アメリカ公衆衛生局
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United States Public Health Service | |
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組織の概要 | |
設立年月日 | 1798年 |
管轄 | ![]() |
本部所在地 | ワシントンD.C. |
行政官 |
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上位組織 | アメリカ合衆国保健福祉省 |
下位組織 | |
ウェブサイト | www.usphs.gov |
アメリカ公衆衛生局(アメリカこうしゅうえいせいきょく、United States Public Health Service、略:PHS)とはアメリカ合衆国保健福祉省の3つの内部部局と8つ下部組織の集合体であり、この集合体をもって公衆衛生局士官部隊を編成する母体としている。
公衆衛生局内の機関
- 内部部局(OASH、ASPR、OGA)
- 医療研究品質庁 (AHRQ)
- 毒性物質疾病登録庁 (ATSDR)
- 疾病予防管理センター (CDC)
- 食品医薬品局 (FDA)
- 保健資源事業庁 (HRSA)
- インディアン衛生局 (IHS)
- 国立衛生研究所(NIH)
- 薬物乱用・精神衛生管理庁 (SAMHSA)
公衆衛生局 (PHS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 02:00 UTC 版)
「BIOMEGA」の記事における「公衆衛生局 (PHS)」の解説
ナレイン将軍 フルネームは、ナレイン・メグナード。幼少期、施設に預けられていたが、念動力が暴走して誰の手にも負えなくなっているところをニアルディに止められ、マイクロボルト社に引き取られる。かつてはニアルディと親しい間柄だったが、当初のレーフの案を破棄して独自の人類総改換計画を進める彼女とは道を違えており、敵対している。 対象を捻り切るような念動力を行使することができる。引き取られた時点では褐色の肌を持つ普通の青年男性だったが、公衆衛生局を率いていた頃は、ニアルディに心を読まれないように身体を改造し、イカともタコともつかない異様な容姿をしていた。後に擬似N5SVを投薬した合成人間に脳転写を行って肉体を移し、ドローンと化した人間を元の姿に戻すという神がかり的な能力を保持するに至る。 ニアルディによる大陸繋留索侵攻時には造一らに協力的となった。接続してきたフユに後のことを託し、非戦闘員と共に大陸繋留索に避難するよう促した上で自身はニアルディとの最終決戦に臨む。その際ニアルディに肉体を乗っ取られ、造一たちを始末しようとするが、造一の発した脳集波によって意識を取り戻し、放ちかけた大出力脳集波を自身に逆流させ散った。 カーダル・スピンダル DRFの巡回査察員。女性。弾体加速装置の弾丸を弾き返すほど強力な念動力の使い手で、戦闘時には全身を紐状の繊維でくまなく覆う。この繊維を切り離して飛び道具としても使用する。念動力によって硬化され放たれる繊維は、公衆衛生局の有する切断兵器すら通用しない造一の装甲を軽々と貫く。 普通の若い女性と変わらない姿を持つ。N5SVによって強化された社員や巡回査察員は基本的に白い前掛けをつけるが、彼女の場合は本部の社員やDRFで確保していた一般民(恐らくは公衆衛生局の確保したN5SV適応者達)の前でのみ着用している。 9JOで造一のイオン奪還を阻止し、第57MSCFでは彼に重傷を負わせる。その後、理由は不明だが造一を制止する目的で人間の姿のまま近づき、本部から派遣された巡回査察員によって射ちこまれた毒物を中和する薬品を撃ったり、DRFによる第3MSCF侵攻時にイオンともども脱出しようとしていた際には、イオンを引き渡せという言葉に素直に従ったりしている。 「復物主の世界」での消息は不明。 ヒグイデ 巡回査察員。男性。右手に鉈、左手に分銅鎖のような武器を持つ。また、通常時には他の巡回査察員と違い前掛けをしておらず、唯一対盤時に着用が確認できる。「復物主の世界」においてマスクの下の素顔が明らかになり、彼もカーダルと同様普通の人間と変わらない容姿であることが判明した。 「BIOMEGA interlink」にて、東亜重工のエージェント・五宇を惨殺。その後、五宇が逃がしたヒノト・タイラを追跡、彼女を救出したコズロフの前に現れ、直後に駆けつけた壬班と交戦している。至近距離で撃たれた最大出力の弾体加速装置の弾丸を回避し、本部から派遣されてきた巡回査察員を相手と同じ片腕のまま倒すなど、その戦闘力は巡回査察員の中でもトップクラス。 DRF侵攻時には公衆衛生局の兵士らと共に本部部隊と真正面からぶつかり合い、ニアルディと行動を共にしていた右断吏官に勝負を挑み、激闘の末に勝利したが、変容していく地球に飲み込まれてしまう。 その後、復物主の世界に存在するイヤークに転送され、異世界から来た救世主と見なされることになる。造一達と異なり、脳同調接続による言語基体の学習を行っていないため、イヤークの翻訳機がないと言葉が通じない。また、イヤークに転送された後も肉体が透明になるなどの怪現象が発生していた。イルンゴルヌルカを救う為チャイドドリンを倒した後に再度転送されてしまい、その後の消息は不明。 なお、漫画『シドニアの騎士』の世界では『バイオメガ』の物語が映像ソフト化されており、作中で長道たちがヒグイデとイルンゴルヌルカのエピソードを鑑賞するシーンがある。更に、作者によればヒグイデという操縦士も存在するとのことだが、『バイオメガ』と同一人物であるかは現在のところ不明。 ウィルデンシュタイン博士 ナレイン将軍配下の研究員。兵器や合成人間を始めとした全般的な技術開発・研究に携わる。公衆衛生局では上級幹部と思われ、ナレインに対しても対等の口調で会話している。 黒川博士が明かさなかった弾体加速装置の構造を研究し、模造品ながら自力で完成させる優れた頭脳の持ち主。緊急事態にも関わらず自らの開発した兵器の実戦配備を強行したり、ナレインの脳転写手術中に手順を間違えるなど、失敗の目立つマッドサイエンティスト的傾向も窺える。 DRF本社の戦闘部隊員によって頭を撃ち抜かれた直後にドローン化するも、右断吏官によって一撃で倒される。しかしその直前にナレインの脳転写を行った合成人間に対して、N5SVを打ち込むことで頼みの綱を残した。 9JOの巡回査察員 イオン・グリーンを確保する任務を帯びていた巡回査察員。金属製の頭部に顔の皮のようなものを貼り付けた不気味な相貌が特徴。また、他の巡回査察員と異なり、腰ではなく胸で吊り下げるエプロン状の前垂れを掛けている。弾体加速装置の直撃を受けても貫通しない装甲やウラニウム製の弾丸を発射する銃といった大量の火器や、ブースターを装備したサイボーグである。 イオン・グリーンの住居を襲撃し、一度は造一をも退ける。第7MSCFでカーダルと共に潜水艦に乗り込もうとした際、再度造一に襲撃を受け、最大出力の弾体加速装置を受けて海面に落下。頭部を失ったまま、毒性を弱めたN5SV(ウィルデンシュタインが使用したものと同じと思われる)を用いてドローン化したが、造一の斧によって首を落とされて死亡した。
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