新生ルネッサンス(1971年 - 1987年)
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2ndアルバム完成後、マイケル・ダンフォードに主導権が移行。1972年頃には、新メンバー アニー・ハズラム(ボーカル)、ジョン・キャンプ(ベース)、ジョン・タウト(キーボード)、テレンス・サリヴァン(ドラムス)のラインナップで固まり刷新。オリジナルとは似て非なる新たなルネッサンスを再興した。通常、当グループはこの時代を指すことが多い。 ダンフォード自身は旧ルネッサンスとの諸事情で、演奏するメンバーとしては参加せず裏方に徹した。また作詞提供者として6人目のメンバーとも呼ばれるベティ・サッチャーが、2ndアルバムから引き続き支援した。このラインナップで3rdアルバム『プロローグ』(1972年)、4thアルバム『燃ゆる灰』(1973年)をリリースする。 その後、新興レーベル「BTM」に移籍。第一弾の5thアルバム『運命のカード』(1974年)から、ダンフォードもプレイヤーとして名を連ねた。このラインナップで6thアルバム『シェエラザード夜話』(1975年)、大手レーベル「ワーナー・ブラザース・レコード」から7thアルバム『お伽噺』(1977年)8thアルバム『四季』(1978年)などの作品を残している。『四季』からシングル・カットされた「北の輝き(Northern Lights)」は、全英シングルチャートで最高10位を記録した。 1979年、9thアルバム『碧の幻想』発表後、テレンス・サリヴァンとジョン・タウトが脱退。レーベルからも契約を解消され活動が停止してしまう。 残るメンバー3人は別行動を取った後、再び集ってバンドを継続。新たなアルバム『カメラ・カメラ』『タイム・ライン』といった作品も発表するが、当時の流行に影響を受けたヴィジュアルになり、1970年代に築いたスタイルから徐々に掛け離れていった。 1985年にはジョン・キャンプも離れ、行き詰まったバンドは1987年に解散する。
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