MDとは? わかりやすく解説

MD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/27 13:34 UTC 版)

MD, Md, md(エムディー)

記号・単位

正式名称

略語・略称

一般名詞・術語

固有名詞

コード・形式名

他の記号等を付して用いるもの

架空のことがら

その他

関連項目

外部リンク


.md

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 00:43 UTC 版)

.md
施行 1994年
TLDの種類 国別コードトップレベルドメイン
現在の状態 利用可
管理団体 STISC
後援組織 モルドバ政府
利用地域 モルドバに関連のある団体
使用状況 モルドバでは一般的。医学関係者やMarkDown関連にも一部使われる。
登録の制限 なし
階層構造 第2レベルを直接登録可能。
紛争解決方針 なし
ウェブサイト .md ccTLD Registry
テンプレートを表示

.mdモルドバ1994年に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)。

現在はモルドバ政府によって設立されたServiciul Tehnologia Informației și Securitate Cibernetică(略称: STISC/英語名: Information Technology and Cyber Security Service)によって管理されている。[1]

脚注

  1. ^ About Us | .md ccTLD Registry”. Information Technology and Cyber Security Service. 2024年11月11日閲覧。

外部リンク


大顎

(MD から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:45 UTC 版)

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大顎を大きく開いたツムギアリ

大顎(おおあご、だいがく[1]mandible)とは、大顎類節足動物に特有の1対の付属肢関節肢)であり、口器を構成する器官の1つである。大腮(たいさい)とも呼ばれる[1]

概要

体節: 先節 1 2 3 4 5
付属肢: 上唇 第1触角 第2触角/(退化) 大顎 第1小顎 第2小顎/下唇

大顎類節足動物、いわゆる多足類甲殻類六脚類などの頭部は、基本として口器に特化した3対の付属肢関節肢)をもつ。そのうち最初の1対が大顎である。それに対して残り2対の顎は小顎(こあご、しょうがく、:maxilla)と呼ばれるが、これらは必ずしも大顎より小さいとは限らない。大顎は発生学体節制的に第3体節由来で、口と触角の直後に配置される[2][3]

大顎の本体部分(gnathal element)は付属肢最初の肢節、すなわち原節(protopod, basipod)のみから構成されるため、途中は原則として肢節的な関節はない(多足類のみ二次的な関節構造をもつ[4])。多くの甲殻類は、大顎の外側に大顎髭(mandibular palp)という直後の肢節に当たる部分が残されるが、多足類、六脚類、および一部の甲殻類(鰓脚類カシラエビ類ムカデエビ類、軟甲類の一部など)の場合、この大顎髭は少なくとも成体で完全に退化消失している[5]

多様性

様々な昆虫上唇(赤、lr)、触角(a)、大顎(緑、md)、小顎(黄、mx)と下唇(青、lb)
A:バッタ
B:ミツバチ
C:チョウ(大顎は退化消失)
D:

通常、大顎類の3対の顎の中で大顎は特に頑丈な方で、内側にが生えて、餌を把握・切断・粉砕する役割を担う器官である。しかしそれに当てはまらない例外もあり、昆虫で特に多く見られる。液体状の餌を摂るのに特化した昆虫、例えば半翅類カメムシセミなど)やの大顎は、他の口器と共に細長く変形し、口針の一部を構成する[6][7]。一部の昆虫、例えば多くのクワガタムシのオスは、摂食の代わりに闘争用の武器に変化した大顎をもつ[8]。大顎が退化的になったものもあり、例えばコバネガ以外の鱗翅類チョウ)の成体は大顎が退化消失するほどである[9]

大顎と誤解される付属肢

ムカデの頭部。常に第1小顎(2)によって覆われる小さな大顎(1)と、顎のように発達した顎肢(4)をもつ。

クモ鋏角(上顎)やムカデ顎肢は顎のような形をした口器であるため、しばしば誤って "大顎" と紹介されているが、いずれも顎ですらなく、大顎とは別起源(大顎は第3体節由来に対して、鋏角は第1体節、顎肢は第6体節)の付属肢である[2]。クモを含めて鋏角類にそもそも顎はなく、ムカデの実際の大顎は常に平板状の第1小顎に覆われて目立たない[10]

脚注

  1. ^ a b 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,大辞林 第三版,精選版. “大顎とは” (日本語). コトバンク. 2020年10月18日閲覧。
  2. ^ a b Hughes, Cynthia L.; Kaufman, Thomas C. (2002-03-01). “Exploring the myriapod body plan: expression patterns of the ten Hox genes in a centipede” (英語). Development 129 (5): 1225–1238. ISSN 0950-1991. PMID 11874918. https://dev.biologists.org/content/129/5/1225. 
  3. ^ Ortega-Hernández, Javier; Janssen, Ralf; Budd, Graham E. (2017-05-01). “Origin and evolution of the panarthropod head – A palaeobiological and developmental perspective” (英語). Arthropod Structure & Development 46 (3): 354–379. doi:10.1016/j.asd.2016.10.011. ISSN 1467-8039. http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1467803916301669. 
  4. ^ Koch, Markus (2003-08-01). “Monophyly of the Myriapoda? Reliability of current arguments”. African Invertebrates 44 (1): 137–153. doi:10.10520/EJC84509. https://journals.co.za/doi/10.10520/EJC84509. 
  5. ^ Schwentner, Martin; Combosch, David J.; Pakes Nelson, Joey; Giribet, Gonzalo (2017-06). “A Phylogenomic Solution to the Origin of Insects by Resolving Crustacean-Hexapod Relationships” (英語). Current Biology 27 (12): 1818–1824.e5. doi:10.1016/j.cub.2017.05.040. https://www.researchgate.net/publication/317420173_A_Phylogenomic_Solution_to_the_Origin_of_Insects_by_Resolving_Crustacean-Hexapod_Relationships. 
  6. ^ Hemiptera (bugs, cicadas, leafhoppers, spittle bugs, planthoppers, aphids, jumping plant lice, scale insects, whiteflies) / Boxes / Энтомология”. www.entomologa.ru. 2020年10月18日閲覧。
  7. ^ Mouthparts - an overview | ScienceDirect Topics”. www.sciencedirect.com. 2020年10月19日閲覧。
  8. ^ Goyens, J.; Dirckx, J.; Dierick, M.; Van Hoorebeke, L.; Aerts, P. (2014-04-01). “Biomechanical determinants of bite force dimorphism in Cyclommatus metallifer stag beetles” (英語). Journal of Experimental Biology 217 (7): 1065–1071. doi:10.1242/jeb.091744. ISSN 0022-0949. https://www.researchgate.net/publication/261139860_Biomechanical_determinants_of_bite_force_dimorphism_in_Cyclommatus_metallifer_stag_beetles. 
  9. ^ Krenn, Harald W. (2010-01). “Feeding Mechanisms of Adult Lepidoptera: Structure, Function, and Evolution of the Mouthparts” (英語). Annual Review of Entomology 55 (1): 307–327. doi:10.1146/annurev-ento-112408-085338. ISSN 0066-4170. PMC PMC4040413. PMID 19961330. https://www.researchgate.net/publication/40448324_Feeding_Mechanisms_of_Adult_Lepidoptera_Structure_Function_and_Evolution_of_the_Mouthparts. 
  10. ^ Bonato, Lucio; Edgecombe, Gregory; Lewis, John; Minelli, Alessandro; Pereira, Luis; Shelley, Rowland; Zapparoli, Marzio (2010-11-18). “A common terminology for the external anatomy of centipedes (Chilopoda)”. ZooKeys 69: 17–51. doi:10.3897/zookeys.69.737. ISSN 1313-2970. PMC PMC3088443. PMID 21594038. https://zookeys.pensoft.net/article/2466/. 

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