新生ヤッターマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:55 UTC 版)
「夜ノヤッターマン」の記事における「新生ヤッターマン」の解説
元々はドロンボー一味として行動していたが、ヤッター・キングダムの真相と黒幕を知ったガリナが、ヤッター・キングダムの住民たちに真実を伝えるべく、アルエットと共に第12話で結成した新たなるヤッターマン。 ガリナ / 新生ヤッターマン1号 声 - 吉野裕行 気弱ながら正義感は強い、17歳の少年。一人称は「ボク」。幼なじみのアルエットからは「ガッちゃん」と呼ばれている。胸にヤッターマンが身に着けていたのと同じ形状のネックレスを着けているなど共通点があるが、本家ヤッターマンとの関わりは不明。 アルエットを守るために強くなりたい願望を抱いているが、優柔不断で、常にサイコロを持ち歩き、出た目で物事を決める癖がある。この癖は、ドロンボー一味に同行するようになってからも直っていない。手先は器用で裁縫が得意であり、過去にアルエットの服を何着も作っている他、レパートたちドロンボー一味の衣装も作っている。 ヴォルトカッツェの指導の下でメカ作りの才能を発揮し始め、後にオモッチャマを制作している。体力面でも、当初は相撲で構えていないヴォルトカッツェに簡単にはじき返されるほどにひ弱であったものの、成長してドロンボー一味を窮地から救えるほどにまでなった。 両親をヤッター・キングダム(ヤッター・メトロポリス)の強制労働で亡くした過去から、ヤッターマンに強い憎しみを持っている。ヤッター兵らに包囲され、家を失いながらもドロンボー一味に救われたことを機に、サイコロに頼らずに戦うことを決め、一味に同行し、ドロンジョの部下として協力した。第11話で真相を知り、一味と共に非道なドクロベエを倒すことを誓い合う。 手作りの木製けん玉を武器として使用。ヤッター兵の頭部にダメージを与えたり、ゴロー将軍をノックアウトするなど馬鹿にできない破壊力をもつ。敵の足を拘束する投擲武器としても使用可能。第12話でヴォルトカッツェに「ケンダマジック」として改造され、敵を拘束するだけでなく、拘束した相手に電流を流す投擲武器となった。 アルエット / 新生ヤッターマン2号 声 - 伊藤静 おっとりとした性格の、17歳の少女。一人称は「私」。幼なじみのガリナからは「アル」と呼ばれている。ガリナ同様、ヤッターマンが身に着けているものに似たペンダントを着けている。 ガリナと同じく両親と愛犬をヤッター・キングダム(ヤッター・メトロポリス)に連行されており、そのショックで視力を失っている。いつか「天使」が家族を連れ戻してくれると信じ、ガリナと二人で山小屋で暮らしていた。ヤッター兵の追撃を逃れて転がり込んできたドロンボー一味と初めて出会った時、レパードを待ち焦がれていた「天使」と思い込み、愛着を持つ。一方レパードは彼女に亡き母の面影を見、ヴェルトカッツェとエレパントゥスは彼女のたたずまいに電流に打たれたような衝撃を感じた。その後、偶然の成り行きからガリナと共にドロンボー一味の旅に同行することとなる。 第12話でガリナやレパードの言葉と慰めから、涙ながらに辛い現実を受け入れると同時に視力を取り戻し、ゴロー将軍のステッキを改造した「シビレステッキ」を武器に、ガリナと共に新生ヤッターマンとしてドクロベエとの最終決戦に挑む。ラストシーンでは、アルエットの家族の墓標にシビレステッキが供えられていた。 オモッチャマ 声 - たかはし智秋 ガリナがヴォルトカッツェの手解きを受けながら作った、掌大のサイコロ型ロボット。当初はサイコロが動く程度だったが、改良を重ね頭部が付き、喋れるようになり、プロペラが付いて自立行動ができるようになり、手足も追加されて完成した。最後には英語で会話できるようになる。一人称は「ボッチ」、語尾は「~だコロン」。 名前の由来はヴォルトカッツェが当初、「おもちゃみたいだ」と言ったことから。本作では、正面のサイコロの目は「6」になっている。
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