ヤッター十二神将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:55 UTC 版)
「夜ノヤッターマン」の記事における「ヤッター十二神将」の解説
ヤッター・キングダムを守護する12人の将軍。ヤッター兵と違い人間だが、全員サイボーグであり、ドクロベエをヤッターマンであると強制的に信じるように洗脳されている。色違いのヤッターパグを使用する。 名前はイチローを筆頭に、ジロー、サブロー、シロー、ゴロー、ロクロー、ハチロー、キュウロー、ジュウロー、ジュウイチロー、ジュウニロー(いずれも男性)、紅一点のナナ。頭部のパーツは全員昆虫がモチーフで、さらにイチロー~サブロー、ゴロー、キュウロー以降のメンバーは『タイムボカン』の善玉メカのデザインが混ざっている。 ゴロー将軍 声 - 檜山修之 ヤッター十二神将の一人。第4話より登場。 義眼の左目を仮面で覆い、頭部と右腕を除きほぼ全身が機械化されたサイボーグ。電撃を流すステッキを武器に使う。同じくサイボーグ犬の「ワン」を常に連れている。 ドロンボー一味と各地で戦いを繰り広げ、終始優勢ではあったが、アルエットの姿を見て以来、脳裏にビジョンが浮かび、原因不明の機能不全を起こすようになる。以後失態を繰り返すようになり、ついには十二神将の地位を剥奪、ワンと共に投獄されてしまった。 作中では明確にされていないが、脳裏に浮かぶようになったビジョンや語尾に「~ぜ」とつける口癖から、その正体はアルエットの父親・ゴロゾウである。そのビジョンによれば、過去に徴用され労役中に事故に遭い、サイボーグ化されることで生存していた。この際に記憶を消され、ヤッターマン(ドクロベエ)に心酔するように洗脳された模様。 最終的には過去の記憶を取り戻し、逃亡するアルエットたちを助けるため、心臓である動力炉を自ら破壊し、ヤッター兵と共に自爆する壮絶な最期を遂げた。 後に遺されたゴロー将軍の形見のステッキとワンの体の一部は、彼の正体を密かに察していたガリナの手に渡り、ステッキは新生ヤッターマン2号となったアルエットの武器「シビレステッキ」に使われ、ワンの体の一部はヤッターワンの一部として組み込まれた。 頭のパーツのモチーフはタイムクワガッタン。ワン 声 - 高坂篤志 ゴロー将軍に付き従うドーベルマンのような黒いロボット犬。 実はゴロゾウに同行していた愛犬・ワンをサイボーグ化したものであり、ゴロー将軍のビジョンによれば、事故で瀕死の重傷を負ったゴロゾウと共にサイボーグ化された模様。 本来は高い戦闘能力を持つが、ガリナやアルエットに対しては攻撃を仕掛けなかった。 ゴロー将軍の自爆に巻き込まれ大破した後、体の一部がガリナによりヤッターワンに組み込まれることになる。 イチロー将軍 声 - 伊藤健太郎 ヤッター十二神将のリーダー格。第12話でダイドコロンの自爆から唯一生き残り、炎を纏った両腕の拳でエレパントゥスと肉弾戦に挑み、敗退する。 頭のパーツのモチーフはメカブトン。 ジロー将軍 声 - 陶山章央 ヤッター十二神将の一人。語尾に「~だよ」を付けるのが口癖だが、ゴローやサブローと比べ文法上の矛盾がない。第12話でヤッターパグでダイドコロンに挑み、機体に取り付くも、1号のケンダマジックで拘束され、電流攻撃で敗退した。 頭のパーツのモチーフはテントウキ。 サブロー将軍 声 - 竹内良太 ヤッター十二神将の一人。語尾に「~じゃん」をつけるのが口癖。第12話で特に目立った活躍もしないまま、降下してきたダイドコロンにヤッターパグごと押しつぶされた。 頭のパーツのモチーフはタイムドタバッタン。
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