マリアージュ
マリアージュ(仏: mariage)とは、結婚、婚姻、結婚式、結婚生活などの意味のほか、組み合わせ、食べ物と飲み物の組み合わせといった意味合いで用いられる。フランス料理において、料理とワインの相性がよい場合などに用いられる。
「AとBのマリアージュ」や「~のマリアージュが素晴らしい」といった名詞的用法で使用されることが多い。絵画などにおいて、キャンパス上に二つの要素が調和し、視覚的効果を生んでいる場合などにも用いられる。
「ペアリング」も相性のよい組み合わせを指すが、「マリアージュ」のように2つが組み合わさることでお互いを高め合い、新たな味わいが生まれるというニュアンスはない。
例文
・この店のおすすめ料理は日本酒とのマリアージュが素晴らしい。
・私のお気に入りはブルーチーズと甘口ワインのマリアージュだ。
・海外のショコラティエから日本茶とチョコレートのマリアージュが注目されている。
マリアージュ
(mariage から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 22:21 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動マリアージュ(mariage)
- 一般的な意味
※ フランス人はしばしば、もともとふたつで別々だった存在があたかもひとつの存在のように調和した状態になることを、詩的に(メタファー的に)「mariage マリアージュ」と言う[1]。 例えば視覚芸術ならば、キャンバス上で二つの要素がひとつのまとまった調和した視覚的効果を生むことを「マリアージュ」と言うし、料理・食事関係ならば、たとえば、一緒に食べるfromage フロマージュ(チーズ)とvin ヴァン(ワイン)の味が絶妙に調和した状態を「マリアージュ」と言う[2]し、また、例えば肉料理や魚料理などとフランス流ソースの味がうまくひとつになって調和した味が生まれている時もシェフやお客は「マリアージュ」と表現する。おまけにフランス人は、それらの調和した組み合わせをまず「mariage de A et B(AとBのマリアージュ)」と表現しておいて、さらにそのあとにわざわざ「ふたつの vie いのちが、ひとつのいのちになるのです。」などと、詩のような文章まで添えることも多い。
- 人名、苗字
- Mariage
(たとえば、あるマリアージュ家の、ある兄弟は、紅茶専門店、紅茶ブランドの「MARIAGE FRÈRES マリアージュフレール」を立ち上げた)
- 作品名
- 日本のロックバンドDEENの2012年のアルバム。→マリアージュ (DEENのアルバム)
- ミズノマリの2009年のミニアルバム。→Mariage (ミズノマリのミニアルバム)
- 日本のロックユニット文藝天国の2021年のシングル。→マリアージュ (文藝天国の曲)
- 企業名
- マリアージュ (宝石販売業)
- 結婚式場
脚注
- mariageのページへのリンク