MRRメインスタッフ・その他
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「出撃!マシンロボレスキュー」の記事における「MRRメインスタッフ・その他」の解説
ブラッド 尾藤(ブラッド びとう) 声 - 中田和宏 『MRプロジェクト』でステルスロボを開発したスタッフの1人。内閣総理大臣からMRR初代長官を任命され、父親のように隊員たちの活躍を優しく見守る。「レスキューの邪魔をする者は排除せねばなりません」・「我々の目的は破壊ではなく人の命を救うことにあります」・「許可します」が口癖。特技はピアノ。人と話しながらでも、鍵盤や楽譜を全く見なくても弾ける。誠にデートのアドバイスをして娘に耳を摘まれる一面も。太陽たちが初任教育課程を終えると同時に長官職を宮島へ引き継ぎ、国際ハイパーレスキュー初代長官になった。50歳。 宮島 武蔵(みやじま むさし) 声 - 杉野博臣 レッドウイングス専任教官。熱い男で、隊員たちのことを大切に思っているがゆえに指導は厳しい。宮本武蔵を心から尊敬しており、佐々木を勝手にライバル視している。言い訳は許さない主義。マリー尾藤が気になる様子ではあるがミーハーな一面もある。後に元特殊救助部隊『レスキューレッド』隊員であることが判明する。複葉機の操縦も披露。第一期生修了過程後に、ブラッドの後を継いでMRR二代目長官へ就任。30歳。 佐々木 幸四郎(ささき こうしろう) 声 - 置鮎龍太郎 ブルーサイレンズ専任教官で小隊長。特殊警察所属で警視庁から出向の形で赴任してきた。クールな性格。愛と真実をモットーとする。マリー尾藤が気になる様子。完璧主義者なのか現実対応に弱く、MRRに電話が殺到した時は全て宮島に対応させていた。また、夏休みは貰えずに、アリスを除く隊員たちと悲惨なアバンチュールを送る。後に古巣に戻って特殊警察幹部に。28歳。 マリー 尾藤(マリー びとう) 声 - ゆかな ブラッド尾藤の実娘。MRR秘書兼イエローギアーズ教官や人事面の選考把握も担当しており、隊員達たち現状の家族構成なども把握済み。父親譲りの優しい性格で、太陽の特殊能力を最初に躊躇なく認め信じた。隊員たちからはお姉さんのように慕われているが、普段は大雑把でがさつ。ドリルロボに「姐ちゃん」呼ばわりされることや、自チームのMRが変わり者揃いなことが悩み。後にMRR・EU支部長に。25歳。 ボン 声 - 矢薙直樹 太陽の連れている、言葉が話せるセント・バーナードの子犬。彼らが困ったときにはアドバイスをつぶやき、時には体を張ってサポートする。この秘密を知っているのは彼だけで、他の面々は「誰か言った?」「空耳?」と気づいていない。子供2人分の食事を平らげる食欲。鈴曰く「飼い主に似てお馬鹿で品がない」。太陽とは最低5年程度の付き合い。後に人が乗れるまでに成長し、ライオンも追い払うほど強くなった。一人称は「オイラ」。彼の視点から物語が始まっており、ナレーションもしている。 大井川 善次郎(おおいがわ ぜんじろう) 声 - 中田和宏 隊員寮『大志館』の管理人。いつも隊員たちのことを気にかけており、トラブルがあった時にはさりげなくフォローする粋な人。子供がいないので太陽とジェイを実の息子同然に可愛がる。 大井川 さとこ(おおいがわ さとこ) 声 - 進藤尚美 善次郎の妻で、同じく隊員寮『大志館』の寮母。隊員たちを食事の面からサポートする。両親がいない太陽とジェイの母親代わりでもある。 水道橋 通(すいどうばし とおる) 声 - 堀江秀尚 15歳。MRの開発者水道橋光の孫であり、レスキューレッド隊長「信」の息子。ある事件で半身不随の身。祖父の血を色濃く受け継いでおり、初期MRメンバーを製作。サブマリンロボ、アクアロボ、スペースロボ、マシンコマンダーをも作りシャトルロボ、Vステルスロボを換装転換、影からバックアップした。技術肌であるがゆえに救助に関しては論理的思考の持ち主なのだが、他者を思いやる気持ちは太陽たちと変わらない。後に国際ハイパーレスキュー技術顧問として、また新型MR「ムゲンロイド」シリーズをMRRに送ろうと計画中。 水島 純(みずしま じゅん) 声 - 木村亜希子 第1話のゲストキャラクター。マシンロボが大好きな小学一年生。右足を怪我して松葉杖で歩いていたところ小型トラックの積荷が落下する寸前、太陽に救われ、数時間後ランドマークビル火災で煙に見舞われ、再び助けられる。その後右足が完治し再会するが、ハイパーステルスによる攻撃での火災に会い、その後も工場見学でのコンビナート火災、バナナの皮での転倒、MRR本部では迷子になってウイングライナーに乗って火災現場に行き着き、ランドマークタワーではビバットの人質、要島では火山の噴火、遊覧船浸水に巻き込まれ、と数回にわたって救助され、一族そろって災害やトラブルに遭いやすい体質の関係上MRRに最も縁のある少年。性格は万人に好かれ、素直かつ真面目で礼儀正しいが、身を守る方法を知らず、集団行動せずに動いては被害の真っ只中で頻繁に遭遇し、自分でも「何でいつもこんな目に遭ってるの……」と嘆いていたが、次第に気弱さを立ち向かう勇気に変えて、涙を零しながらも要島で初レスキュー。遊覧船の浸水時には声を出して人々を勇気づけようとするがパニックによって無力を痛感。MRR全隊員の尽力で救助され、マシンコマンダーロボの指さし確認を見つめ、改めて何かを決意する。太陽やジェイにとって手のかかる弟のような存在で、彼自身もまた2人を頼れる実兄のように慕う。数年後MRRに入隊。太陽と同じレッドウイングスに所属するが、体質そのものは改善されていない。小さな視聴者たちの代表であり、監督が特に気に入っている人物でもある。 水島 亮(みずしま りょう) 声 - 立野香菜子 水島純の従兄弟。MRR隊員になるのが夢。軌道ステーション「イカロス1」の火災事故で本田とMRRに救われる。いつも中継駅にいるのは父親が国際宇宙ステーションに勤務しているから。彼もまた災害に遭遇しやすい体質。後に同じくMRRに入隊、レッドウイングスに所属。声変わりの途中で、純と一緒に声を重ねることもしばしばある。 水島 純一(みずしま じゅんいち) 声 - 小西克幸 純の父親。亮の父親とは兄弟。子煩悩で高所恐怖症。電動リニア「タキオン」のトイレ内で誠とアリスに遭遇する。ジェイのMRR入隊動機を改める切っ掛けを作った。息子と同様にトラブルに遭いやすい。 亮の父 声 - 細井治 名前不明。亮の父親。純一とは兄弟の間柄である。国際宇宙ステーション実験モジュールISS4に勤務。バイオハザードに会い、傷つきながらもMRRに救われる。その後も何度か災害に巻き込まれる。科学の知識は豊富。 水島 純一郎(みずしま じゅんいちろう) 声 - 坂東尚樹 純と亮の祖父。喜寿。元気な老人だが、聞き間違いやぼけた行動でジェイを困らせた。色々なトラブルに見舞われながら悪運が強いと公言している。 穂村 冴子(ほむら さえこ) 声 - 夏樹リオ 大地の母親。ドラマ「忍者ママ」の主演女優。息子に対しては少々過保護な所が目立つが、彼の決めたことには何も言わずに温かく見守る。4話で電話越しの登場だったが、34話で再登場。MRRメンバーやスタッフだけでなくハザードすら虜にし、ハザードは彼女を「破壊の女神」と賞賛し勧誘しようとした。 ヒデキ 声 - 松本美和 6話ゲストキャラクター。飼い猫のローラを捜してほしいと小百合に依頼する。団地住まい。 村良 サキ(むらよし さき) 声 - 菊地祥子 12話ゲストキャラクター。考古学者・村良教授の娘。サラサラ砂漠の遺跡で宝玉を取ったことで罠に閉じ込められた。ショウのギャグを寒いと言い放つが、笑顔で救われることを教えられる。 村良教授(むらよし- ) 声 - 中嶋聡彦 サキの父親。考古学の神様と呼ばれている。救出のために遺跡を破壊することを嘆いたり葛藤したりするが、サキが無事救出された際には喜んでおり、遺跡と娘を大事にする人物。 キューティー熊本( - くまもと) 声 - 松本恵 少女TVリポーター。お天気お姉さんも担当。危険な場所でも果敢に赴く。 チャーミー佐藤( - さとう) 声 - 松本梨香 天才少年リポーター。視聴率を最優先し、やらせで視聴率をあげようとする。再登場時の体験入隊では高所恐怖症で閉所恐怖症、さらにはかなづちという事実が発覚する。数年後の大志館の食堂には写真付きブロマイドが飾られている。相当の目立ちたがり屋。 木島(きじま) 声 - 西前忠久 チャーミーの同僚であるカメラマン。チャーミーの大人顔負けの視聴率主義に驚くことも。 歌田 正義(うただ まさよし) 声 - 稲田徹 歌田兄弟の父親。「ジャスティ歌田」のリングネームを持ち、蹴り技を得意とする。ジャイロは弟子入りと技の伝授の教えを請うが、「ウェイトが違いすぎるだろ…」の一言で却下された。だが、タッグマッチの意味を自分なりに伝える。事故に巻き込まれるが、無事救出される。「乱入は歓迎」とかなりの好戦的な人物。 カルロス 声 - 石川ひろあき ジャスティ歌田の門下生の一人。金髪の覆面レスラー。歌田兄弟を「二代目たち」と呼ぶ。 エリアスの母 声 - 金月真美 本名は不明。日本人の母親。 アリスの母 声 - 木村亜希子 名前不明。舞台関係の仕事をするアリスの母親。隣にいたエリアスの母と意気投合する。 誠の父 声 - 置鮎龍太郎、成田剣 名前不明。警視庁に勤務する。厳格な性格だが、警視庁への移籍を蹴った誠の行く末を見守ることを選ぶという融通の利いた一面も見せる。息子の普段着姿は父親譲りである。 ショウの父 声 - 竹若拓麿 ショウを中肉中背にしたような父親。 ケンの母 綺麗な容姿のケンの母親。玉入れ競技を楽しみにしていた。 鈴の父 声 - 志賀克也 鈴の父親。喧しいほどお祭り好きだが、震災当時は美男子だった。 遥 蘭(はるか らん) 声 - 笹本優子 鈴の妹。小さい頃の母親に似ている。両親と同様に騒がしい。 速水 雄大(はやみ ゆうだい) 声 - 杉野博臣 大地の父親。速水重工業の社長。世界の人々が生きるための基盤、すなわち「大地」になるようにとの理念を持って会社を開いた。当初は仮病を使ってまで大地に社長の座を引き継がせようとしたものの、息子が名前通りの男になることに期待して大地の答えを認めた器量の大きい人物。 近衛 徹(このえとおる) 声 - 宮田浩徳 加賀山のベテラン観測員。守山を一人前にするべく彼に厳しい態度を取っており、山野火災の際には身を挺して守山を助けたほどの部下思いな人物。 守山(もりやま) 声 - 水島大宙 近衛の同僚で、眼鏡をかけた新米観測員の青年。いつも近衛にどやされてばかりだったが、それは彼を一人前に鍛えるために近衛が取った方針である。当初は自分が近衛に信頼されていないと思い込んでいたが、火山噴火による地震の際に近衛に助けられたことで誤解を解いた。MRRの修了式典に参列している。 先生 声 - 松下美由紀 フルネーム不明。純が通う小学校の担任の先生。シャキッとしない太陽に「自覚を持ちなさい」と叱る。 高田(たかだ) 声 - 今村直樹 チャーミーが訪れたコンビナートにある工場の工場長。単なる防災点検では物足りないと感じたチャーミーに押されて自動消火装置の電源を落とすが、ガラゴロによって大火災に発展してしまう。 寿(ひさし) 声 - 伊藤舞子 16話ゲストキャラクター。手術、特に注射が嫌で「自分は不治の病に冒されている」とひねくれ、逃げていた。しかし、ケンのレスキュー魂に感化され、手術を乗り越えて生きる決意をする。骨髄性白血病患者で、ケンと骨髄が一致していた。 芦川 広海(あしかわ ひろみ) 声 - 後藤邑子 ショウの実姉。弟に泳ぎと「笑顔で世界を救える」と言う事を教えた張本人。しかし、ヨットと漁船の衝突に巻き込まれ水死。これが元で彼は心の傷を負ってしまう。 本田 双八(ほんだ そうはち) 声 - 遠藤守哉 元レスキューレッド隊員で宮島の同僚。現在はステーションライナー12便のパイロット。爆発から亮を救うため怪我を負い、宇宙ステーションを経由し、そのまま月面基地まで搬送される。海と鈴に太陽の過去と救助の心得を教えた。修了過程の式典で元気な姿を見せている。 老人 声 - 西村知道 ムーンベースの展示館に一人寂しく佇む老齢の男。ジェイにマルスの事故を聞かせた。 ニーナ 声 - かかずゆみ 海賊の少女で、霊感の強いケンを花嫁にしようとした幽霊の少女。MRRによって海賊船が引き揚げられ、成仏したかに見えたが、いまだに彼に憑依している。 船長 声 - 長島雄一 ニーナの父親。フルネーム不明。海賊の頭。娘との結婚をケンに許した。同様に幽霊である。 谷村(たにむら) 声 - 石川ひろあき 最新鋭飛行船「ウラノス2」の船長。ハザードの作戦に巻き込まれ、船をジャックされてしまう。 カザミ 声 - 釘宮理恵 心に迷いが生じたジェイに助けられた少女。お礼を言うべく母親と共に宇宙局を訪れるが、ジェイを捕らえて再教育しようと画策したハザードが送り込んだBLドリルの攻撃に巻き込まれてしまう。しかし、太陽とジェイによって救出された。 穴尾(あなお) 声 - 稲田徹 34話ゲストキャラクター。悪魔に魂を売った「穴を掘ったコンビ」の映画プロデューサー。 堀田(ほった) 声 - 土屋利秀 34話ゲストキャラクター。映画監督。駄洒落はショウと同程度である。 梅田(うめた) 声 - 矢薙直樹 穴尾・堀田コンビを支える助監督兼AD。ハザードの乱入で誤爆され怪我を負う。 早乙女 亜希(さおとめ あき) 声 - 山本麻里安 35話ゲストキャラクター。特殊才能育成法による初の医師免許を持つ少女女医で誠の初恋の人。普段は類を見ないドジっ子ぶりを発揮するが、仕事での手際の良さは一流。不治の難病にかかっており、誠とのデート後再発。病院の事故後に救助されるが力尽き、13歳という若さでこの世を去る。最終話では、「大志館」の食堂に飾られている誠とケンが一緒に写った写真にニーナと共に背後霊となって映し出されている。 桂(けい) 声 - 高木礼子 亜希の担当患者の少年。 婦長 声 - 佐藤智恵 亜希が勤務する病院の婦長。 リッキー 声 - 坂本千夏 37話ゲストキャラクター。家族に会うために一人旅をしている最中、飛行機事故に遭った少年。エリアスたちからサバイバルの術を教えられる。少し生意気。 岡野 竹造(おかの たけぞう) 声 - 稲田徹 善次郎の古い知己で「善さん」「竹さん」と呼ぶ間柄。比奈月温泉宿の主で消防団の団長。数十年前に息子ユウヤと妻を台風による土砂崩れで亡くし、善次郎の計らいにより太陽に消防魂を厳しさと思いやりで伝えた。初任修了過程でも顔を出している。 キャプテン・ミラクル 声 - 千葉一伸 マシンAI研究所のハイパー防災課をナビゲートするホログラム映像のキャラクターで、ヒーローのような姿をしている。口癖は「トライ・ザ・ミラクル、ラブ・イズ・ミラクル!」 水道橋 光(すいどうばし ひかる) 声 - 坂東尚樹 通の祖父。劇中ではすでに故人。ブラッドの恩師でMRの基礎理論の生みの親でもある。 新入隊員たち 52・53話で純や亮と共に選抜試験を兼ねたレスキュー訓練に合格して入隊した隊員たち。性格的には数年前の太陽たちのようにしっかりした自覚が足りていないが、映像レクチャーでショウのレスキュー合体ネタに彼らと一緒に五体合体してみたり、ケンのボケと突っ込みの講座を聴いていたりする。しかし、選考は小隊長たちの趣味と実益でメンバーが決められているようにも見える。 エアレオン 52・53話に登場する最新鋭MR、ムゲンロイド1号。バインパーツと呼ぶ換装パーツによってマシンモードとアニマルモードに可変する。他のムゲンロイドと合体し、様々な姿にモードチェンジする。MRRのMRたちが気になって本部に来てしまう。ただし、本編では注意書きが付加されており、パーツが一塊になるのは玩具では不可能である。
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