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公衆衛生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/14 05:31 UTC 版)
(公衆衛生学 から転送)
公衆衛生(こうしゅうえいせい、英語:public health)は、集団の健康の分析に基づく地域全体の健康への脅威を扱う。健康は多くの機関により、さまざまに定義されている。疾病の実態調査の標準を設定・提供する国際連合の機関である世界保健機関は、健康を「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」と定義している。
公衆衛生は多くの分野からなる。
典型的な区分としては疫学、生物統計学、医療制度がある。また、環境・社会・行動衛生、職業衛生、食品衛生も重要な分野である。
世界保健機関は公衆衛生を「組織された地域社会の努力を通して、疾病を予防し、生命を延長し、身体的、精神的機能の増進をはかる科学であり技術である」と定義している。
大学の教室の名称等で公衆衛生学と称される場合もある。
臨床医学が個人水準で健康を扱うのに対して、公衆衛生は社会水準で健康を取り扱う。例えば、生活習慣病対策・伝染病(感染症)予防・公害対策・上水道・下水道・食品衛生など社会保障の基礎となる分野について研究する。
類義語に衛生学がある。
- ^ 柳沢文徳「食品衛生」共立出版、1952年6月、p.1
- ^ 社会健康医学系専攻の目指すもの - 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻
- ^ たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室健康情報管理係)