地球連邦軍の艦船及びその他の兵器 U.C.0087 - 0088(グリプス戦役、第一次ネオ・ジオン抗争)

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地球連邦軍の艦船及びその他の兵器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 07:49 UTC 版)

U.C.0087 - 0088(グリプス戦役、第一次ネオ・ジオン抗争)

この節では『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』及び、同時期を舞台にした『ガンダム・センチネル』『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場したものや、その派生機について扱う。

ティターンズ

アレキサンドリア級巡洋艦

ロンバルディア級戦艦

ドゴス・ギア

DOGOSSE GIAR

『機動戦士Ζガンダム』に登場。サイド7、グリプス工廠でティターンズが建造した大型戦艦である。カミーユ・ビダンの母ヒルダはこの艦の開発に参加していた。

デラーズ紛争でガンダム試作2号機の急襲による核攻撃で轟沈したバーミンガム級をベースにした戦艦(但しテレビアニメのΖガンダムより後にOVAの0083が製作されたため、設定とは逆にバーミンガムがドゴス・ギアをベースにデザインされている)。MS搭載能力を持たなかったバーミンガムと異なり、14基ものMSカタパルトを持ち(艦橋後部のカタパルトは内火艇用、双胴船体後部に位置するカタパルトは下面のみハッチ無し)、短時間でMS隊の発艦を行えるようになっている。また双胴化により艦体規模は大型化し、艦全長の半分にも及ぶ長砲身単装メガ粒子砲3基を始め、連装副砲(これもサイズ的には超大型砲に属する)2基、その他無数の対空砲を備え、原型となったバーミンガムに比べて個艦火力は大幅に向上している。

全長や搭載MS数などの詳細スペックは不明[注 5]。艦のサイズや搭載MS数はアクシズのグワダン級には及ばないが、惑星間をも航行可能な巡航性能を除けば、火力や機動性を含めて戦闘艦としての総合性能ではこちらが勝っている。

就役後、直ちにアレキサンドリアに代わりティターンズの旗艦となった。火力やモビルスーツ搭載数はグリプス戦役当時の戦艦の中でも(歴代の地球連邦軍艦艇では)最大である。防御力にも秀でており、メガ・バズーカ・ランチャーの直撃にも耐えている。

就航当時はシロッコに指揮権が与えられていたが、シャアのダカール演説後(テレビ版、近藤の漫画版)、ゼダンの門崩壊前(劇場版)にバスクに譲られた。グリプス戦役末期、ジャミトフに反旗を翻したシロッコの部下であるレコアが搭乗するパラス・アテネ(劇場版ではヤザン率いるハンブラビ隊、近藤の漫画版ではハマーン・カーンが搭乗するG-3)の攻撃によって撃沈された。

乗組員
指揮官
ブリッジ
パイロット
艦載機
同型艦
ゼネラル・レビル
『機動戦士ガンダムUC』に登場するドゴス・ギア級2番艦。詳細は「ゼネラル・レビル」を参照。

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コロンブス改級強襲揚陸艦

雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場。船体後部にブースターを設け推力および航続距離を強化した型。ブースター長は全長の半分を超えるほどの比率を占めている。

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ゲター

『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。グリプス戦役時の地球連邦軍制式機[82]で、ティターンズが使用した[83]宇宙用SFSである。塗装はライトパープル。

板状のフォルムを持った宇宙仕様のベースジャバーといった趣の機体である。ただし非武装の無人機であり、機体規模もやや小さいため、主にMS単機で運用されるが、エゥーゴが使用した単機専用のシャクルズと違い、MS2機を搭載可能なだけのサイズはある[要出典]。シャクルズと比較すると機体規模が大きい分だけ推進剤搭載量が多く、航続距離は長い反面、俊敏性はやや劣る。

MS搭載の際に機体を固定するラッチ類は見当たらないが、劇中でボリノーク・サマーンが本機の上に仁王立ちしたまま戦闘していたため、何らかの機体固定装置が搭載床部に装備されていることがうかがえ、激しく機動してもMSが振り落とされることはない。

後に、ネオ・ジオンと改称したアクシズも使用した。

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ベースジャバー

エゥーゴ

アイリッシュ級戦艦

アーガマ級強襲巡洋艦

ペガサスIII

ネェル・アーガマ

ラビアンローズ

諸元
ラビアンローズ
LA VIE EN ROSE[84]
分類 宇宙ドック艦[85]
所属 アナハイム・エレクトロニクス
エゥーゴ
全長 618m[85][84]
重量 98,535t[85]
乗員人数 560名[85]

エゥーゴおよびアナハイム・エレクトロニクス宇宙ドック艦。名称はバラの花弁のようなその外観による。大型艦船を直接着艦しての補給にも対応し、宇宙空間における中継基地としての側面を持つ。

OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で描かれた宇宙世紀0083年の「ガンダム開発計画」では、ガンダム試作3号機の試験が行われており、連邦軍やAE社の開発拠点としても重要な役割を担う。

『機動戦士Ζガンダム』で描かれたグリプス戦役では、エゥーゴに補給を行うなどの拠点として機能。第一次ネオ・ジオン抗争時には、エマリー・オンス艦長代理の指揮のもと、ネオ・ジオンのモビルスーツに対しビームによる砲撃を行っている様子が『機動戦士ガンダムΖΖ』第38話で確認できる。同作第44話で、プルツークィン・マンサに対し艦を固定するレーンを射出し抵抗を行うも撃沈される。

同型艦
ロサ・ギガンティア
雑誌企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場。エゥーゴ所属で、ラビアンローズ級の2番艦。
ティターンズは本艦の奪取、それが不可能な場合は破壊する作戦を立案、宇宙世紀0087年8月にサラミス改級巡洋艦「イズミール」を投入し実施する。イズミールに搭載の2個MS小隊と、本艦のMS隊および同一軌道上にいたエゥーゴ所属のザンジバル級機動巡洋艦に搭載のMS隊とが交戦。本艦を奪取不可能と判断した第二小隊長機の攻撃により機関部に多大な損傷を受ける[86]
雑誌企画『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』及び同作外伝『審判のメイス』では主人公達の母艦であるデルフォイおよびアレイオーンの準母港として登場し、多くの作戦の出撃拠点となった。またエゥーゴの新型MSの試験場として活用されている姿[87]や、上記『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』におけるティターンズによる襲撃の前哨戦について、エゥーゴ側の視点の物語[88]が描かれている。
ラビアンローズIV
アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場。
宇宙世紀0153年にカイラスギリー戦で大破したリーンホースを、同じく大破したガウンランドや鹵獲したスクイード1を利用することでリーンホースJr.に改修する。
ヘビーガンなど過去作品から続けて登場した機体と同様、作画の手間を考慮してディテールはラビアンローズより簡略化されている。
その他
上記のほか、漫画『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』では艦名不詳の同型艦が登場する。宇宙世紀0096年に輸送艦「アンヴァル」が合流し補給をおこなう予定だったが、直前にゲルググ・タイプで統一された傭兵部隊の襲撃を受け、さらに味方であるはずの新生「フレスベルク」隊のプロトタイプΖΖガンダムのハイ・メガ・キャノンにより真っ二つにされ轟沈する。

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コア・ファイター (ΖΖガンダム)

Gディフェンサー

シャクルズ

アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場。

宇宙用サブフライトシステム (SFS) で、操縦はMSからの操作で行われ、無人で運用される。ティターンズが使用するゲターと違って本機はかなり小型で、MSの足下を固定するマウントラッチを装備した追加ブースターに近いものになっている。このため、運搬可能なMSは1機に限られる。設定によると武装はバルカン砲が1門装備されているが、本編では未使用。

映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にも、ネオ・ジオン軍が運用する同名・同用途の機体が登場するが、別の機種である。

スーツ・キャリアー

MS輸送に特化した宇宙輸送艇。機体上部のパネルが展開し、MSを出し入れするようになっている。通常の輸送機より小型かつ大きなエンジンを持つため、高速航行が可能。また、ビーム砲を3門搭載しており、ある程度の戦闘支援も可能。劇中では完成したΖガンダムの輸送に使用され、ファの操縦によってグラナダからアーガマまで送り届けることに成功した。

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ド・ダイ改

フライングアーマー

メガライダー

諸元
メガライダー
MEGA-RIDER
型式番号 FXA-08R
分類 MSサポート支援型メカ[89]
所属 エゥーゴ
建造 アナハイム・エレクトロニクス
武装 メガバズーカランチャー
搭乗者 モンド・アガケイーノ・アッバーブエル・ビアンノ

アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。

第一次ネオ・ジオン抗争においてなかなか戦力の整わなかったアーガマに配備された。

ベースジャバーとメガバズーカランチャーの両方の機能を併せ持ち、宇宙・大気圏内共に使用可能である。なお、第17話でのメッチャー・ムチャは、「シャクルズとメガランチャー」と表現している。また、ある程度の居住性があり、MSの移動拠点としての能力も持つ。

バイクの様な形状をしており、MSがまたがるように搭載する。また、緊急時に左右に箱乗りする形でかなり強引に4機を搭載したこともある。本体コクピットと搭載したモビルスーツの双方から操縦が可能。

劇中では、主にRX-178 ガンダムMk-IIが使用し、単独で運用する場合は主にモンド・アガケイーノ・アッバーブが搭乗した。また主に移動や居住に使用され、メガバズーカランチャーはあまり有効に機能しなかった。

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プロト・メガライダー
諸元
プロト・メガライダー
PROTO MEGA-RIDER
型式番号 FXA-08R-X1
所属 アナハイム・エレクトロニクス
建造 アナハイム・エレクトロニクス社
全長 44m[90]
全幅 15m(本体)[90]
22.5m(レドーム含む)[90]
装甲材質 ガンダリウム合金[90]
センサー
有効半径
20,000m[90]
武装 メガ・バズーカ・ランチャー
ガトリングガン×2
11連装ミサイルポッド×2
搭乗者 ケリー・イースト[91]

WEB企画『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。

メガライダーのプロトタイプ。完成系であるメガライダーと比較するとより重装備であり、各種対空兵装や高い索敵能力のためのレドームを有しているが、これらはメガライダーへの改修の際にスリム化のためオミットされている[90]

第一次ネオ・ジオン抗争初期に新サイド4内の暗礁宙域に存在する廃コロニーで最終試験が行われた。その際にアナハイム・エレクトロニクス社内のジオン系シンパによる妨害工作を受け、最終的に廃コロニーの全壊という事態を招くもののプロト・メガライダー自体は生還し、機能的な問題点も存在しないと判断されている[90][91]

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共通・その他

エンタープライズ級大型スペース・シャトル

雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場する地球連邦軍の連絡・輸送用シャトル

人員の他に前後幅60mに達するカーゴ・ベイによるMSの積載能力を持ち、大型機であるゼク・ツヴァイの場合は2機を搭載できる。また、飛行中に搭載するMSを発進させることも可能[92][93]

ニューディサイズが「ガリレオ」「フロンティア」「メイフラワー」の3機を制圧した地球低軌道上のステーション「ペンタ」より接収し、ダカール市の連邦議会へMS部隊を降下させる際に使用するが、追撃してきたα任務部隊によって全機が撃墜される[94][93]

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大型宇宙輸送艦

『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する補給艦

船体構成は貨物区画を構成する箱型の船体と、その後端に独立したエンジンブロックを接続したもので、艦首側にはドッキングアーム状のユニットが装備されている。貨物は左右両側面に用意された大型のハッチとドッキングアームで受け渡しが行われる。特に大量の貨物輸送が必要な場合、大型コンテナを曳航する場合もあるが、エンジンブロックが中央にまとめられているため、曳航するコンテナが噴射の影響を受けにくくなっている。

船体の右側にはブリッジ構造物があり、ブリッジ前方に単装メガ粒子砲塔が1基、ブリッジ両側に単装対空砲が1基ずつ設置されている。

劇中での活躍
『機動戦士Ζガンダム』では、月面に向かうヘンケン・ベッケナーが使用した他、ジャブロー降下作戦時に複数登場している。ゼダンの門崩壊時にはティターンズの脱出艦としても運用されている。『機動戦士ガンダムΖΖ』では、同型艦がネオ・ジオン所属ゴットン・ゴーの指揮下、ガザCガ・ゾウムを搭載し、アーガマ追撃の母艦として登場。塗装は薄青/灰色の船体、イエローのハッチ、レッドのエンジンノズル。
なお、アニメ『Z.O.E Dolores, i』第7話のゲストメカとして、本艦の設定デザインがそのまま流用されている。

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大型輸送機

『機動戦士Ζガンダム』に登場する地球連邦軍の後方支援用輸送機。

翼部に4基のエンジンを備え、機体胴部のほとんどはカーゴブロックである。ジャブロー基地に大量に配備されておりジャブロー放棄のさい連邦兵士が脱出のために使用した。

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ガルダ級超大型輸送機

サラミス改級巡洋艦

ジュピトリス

JUPITRIS

アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場。

地球連邦軍の資源採掘艦[95]。艦名は木星の英語名「ジュピター」に由来し[要出典]熱核反応炉の主燃料であるヘリウム3採取を目的に編成された木星船団の旗艦となっている。2000mに及ぶ[96]巨大な船体には、数ヶ月に及ぶ地球圏~木星間の航行のため居住区には重力ブロックを有し、中央部には工場ブロックが存在する。巨大なヘリウム3運搬用タンクが船外に20基設置されており、5基の核パルス推進エンジンによって航行する。また、途中で旧ジオン公国軍残党や宇宙海賊に襲われる可能性もあったので、おまけ程度ながら武装も備えており、内部工場ではモビルスーツの開発・製造も可能。

資源採取を目的とする本艦だが、宇宙世紀0087年のグリプス戦役開戦直後に木星より帰還し、艦長パプテマス・シロッコ大尉(劇場版では大佐)の一存で同戦役に参戦。指揮官であるシロッコは原隊復帰の原則を理由として、ジュピトリスのティターンズへの編入を拒否していた[96]。これは、シロッコが自己生産能力を持つ移動基地とも言えるジュピトリスをティターンズに取り上げられることを嫌ったことや、シロッコがティターンズ=地球連邦軍とは認めていなかったことが影響している[96]。船体が巨大であるため小回りがきかず、武装もおまけ程度しか備えていないため、本来ならば戦場の後方に配置されるべき艦であるが、最終話では戦線に赴いており、船体の各所に被弾していた[96]

テレビ版『Ζ』では、カミーユの乗るZガンダムにより撃破されたジ・Oに巻き込まれるかたちで艦体の一部が爆発する場面が描かれているが、シロッコ戦死後の本艦の消息については明確にされておらず、「ティターンズもエゥーゴも、地球の生命線とも言われるヘリウム3を運搬することができるこの大型艦を失うわけにはいかないので、沈没は免れているようである」とする資料がある[96]一方、『機動戦士ガンダムΖΖ』第1話「プレリュードΖΖ」でのブライト・ノアの航海日誌0301によれば、「シロッコを倒し、ジュピトリスを沈めた我々だが、その代償はあまりにも大きかった」との言及がある。劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』では、シロッコのジ・OがZガンダムの攻撃により爆散した際に、密着していた本艦のヘリウム3運搬用タンクにも引火・爆発したため轟沈している。

同型艦
ジュピトリスII
アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。 第一次ネオ・ジオン抗争終結後に完成[要出典]ジュドー・アーシタルー・ルカらを乗せ、木星へ旅立つ。
OVA『GUNDAM EVOLVE../10』は、木星へ向かう本艦を舞台としている。ジュドーはZZ-GRで出撃し、亡命を希望するネオ・ジオンの要人とキュベレイMk-IIをネオ・ジオン残党軍から救出する。
コバヤシ丸
漫画『機動戦士ガンダムF90』に登場。地球連邦軍所属でジュピトリス級の発展型。宇宙世紀0120年10月25日、火星独立ジオン軍(オールズモビル)に襲撃され撃沈。
サウザンス・ジュピター
映画『機動戦士ガンダムF91』に登場予定だった[97]超大型宇宙輸送艦[98]。一隻でクロスボーン・バンガードが2年間戦えるだけのヘリウムを積んでいたとされる[98]
このほか、ストーリー上の関係は無いが、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に、ジョージ・グレンの乗船としてジュピトリスとほとんど同じデザインの船が登場している。

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マゼラン改級戦艦

テンプテーション

『機動戦士Ζガンダム』に登場する、地球とスペースコロニーの間を往復している旅客用[要出典]小型シャトル

TV版では第10話より連装砲を装備している。劇場版『Ζ』では射撃シーンはカットされている。キャプテンは一年戦争時にホワイトベースの艦長を務めたブライト・ノア。

ジャブローからサイド7へティターンズのメンバーを輸送してきたが、その後ティターンズに反対する人々を乗せてサイド7を脱出した。メッサーラに襲撃を受け漂流中に、エゥーゴの旗艦アーガマによって救助される。

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ホウセンカ

『機動戦士Ζガンダム』に登場する、一人乗りの大気圏突入カプセル。劇中では、TV版第6話でジャブロー侵入の任務に向かうレコア・ロンドが地球降下時に使用した。劇場版では地球降下時の描かれ方が違い、ホウセンカの呼称は登場しない。

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ワイバーン

WIVERN

雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場する地球連邦軍の全領域戦闘機(型式番号:FF-08GB)。

高々度から低軌道を主とした制空用の機体である。ΖplusC4型ウェイブライダー(WR)形態にGコアの機首を付けたような外観が特徴。テール・スタビレーターを宇宙機で初めて採用しており、AMBACによって従来機以上の精密な制御を可能としている。ΖプラスのWR形態などのTMSの練習機として用いられた。

バリエーション
ダガーフィッシュ (DAGGERFISH)
宇宙空間専用に改設計された機体(型式番号:FF-S4)。セイバーフィッシュの後継機として設計され、大気圏内装備は排除されているほか、胴体上部にはメガ粒子砲およびミサイルパイロンを装備したブースターパックを装備。機能を空間限定にしているため、コスト的にワイバーンおよびセイバーフィッシュより安価となっている。
クインビー (QUEENBEE)
電子戦用に改設計された機体(型式番号:FF-08WR)。戦後、ミノフスキー粒子の薄い宙域では限定的ながらも在来型の無線通信が使用可能となっているため製造された機体。電子戦装備を搭載しなおかつ扱う乗員を搭乗させるために機首を2人用に再設計、併せてテールスタビレーターを延長し同様に機器搭載、機体各部には電波妨害用の送受信アンテナを増設した。
ミスルトゥ (MISLETOE)
ワイバーンの機首を撤去し、そこにGコアとの合体用ジョイントと新設コクピットを設置した試作機(型式番号:X-08WR)。当初の目的は超音速巡航状態からGコアを分離、亜音速での格闘戦に持ち込むという構想であったが帰還時の問題が解決できず、3度のフライトののち空間戦用に改装。分離合体方式のTMS用訓練機とされ後年まで重宝された[99]

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注釈

  1. ^ 設定画に「#4」と書き込みがあるが、「没」の書き込みもある。
  2. ^ 元々は模型作例用のアレンジであったが、漫画『MSジェネレーション』でもこれと同じデザインの双胴機として描かれている。
  3. ^ ただし、『機動戦士ガンダム』劇中の駆動音はキャタピラそのもの。
  4. ^ 艦名はいずれも『戦略戦術大図鑑』による。また同書によれば第3軍に参加した本級は3隻で、オデッサ作戦には全12隻が参加しているとされる。
  5. ^ 近藤漫画版では巻末に一個大隊を搭載可能と記述在り。また劇中では30話にてアーガマラーディッシュを強襲したドゴス・ギア発のヤザン隊が20機は居るとシーサーが報告しているので、搭載機はそれ以上となる。
  6. ^ OVA『機動戦士ガンダムUC』第5話のシナンジュのモニターに映るドゴス・ギアとの艦形照合シーンでは、左右に増設されたカタパルト位置とドゴス・ギアが同じ程度であるように見てとれる。
  7. ^ 記述ミスでなければこの時代のMS部隊編成は小隊がMS3機というのはグリプス戦役期と変わらないが、2個小隊6機で中隊、2個中隊12機で大隊になると推測される。しかしEpisode7のネェルアーガマとネオ・ジオンとの戦闘では10機前後のアンジェロ率いるMS隊を中隊規模と表している。
  8. ^ 「臨界爆発」という現象(科学用語)は存在しないため、どのような爆発なのかは不明。
  9. ^ しかし、劇中ではマストの形状や艦橋の高さが異なる他、艦対艦ミサイル発射筒を第1・第2煙突に挟まれる形で装備している(本来はフライトⅠ・Ⅱで第2煙突後部に装備、フライトⅡA以降はスペース確保のみで装備せず)など、その艦型はあたご型に近いものとなっている。

出典

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  2. ^ 小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』挿絵で確認できる同型艦「プランダー」と同じ形状である。
  3. ^ 『機動戦士ガンダム MSV-R 連邦編』角川書店、2012年3月、138頁。
  4. ^ 『マスターアーカイブ 機動戦士ガンダム MSV エースパイロットの軌跡』SBクリエイティブ、2018年、82頁。ISBN 978-4-7973-9720-8
  5. ^ >OVA機動戦士ガンダム公式HP
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o GUNDAM OFFICIALS』(英文表記は頁数省略)。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m 『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイヴ』メディアワークス、1999年6月(名称と分類は頁数省略)。
  8. ^ 『講談社ポケット百科シリーズ35 モビルスーツバリエーション 連邦軍編』1984年7月、178頁。ただし改コロンブス級(=アンティータム級)として。
  9. ^ 出典:ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』より。
  10. ^ ゲーム『機動戦士ガンダム外伝3 裁かれし者』STAGE4のデモ。
  11. ^ 漫画『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』より。
  12. ^ 松浦まさふみ『アウターガンダム』メディアワークス、2002年、51 - 55頁。ISBN 978-4-8402-2167-2
  13. ^ a b c d e 『機動戦士ガンダム MSV-R 連邦編』角川書店、2012年3月、48-49頁および134-135頁。
  14. ^ a b c d e 『ゲームギャザ』2002年2月号、ホビージャパン、 164頁。
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  19. ^ 小説『機動戦士ガンダムUC』より。
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