとともに巻き込まれる形で大破その後ガンちゃんによってヤッターキング改造された。 また、58以降神棚祀られた「ヤッターワンの神」に礼拝してから出動するという描写なされた回もあった。 ヤッターペリカン ペリカンメカ初登場第14話。主に飛行による移動行い空中戦を得意とするが、車輪による陸上走行も可能である。水鳥モチーフという事もあって水上走行車輪付いている外輪で可能で外輪攻撃転用する事も可能な頑丈甲高い声特徴メカの素ドジョウ型。鳥形ビックリドッキリメカ初期においては「ビックショックメカ」と呼称)を作るヤッターキング登場以降は、最終回全機出動まで出動はなく、設定ミスアンコウメカの素食べ他のメカのようにレール出してビックリドッキリメカ発信させた。 ワンペリカン設計者ガンちゃんの父で、機体元来彼の経営する高田玩具店」のマスコットメカとして店頭掲示される予定だったが、何かの理由頓挫し放置されたもの。この事は劇中でも言及されている。42話ではドロンジョから「ヤッターアヒル」と呼ばれていた。 ヤッターアンコウ アンコウメカ初登場第27話。主に水中移動行い水中戦を得意とするが、飛行陸上移動も可能である。第28話では出動2度目にして宇宙出動したあんパン型のメカの素魚類など水棲動物ビックリドッキリメカ当初は「ビックラヒャックラメカ」とも呼称)を作るヤッターマン内部乗り込むことができる潜水艦メカであるが、他のヤッターメカ同様に機外に掴まって搭乗するともできる。ただし他の大抵のヤッターメカが肩部分に当る関節部に搭乗グリップがあるのに対しアンコウだけは肩に当る部分収納になっているので鬚部分グリップとして摑むようになっている。通常の口以外にもコクピット内にある口からもメカの素食べさせることができる。前期メカ3台中唯一本体側部の手構造が完全なヒレになっていて人間のような手の表情つけられない。 ドロンジョには「ヤッターナマズ」と呼ばれていた。なお、ヤッターアンコウがゾロメカを出すときのファンファーレ前作の『タイムボカン』で「今週ハイライト」の場面使われいたものに、水泡音のエフェクトをかけたものである。武器ヤッターワン同様の放水背びれカッターなど。さらには口の中にハンマー鉄鍋などの凶器隠していた。ヤッターキング登場以降は、第54話でヤッターキング格納される形で出動した場合除いて最終回全機出動まで出動はなく、設定ミスペリカンメカの素食べた本機ガンちゃん設計した初の単体メカとなる。 ヤッターキング 第45話大破したヤッターワンガンちゃん1週間徹夜して改造したメカヤッターワンより遙かに大型であり、後方大幅に長くなった胴体部を持つ。ヤッターワン後ろ足のみで立ち、前足を「両手」として使う二足歩行型だったのに対しヤッターキングは「両手」とは別に四本足」を持つケンタウロス型のスタイル(手を含めると「六本足」)となった。第50話では直立もしている。通常ヤッターマン達は口部分の外部側面に掴まって移動するが、2度宇宙出動の際には内部乗り込んだ。 首には人命救助セント・バーナードモチーフとした付けられている。この中に鼓笛隊モチーフとしたファンファーレメカ全部10入っている。 メカの素ヤッターワン同様に骨型だが、パワー10入っており、その分重量10倍である。そのため投入方法1号ジャイアントスイング投入したり、オモッチャマが直接投入するほか、ゲストキャラが行うなど様々なパターンがあり、さらに第53話のみ、自分飛行して投入するメカの素登場した。ドロンジョには「ヤッターギャング」と呼ばれていた。ヤッターワン同様、様々な生き物ビックリドッキリメカを出すが、ヤッターワンの頃によく出していたゾロメカ(カバスカンク)を出すこともあれば、ヤッターワンの頃とは違ったペンギンノミ、象などの生き物出てくることもあった。また、赤鬼河童昔話主人公である桃太郎金太郎浦島太郎出てくることもあった。放水器から出すことも可能。チンジャラ砲や放水も、ヤッターワンから継承されている。大型化した代償としてワンでは登れたであろう急な山岳乗り越える事が出来ないという弱点が第69話であらわになり、飛行能力を持つヤッターゾウ出番を譲る事になる。 後に胴体部に他のヤッターメカを格納する母艦もしくは移動要塞としての機能も持つようになった。第54話でヤッターアンコウ格納したのが最初である。第58話からは毎回ヤッターパンダ&コパンダ、ヤッタードジラ、ヤッターブルドラム格納庫収容して基地発進するようになった胴体部の前半分が上に持ち上がって格納メカ発進させヤッターマン達は降下の手すりを伝ってメカ搭乗する。ただ最終回ヤッターペリカンヤッターアンコウ格納して出動した際には、口からスロープ下ろして発進させており、こちらは設定ミス思われるヤッターゾウ91話より登場したヤッターキング後継機となる大型ゾウ母船メカ。この回から最終話まで出動している。ヤッターキング同様巨体で、これまでのメカと同様外部側面に掴まって移動するが、内部乗り込むともできる他の作品登場する同種のメカ異なりそれらに見られるような巨大な牙がなく牙にあたる部分には左右1対の大型サイレン備えられている。外部搭乗するヤッターマン達はこの部位に足をかける。ダンボのように耳を駆使して飛行が可能。鼻からの放水が可能。キング違い初登場91話を筆頭直接先に攻撃仕掛け場面少なくビックリドッキリメカ出動させる場面はない。口癖は「だゾウ」。ブルドジラパンダ&コパンダ、よこづな搭載している。各メカヤッターキング同様ドラム格納庫収納されていて出動時には機体前部ハッチ開いて発進させる勝利ポーズの後起こす地響きキングをも上回る衝撃で、最終回キング並んで勝利四股踏んだエンディングでは他の内蔵メカ同様にゲストキャストテロップの部分記載されていた。 ヤッターパンダ&ヤッターコパンダ 声 - 滝沢久美子(コパンダ) パンダ型のメカ。コパンダは名の通り子供で、普段パンダ頭上乗りサイレン手動で回す。コパンダはパンダを「ちゃん」(父ちゃんの意味)と呼ぶ。 コパンダ独自で行動する場面時折見られ、特に初登場の折、ドロンジョが悪態をついてきたことへの仕返しに、吹きつけ笹笛でドロンジョの服を裂いて乳首露わにさせており、さらにボヤッキーがズルした時も逆にヤッターマン有利にするよう仕向けるなど見た目反してえげつない一面見せる。 初出動は初登場した第58話。動物園飼われているパンダの餌であるサトウキビ型のメカの素で、野菜果物モチーフにしたビックリドッキリメカ作る。肩からフットボールタイヤを飛ばして攻撃するファンファーレはコパンダが咥えている笹笛吹き鳴らす。 ヤッタードジラ 声 - 田中勝(第58話のみ富山敬恐竜水竜)型の小型潜水艇メカ。第58話でその姿が披露され初出動は第59話脚部足部分はスキー板になっており、水上雪山滑走などが可能である。ひょうきんな印象与え表情の顔ととぼけたしゃべり方が特徴語尾に「○○ズラ」を付けて話すクセがある。ドラ焼き型のメカの素日用品モチーフにしたビックリドッキリメカ作るが、第90話では卵メカ出していた。他のヤッターメカとは違い、ゾロメカを複数作ることがあり、これらを組み合わせて攻撃するヤッターアンコウ同様に内部乗りこめるため、メカの素は口に放り込む以外にコックピット内にあるドジラの顔型レリーフの口からも食べさせることができる。尻からファンファーレメカ卵を産むファンファーレメカ鍵盤ハーモニカでの演奏が終わると卵に戻り跳び上がってドジラ尻の穴に戻る。ドロンジョに「ヤッターマヌケ」やビア樽揶揄される回もある。 ヤッターブル ブルドッグメカ。第58話でその姿が披露され初出動は第63話。第64話では宇宙戦った逆立ちをした変わった姿で行動。少し恥かしがりやな性格だが、タフ一度噛み付いた絶対に離さないヤッターワン同じくアイちゃんが大好きでファンファーレメカ同じだ差別化で骨ではなくホットドッグ型のメカの素ビックリドッキリメカ作る。ドロンジョにはさまざまな名前呼ばれる出番11回と一番少なく中期3台中唯一降下の手すりでのヤッターマン搭乗シーン挿入されていないヤッターゾウ登場以降最終回まで出撃ていない。 ヤッターよこづな 声 - 緒方賢一 横綱闘犬)型メカ初登場ヤッターゾウ同じく91話。第91以降のほとんどの回で出動している。金平糖のような突起がついた白い球形番組内では白星型と説明していた)のメカの素お菓子パンなどをモチーフにしたビックリドッキリメカ作る闘犬モチーフした割には体格異常に華奢であり、毎回悪玉メカ相撲をとるも負けてばかりいた。ドロンジョが「ヤッター前頭三枚目」、「ヤッターおむすび」または「ヤッターふんどしかつぎ」とおちょくる語尾に「○×でごんす」と言うことが多い。 第101話50年後の設定では、すっかり古びてしまっており、メカの素がうまく飲み込めずにドロンジョに呆れられ、ビックリドッキリメカ出動させる段になっても、呼び出しが映るブラウン管故障気味であった

※この「ヤッターメカ」の解説は、「ヤッターマン」の解説の一部です。
「ヤッターメカ」を含む「ヤッターマン」の記事については、「ヤッターマン」の概要を参照ください。


ヤッターメカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 12:21 UTC 版)

ヤッターマン (映画)」の記事における「ヤッターメカ」の解説

ヤッターワン 声 - 山寺宏一 ガンちゃん父親開発途中だったものを、後にガンちゃん完成させたロボカラーリングアニメ版異なり、ほぼ赤色一色になっている。デザインにおいても、アニメ版にあった手回しサイレンレバーなどが付いていないなどの変更がある。地上だけでなく、海上をもホバー走行できる会話も可能で、虫取り網収納している。ホネ型のメカの素食べてパワーアップし、ビックリドッキリメカ製造放出することができる(製造工程アニメ第2作とほぼ同じ)。出動の際は、高田玩具店近くにあるSL広場辺りから地上に出る。また、アニメ版違いETC搭載している。世界中どこでも移動可能だが、内部搭乗するスペースがないためにタラップしがみついたポーズ移動する必要があり、非常に苦しい。 バージンローダーとの対決の際、攻撃受けたショック破壊寸前バージンローダー恋愛感情抱いてしまい、キスしながら抱き合いバージンローダー爆発巻き込まれ大破してしまう。アリメカ ヤッターワン生み出したビックリドッキリメカ大群登場し強靭なアゴ敵メカ食い破るファンファーレメカ ビックリドッキリメカ出動盛り上げるためだけに登場するメカヤッターキング 声 - 山寺宏一 大破したヤッターワンコアメカ再利用し、ガンちゃん新たに作り上げたロボカラーリングアニメ版異なり塗装されていないのかメタリックヤッターワン比べて遥かに大型になり、新たに飛行能力搭載された。大型化伴ってヤッターワンの際に使用していた出入り口通れなくなったため、出動の際は警告アナウンス流れた後で高田玩具店ビル真横倒れ、その下から真上向いて一気成層圏まで上昇してから目的地降下する内部搭乗することも可能だが、座席などはなく、気密性保たれていないため、乗り心地は非常に悪い(命がけと言ったほうが適切)。ホネ型のメカの素食べてパワーアップし、ビックリドッキリメカ製造放出することができるのはヤッターワン同じだが、メカの素パワーアップしている。ちなみに挿入歌ではアニメ第一作通りブルドジラパンダ!コパンダ!」と歌われてはいるが、実際にこれらのメカ内部格納しているかどうか不明である。なお、山寺ヤッターキング演じるのは本作品が最初で後のアニメ版でもこの声質で演じたトビウオメカ ドクロベエ要塞ヤッターキング生み出したビックリドッキリメカロケットのように縦横無尽飛び回り敵メカ大破させる。仲間やられると、涙を流す。ブリメカに全滅ヤッターキング用ファンファーレメカ ヤッターキング大きさ合わせて巨大化し、オーケストラ構成になっているヤッターワンのものとカラーリング変化している。 ヤッターペリカン 声 - 山寺宏一 エンディング後の次回予告登場デザイン第1期のものとなっている。イカタゴサク2に一度攻撃をするも、滅多打ちにあった

※この「ヤッターメカ」の解説は、「ヤッターマン (映画)」の解説の一部です。
「ヤッターメカ」を含む「ヤッターマン (映画)」の記事については、「ヤッターマン (映画)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ヤッターメカ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヤッターメカ」の関連用語

ヤッターメカのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヤッターメカのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのヤッターマン (改訂履歴)、ヤッターマン (映画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS