リプロダクティブ・ヘルスとは? わかりやすく解説

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リプロダクティブ・ヘルス Reproductive Health

WHOの健康の定義照らして「性と生殖に関する健康とその権利」をさし、単に生殖の過程疾病がないということではなく身体的精神的社会的に良好な状態(well-being)であること。1994年カイロ開かれた国連国際人口開発会議カイロ会議)でこの言葉将来に向けて行動計画中に取り上げられました。
リプロダクティブ・ヘルスの内容は、
(1)人はだれでも希望するときに希望する数の子どもをもつことができる
(2)女性にとって妊娠・出産は安全である
(3)妊娠・出産は母児の生命健康にとり安全である
(4)すべてのカップル望まない妊娠病気感染するおそれなしに性的関係をもつことができることであり、リプロダクティブ・ライツ基本的人権としてのその権利をさす。出産および避妊人工妊娠中絶個人の権利であることを明言したところに意味があり、中絶合法でないことや、避妊手段の制限があることがこれに抵触する広く男性対象となり、母子保健だけではカバーできない性成熟期を含めて思春期から更年期以降までの「性と生殖関わる健康」という概念は、途上国においては人口政策あり方見直しを、また世界中で不妊治療避妊権利拡大する根拠となりました

リプロダクティブ・ヘルス・ライツ

(リプロダクティブ・ヘルス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 06:12 UTC 版)

リプロダクティブ・ヘルス・ライツ英語: Sexual and Reproductive Health and Rights)または性と生殖に関する健康と権利[1]SRHR[2]とは、性と生殖における個人の自由と法的権利[3]のこと。




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