レギュラー登場人物
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「NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average ~」の記事における「レギュラー登場人物」の解説
安部 礼司(あべ れいじ):小林タカ鹿 本作の主人公。1971年10月10日生まれ、血液型:A型、静岡県静岡市駿河区用宗出身 名前の由来は平均・普通を意味する「アベレージ(average)」の洒落。ごくごく平均的なサラリーマン。 お調子者だが、非常に優柔不断でお人好し。そのために貧乏くじを引かされることが多いものの、そのお人好しが故に周囲の人々から慕われている。一方で自らの信念も強く持ち、その想いや行動が相手を動かし、仕事面で発揮される事もしばしば。好きな女性を追って、その女性が住む街へ行くという、時として驚くような行動力を見せることがある。 失敗した時などに「あたっ」と言うのが口癖。 人の話をよく聞かない母親と、無口で影が薄い父親が健在。先祖は武士であり、2006年、2010年、2018年、2019年(第697回)、2020年(第748回)、2021年(第801回)のお盆にはその一人である“安部普通衛門(あべ・ふつえもん)”が現れた。 運転免許は持っているが、今まで自分の車を持っておらず、遠出をする際は会社の同僚の飯野や妻の優の運転する車に乗せてもらっていたり、レンタカー(マーチの場合が多い)を使ったりしていた。しかし、N-LINKで、自分の車を投票で決める企画が行なわれ、結果、キューブに決定し、その後の回では自身の車で出掛けるという回も存在する。 携帯電話の着信音はBOØWYの「Marionette -マリオネット-」(4和音)だが、自作のために最後の音が高くなってしまっている。この着信音をやめたくないためにガラパゴス携帯を使い続けていたが、2014年にスマートフォンに機種変更した際に刈谷の協力で着信音は変わっていない。 自身の部屋には優が旧営業十課のあったビルで見つけた猫の「ニャー司」が同居中。ただし、永太の育児が落ち着くまでは飯野に預けている。 iPodには「今さらツボなセレクション」と題された懐かしい楽曲が2万曲近くも入っていたが、Apple Musicを始めたためすべて消去された。 2015年2月に今までの愛車キューブを手放しセレナに乗り換えたが、2018年に再び新型セレナ(e-POWER)に乗り換えた。 安部 優(あべ ゆう)(旧姓:倉橋):もたい陽子 1981年8月31日生まれ。血液型B型。美人でグラマーなスタイルのキラキラ系OL。自称「神保町のエビちゃん」。 名前の由来は道路などの通りを意味する「アベニュー(Avenue)」と「安倍に優」の洒落。 旧姓の由来は安倍くんとの衝突を意味する「クラッシュ(crash)」と「倉橋優」の洒落。 信条は「自分磨き&自分癒し」。 ハキハキとした物の言い方の姉御肌で、あまり弱音や弱い部分を見せない。コンテンツ・ビジネス部解散の後、自ら進んで安部達と行動を共にするなど芯の強い所がある。結婚・出産を経て妻になり母になってからは、以前と比べて幾分落ち着いた雰囲気になり、周りの人への口調も優しい語り口へと変化している。社内結婚のためか、結婚してからも安部礼司を「安部君」と呼ぶ。現在も兼業主婦として大日本ジェネラルの営業部に所属している。 実家は目白の資産家であり、祖父は経済界と繋がりのある大物らしいが、詳細は不明。刈谷の勤めるIT会社の社長である赤井彗星(声:池田秀一)という名の兄がおり、彗星には「クラハーシア」と呼ばれている。兄のモデルの関係上、彼女のモデルは「機動戦士ガンダム」の「セイラ・マス(アルティシア・ソム・ダイクン)」である。母親はアフリカで井戸を掘る活動を行うNGOを主宰し自らも現地へ赴くため、日本を離れていることが多い。 愛車はオッティだったが、引越を機に父親に譲った。特技はオッティの替え歌を作ること。 愛読雑誌は『CanCam』『AneCan』『からだにいいこと』。 携帯の着信音は倖田來未の「恋のつぼみ」→Kaoru Amaneの「タイヨウのうた」→Mr.Childrenの「しるし」→安室奈美恵の「Baby Don't Cry」→KOH+の「KISSして」→SMAPの「そのまま」→宇多田ヒカルの「Prisoner Of Love」→Mr.Childrenの「HANABI」→DREAMS COME TRUE feat.FUZZY CONTROLの「その先へ」→aikoの「戻れない明日」(全てドラマの主題歌、もしくは挿入歌である)。 安部 永太(あべ えいた):沢口千恵(乳児期) 榎本泰貴(幼少期) 宮本奈津美(シーズン13~) 2008年10月10日生まれ。 名前の由来は飛行操縦士を意味する「アビエイター」。安部礼司・優夫妻の長男。 最初にしゃべった言葉は父・礼司の口癖である「あた」。 好きな食べ物は「いかの塩辛」。 「~でござる」といった侍言葉を好んで話していたが、リニューアル後は年相応の少年の出で立ちとなっている。 シーズン16では中学生に成長し、反抗期なところを見せるようになる。 安部 蘭(あべ らん):冨岡美沙子(乳児期※心の声) 渡辺弥咲(シーズン13~) 2014年12月1日生まれ。 名前の由来は迷走を意味する「アベラント(aberrant)」の洒落。 安部礼司・優夫妻の長女。おしゃまな性格は母譲り。 保育園に通っていたが、シーズン16で小学校に進学。子供ながらSDGsに関心が深い。 飯野 平太(いいの へいた):市川訓睦 1980年2月14日生まれのサラリーマン。血液型O型。愛知県豊橋市出身。 名前の由来は革新者を意味する「イノベータ(innovater)」。 「…っす!」という、体育会系を連想させる雑な敬語を話す。 優しく非常に人懐っこい性格で、実母からホモ疑惑をかけられるほど安部を慕っている。 安部以上に物知らずだが、ゲームやパソコン、アニメなど、アキバ系の情報には非常に詳しいが、それが災いして優など会社の同僚から「すね毛の生えたピーター・パン」などと呼ばれたこともあった。所有しているパソコンはマックだが、本人曰く「マカーじゃない」。 「人を不幸にして、自分だけ幸せになるのは嫌だ」(第92回)という程普段は人柄の良い人物だが、キレたり調子に乗ったりすると人が変わってしまい、口調も乱暴になる。また、ネット上(特にfacebook)では社内での姿とは全くの別人であり、安部と大場を唖然とさせた。 愛車はウイングロードであったが、南総サトミとの結婚を機にたまたま見かけた日産ショールームに展示してあったノート e-POWERを気に入り、購入する。 携帯の着信音は音程が普通のBOØWYの「Marionette -マリオネット-」。 2013年12月23日以降、南総サトミと遠距離恋愛をしていたが、2015年10月2日のABE-GIGでプロポーズし無事受け入れられた。 2017年1月22日に、日産 グローバル本社ギャラリーにおいて開催された「安部礼司フェスティバル2017~飯野とサトミのウェディングパーティー~」にて結婚式、披露宴を開催。同年7月にはサトミとの間に第一子、半平太(はんぺいた)が誕生した。 長年後輩キャラクターだったが、後輩の出向旺次郎の登場により、先輩としての立ち振舞いが増えている。 大場 嘉門(おおば かもん):増田晋 安部の上司で開発本部部長(2009年3月まではコンテンツビジネス部部長)。長野県出身。血液型はB型。1959年7月7日生まれ。自称「神保町の種馬」、「アザラシ部長」。 名前の由来は「大バカモン」で、彼の口癖でもある。 バブル世代なだけあって、周囲には美食家として知られており、愛読書は『東京カレンダー』と『大人の隠れ家』。また、『LEON』も愛読していることから、いわゆるちょい不良オヤジだが、その反面、熟年離婚の危機も感じている。 家族は妻・カヨ(声:野沢雅子)と息子・まなぶ、娘・ケイコ(声:伊藤修子)の4人家族。他に、タクシー運転手の弟がいる。 趣味は自分の経験を元にした官能小説の執筆。 携帯電話の着信音はサザンオールスターズの「いとしのエリー」。愛車はエルグランド。 姫川 皐月(ひめかわ さつき):平田裕香 シーズン4から登場。北海道夕張市出身。1986年9月15日生まれ。愛称は「姫」または「姫ちゃん」。 開発本部第2グループ所属で逸田の部下だが、性格や仕事の仕方は逸田と正反対である。 美少女な容姿と、押しの弱い性格(事ある毎に逸田にイビられている)に加え、たまに意味不明なオトボケな言動もしてしまう。その反面、冷静な分析力と強かな一面も持つ。 逸田と共通の趣味を持つが(歴史好きで石田三成のファン)、なぜかそれも打ち解けあうきっかけに役立っていない。 シーズン5に入ってからは刑事ものドラマの物真似をすることが多々ある。優を「デカ長」、逸田を「おやっさん」と呼び、都度2人に否定されるのが定番のやりとりとなっている。事あるごとに社内の人間の些細な言動を報告し、社内の人間の言動が気になると尾行する。 人助けをしたいが、「偽善者ぶりたくない」となかなか踏み切れなかった。そのため、別人になりすませばいいと思い、「神保町仮面2号」として活躍したことがあった(本家には正体を見破られている)。 鞠谷 アンジュ(まりや アンジュ):稲村梓 1990年12月1日生まれ。高尾在住。愛称「アンジュっち」。 名前の由来は調和を意味する「マリアージュ(mariage)」の洒落。 シーズン8から登場。2013年度入社。「なにか持っているアンジュ」と評される事もある。 口癖は「栄えるのじゃ」で、「える」にアクセントを置く。 勉強が出来てスポーツ万能らしい。 愛車はラシーン。 シーズン12以降は後輩のひたち野夏都の登場により、先輩としての振る舞いに悩む描写が多くなった。 水倉 沙良(みずくら さら):山田茉亜紗 シーズン12から登場。東京神田神保町の裏路地で兄と一緒に『Curry Do Kari』を経営している。 安部礼司も表立って言うくらい“味が安定しないカレー屋さん”。 飼っていたセキセイインコがクリスマスイブに死んだのが忘れられなく、その時期を嫌っていた。 ネガティブ思考でいつも落ち込んでいて、安部礼司にはいつも辛口のカレーを提供する事が多い。 出向 旺次郎(でむかい おうじろう):大高雄一郎 シーズン12から登場。大日本ジェネラルの関連会社「大日本イーグルス」から出向してきたため「出向王子」とはじめは呼ばれていた。 超がつくほどの楽天家であり、座右の銘は「死ぬこと以外はかすり傷」。しかし、まっすぐな性格の故他人との衝突を起こしトラブルになることもしばしばある。なお、座右の銘はコレサワの楽曲「死ぬこと以外かすり傷」が元。 つら美が自身を慕っていることに最初は気づかなかったが、池杉により判明してつら美と(安部家で)クリスマスデートをすることにした。 ひたち野 夏都(ひたちの なつと):加藤里保菜 シーズン12から登場。夏の時期に初登場した大日本ジェネラルの新入社員。 茨城県出身であり、毎日2時間以上かけて実家から電車で出勤している。 重山 つら美(おもやま つらみ):渡辺弥咲 シーズン12から登場。開発本部のメンバーで、安部の後輩。 名前の通り、周囲を気にするあまり重く考えてしまうところがある。 出向のことが頼もしい感じがして好きだが、フランクな溜口に対しては唖然としている。 なんだかんだ言って、飯野とは気が合う。 池杉輝義にクリスマスデートを誘われるが、実は池杉は彼女に似ている占い師に惚れているがアタックする勇気がなかったらしい。しかし、つら美は「その人をちゃんと誘うべき」と忠告して、池杉と占い師をくっつける。 阿部家でデート中、蘭たちに「ツラミ・プリンセス」と自称したので、逆に蘭に憧れられて会いたいといわれてしまい、優に呼び出されて「出張」する羽目になった。 石波 進(いしなみ すすむ):金成公信 アンジュのことが好きな本屋の店員。 御手洗到来(みたらい とうらい):小手伸也 2019年4月から登場。役者を目指して会社を辞めてキッチンカーによるカレー店「トライ」を開業した、夢追い人である(俳優業をしつつも職を転々としている)。 客となった安部と仲良くなり友達となるが、名乗っている名前は芸名で安部は彼の本名を知らない。謎の多い人物。 カレーの味は最初よくなかったが、安部たちの指摘で改良しておいしくなり、人気店となる。 見た目はお調子者そうに見えるがサラリーマン時代はやり手の営業マンだったこともあり、安部の悩み相談を真摯に乗る。 2019年6月下旬からタピオカにはまり、キッチンカーの店を7月からカレー店から「タピオカ店」に転業した。 その後、タピオカブームの終焉もあって「タピオカ店」も廃業して「唐揚げ店」を開業。同時に隣接した同業者は、彼の意中の人である京子。しばらくは二人で競合しつつも励ましあったが、京子は「元カレが忘れられない」といって、彼に新レシピを渡して去られた(同時に京子の店も廃業)。 萌袖りすみ(もえそで りすみ):? 開発事業部所属、女子力高めの若手社員。旺次郎にモーションかけているようで、つら美の嫉妬を買っている。 前向子(まえ むきこ):宮本奈津美 開発事業部所属の新人。安部たちを呼び捨てで呼び、若手としての自意識が高く「できる若者」と自称する。また、少し前の(それほど古くないもの)若者文化を言う先輩をすぐに「おっさん」扱いする。 歩治 定部代(ぽじ てぃぶよ):宮本奈津美 開発事業部所属の新人。向子の相棒で、向子と一緒になって先輩方を「時代遅れ」とけなす。そんな彼女たちに対して、つら美は「量産型若者」とあきれる。 物知子(もの しりこ):? マネージメント部所属・池杉輝義と親しい女性。 玉頃声実(たまころ こえみ):? 新事業企画部所属。池杉輝義に興味がある女性。透明感のある声に飯野と旺次郎は惹かれてしまう。 藤井翔平(ふじい しょうへい):? 現在の部署は違うものの、安部の後輩で飯野の同期(らしい)。平成カルチャーに生きる男。向子と定部代に「平成はオワコン」とマウンティングされて落ち込む。安部と勇子に励まされ、さらに「ファジィ翔平」のあだ名を安部に拝命される(平成レトロを立ち上げたのは、彼と同じ平成世代の人と言われる)。
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