永遠野誓(とわのちかい)
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「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」の記事における「永遠野誓(とわのちかい)」の解説
涼花の代理人となった永見祐のペンネーム。作者は涼花だが、彼女は2人合わせて「永遠野誓」と考えている。 永見 祐(ながみ ゆう) 声 - 畠中祐、吉森未沙希(幼少期) 【年齢:15歳 / 身長:171cm / 趣味:神作品の発掘 / 好きなもの:カッコイイ主人公 / 嫌いなもの:好きな作品への悪評】 主人公。私立七海坂高校(進学校)1年生の男子。本作の語り部でもある。取り柄のない普通の少年。逆に妹の涼香は優秀なので、祐はたびたび「完璧超人」「完璧主義」と独白している。それで劣等感を感じることはあっても嫉妬したり逆恨みしたりはせず、むしろ奮起するなど前向き。ただし裏目に出て失敗することが多い。 小学生の頃からラノベにハマっているラノベオタクであり、人知れず中二的な言動をしてしまうことも。炎竜焔(氷室舞)著の『スカイ・マジック・ガーディアン(スカマガ)』のファンであり、劇中に出ている呪文詠唱をいくつも記憶しているほど。中学生になるころにはライトノベル作家を目指して様々な新人賞に作品を投稿していたが、万年一次落ちだった。妹の涼花が一発デビューしたことで代理人を引き受けることになり、自分が正式に作家となるまではという条件で「永遠野誓」を名乗る。凡人であるものの兄らしくあろうという思いは強く、妹思い。かなりのシスコンだが自覚はない。背伸びしようとしてドジを炸裂させ、涼花には毎回呆れられたり、辛辣な発言などから妹には「嫌われている」と思い込んでおり、また妹萌えに関しても「リアルで妹がいるのに」と考え、「気持ち悪い」と述べている。またヒロインたちから好意を向けられているのには気づいているが、それは「永遠野誓」に対してであって、自分が代理人でなければ相手にされないと戒めているので、誰にも恋愛感情は抱いていないと独白している。 小学生の頃に涼花を泣かせたことを悔やんでおり、それ以来、彼女と距離を置いていた。後に自分がラノベにハマったのは、「頼りない兄貴」の自分が「頼りになるラノベ主人公」に憧れたからだったと自覚する。 ネタ探しのためにラノベを読むだけではなく、アダルトゲームを購入してプレイするなど積極的に行動している。反面、執筆に関係ないこと(学校の行事など)にはまったく興味がなく、億劫と感じている。趣味や興味の範囲が狭い彼だが、ヒロインたちとの関りを得て大いに振り回されることとなる。 3巻では神坂姉妹と自作同人誌の売り上げで勝負をすることになり、シナリオを涼花が引き受けるはずだったが風邪で寝込んでしまい、祐がシナリオの構築・執筆を行うという事態になる。実力では到底涼花に及ばず苦悩するが、涼花に諭されたことで勝つための作品を作ろうとしていることを恥じ入り、『お兄ちゃんが好きすぎて困ってしまう妹の物語です。』に対する強い愛情を込めたシナリオを考える。Wピース先生にも自分が好きだと思うイラストで描くように告げ、その結果圧倒的な大差で神坂姉妹に勝利する。感服した秋乃からは、一方的に弟子を名乗られることとなった。 4巻ではアニメ化が決定し、打ち合わせの際に桜田樹から妹議論で論破される。樹は永遠野誓に失望したと告げ、自分好みにキャラ改変をしたアニメを作ると言い放つ。これを阻止するために祐は妹萌えを理解するべく、周囲の協力を得る。実はとっくに妹萌えに目覚めており、それを隠していたのは「涼花に嫌われている自分が妹萌えになったら益々嫌われる」という恐怖から来るものだったことを独白。水無月桜に諭され、涼花に己の本心を告げたことで吹っ切れ、妹萌えを豪語する樹の「欲望」を見抜き逆襲した。結果、樹は単なる逆恨みで祐を困らせようとしていただけだったことが判明し、改心した樹から尊敬されることになった。その後、祐はとある編集部の人間から自分の投稿作品(小説)が最終選考に残ったことを電話で告げられる。 5巻では最終選考に残るも、「ヒロインが可愛くない」という致命的な欠点により落選となったことが明かされる。涼花に慰められた後、実は可愛い女の子に対するイメージの貧困が発覚し、理想の女の子を涼花が演じる形で協力されることとなる。それを通して「涼花みたいな女の子が理想」だと自覚するようになった。 6巻では、氷室と皇ファンタジー文庫の「ラブコメ祭り」で勝負することとなる。そして、妹モノを封印した涼花の書いた新作ラブコメ小説を読んだ後、氷室の書いた新作ラブコメ小説を読んだことで、涼花がライトノベルの天才ではなく「自分の作品」の天才であることに気付き、涼花に妹モノのラブコメで勝負するように助言し、氷室との勝負に勝利させた。四月に涼花が七海坂高校に入学した事で、ますます涼花や氷室との板挟みに悩むこととなる。 7巻では高校二年生となり、涼花の友人であり後輩でもある二階堂楓の悩みに関わることに。当初は「兄という立場を利用して涼花にいやらしいことをしている」と誤解されていたが、お互いに『スカマガ』のファンであることが判明して実質的に和解した。その後、壮絶な誤解から涼花に好きな男がいると勘違いしてしまい苦悩することとなる。悩み抜いた末に自分が「重度のシスコン」であることを認め、涼花を奪われたくないと告白した。涼花から話を聞いたことで誤解は解けたが、妹に対する告白は学校中の生徒たちに訊かれてしまっていた。 8巻では、先の告白のせいで涼花に対して異性を意識してしまうようになってしまう。そんな折、クレセント出版主催の新人賞にて落選したことが榊瑠璃子から電話で語られる。しかし、見込みはあるとのことで彼女を担当編集とした形で再度作品を創ることになった。舞を始めにヒロインたちからラブコメに関する意見を聞いて回り、段々とプロットを仕上げていく。そこへ榊から妹モノを書いてはどうかと勧められるが、涼花への負い目から拒否してしまう。その話をこっそり聞いていた涼花は大層憤慨。しつこく問い詰められた祐はついに折れ、ラノベに対する想いを語り始めた。小学生の時、涼花から「お兄ちゃんなんて嫌い」と言われたことで酷いショックを受けたところ、妹モノのラブコメラノベ『はちみつしすたぁ』を見つける。そこに描かれた仲のいい兄妹に羨望を抱き、引き込まれ、ラノベ作家を志すようになった。ずっと妹モノを書きたいと思っていたが、「妹モノを書いたら涼花にキモいと思われる」という思い込みから妹モノを書くことだけは避けていた。そのことを涼花に話すが、拒否されることなく受け入れられ、長年の苦悩は氷解した。しかし作品に取り掛かるというところでクレセント出版は倒産してしまい、作家デビューはご破算となった。その後、謝罪に来た榊に事の経緯を話したところ、彼女こそ祐をラノベの世界に引き込んだ作者「きるりん」であることが判明する。 9巻では篠崎麗華の提案により「兄が妹を好きになる瞬間」の取材をすることになる。やる気満々の涼花につき合わされて行く内に、涼花に対する想いの片鱗を自覚していく。その後、舞から「裕には気になっている女の子がいる」と『誤解』されたことでヒロインたちと文化祭デートにつき合わされる。誤解は解けたものの舞だけは頑なに認めようとせず、屋上に連れ出されて遠回しながらも告白を受ける。だが永遠野誓の偽物という立場から受け入れることはできなかった。しかし舞は、飽くまで永見祐という男を好きになったのだと告げる。迷った末に祐は「俺は涼花が好きなんだ」とついに自覚する。その表情から祐の気持ちを読み取った舞は引き下がったが、チャンスがなくなったわけではないとして今後も今までと変わらぬつき合いをするということで落ち着いた。しかし、涼花に対する想いを秘めたままではいられなかった祐は、「せめて物語に残したい(魔がさした)」ことからラノベを執筆。見事大賞に輝くも辞退してしまった。 永見 涼花(ながみ すずか) 声 - 近藤玲奈 【年齢:14歳→15歳(5巻) / 身長:152cm / B72・W54・H79 / 趣味:お兄ちゃんの世話 / 好きなもの:お兄ちゃんとの時間 / 嫌いなもの:お兄ちゃんに対して素直になれない自分】 ヒロイン。中高一貫の「超」お嬢様学校である、白桜女学院の中等部3年生。祐の妹であり、本作のもう一人の語り部。祐も認める完璧超人で、生徒会長を務め、人望も厚い。基本的に敬語で話すが真顔のため不愛想。祐のことを「お兄ちゃん」と呼ぶが振る舞いは冷たく、ヘタレな兄に対し「お兄ちゃんはもうちょっとしっかりしてください……」と辛辣な発言を口にするのが日課となっている。他にも「お兄ちゃんの世話をするのは妹の義務です」も口癖としている。 一方で兄とのラブラブな妄想をノートに書き綴るなど、重度のブラコン。だが持ち前の素直になれない性格と他のヒロイン達への嫉妬心、そして、日頃の兄への軽蔑する発言などもあり、下記の通り、当の兄から嫌われていると思われている。その妄想ノートを小説としてまとめた『お兄ちゃんが好きすぎて困ってしまう妹の物語です。』を新人賞に送ったところ、大賞を受賞してしまう。しかし、白桜ではアルバイトは禁止されており、生徒会長である自分が規律を破るわけには行かず、更に厳格な父親が作家デビューを許すとは思えないことから兄に代理人を頼む。以降は作品のためという名目で「取材」を行い、それを利用して兄とベタベタする妄想を実現させようとする。多くが「作品のための取材」というていで兄とのイチャイチャを行うが、他のヒロインたちもそれに乗じて祐に接近するので、涼花としては嫉妬を禁じえない模様。 いわゆるクーデレであるが、原作の挿絵では感情豊かな面(デレの部分)が強く出ている。 自分の小説(妄想)が世に出ることは「自分と兄の仲を認めてもらっている」ことに直結するので、創作活動に関しては積極的。この理由から、自分の作品を貶す人間に対しては強い怒りを見せる。ゲームやアニメといったオタク関係の知識は皆無に等しく、興味もない様子。しかしデビュー後は無知を逆手にとって「取材」という名目で兄をデートにつき合わせイチャイチャを堪能している。だが作品は嫉妬した兄から「まあまあ」と評価されており、それを真に受けた涼花は「面白くないと思われている(自分の想いが否定されている)」と受け取ってしまう。二巻目も刊行することになったが篠崎麗華のアドバイスにより「新ヒロイン」を登場させるも、祐からはまったく面白くないと思われるほどの不出来だった。涼花としては兄と妹イチャイチャが書きたかったのだが、前述の通り兄に否定されたことで自暴自棄になり新ヒロイン登場の案を取った。その想いを断片的に知った祐は、「俺は妹が好き。妹以外のヒロインはいらない」と告げ、受けた涼花は「妹が好き=涼花が好き」と激しく誤解してしまう。だがコンディションは見事に復活し、一気に書き上げた2巻も爆発的な人気を得た。その後、祐から「涼花が書くラノベの妹が好きなのであって、俺に妹属性があるわけではない(これがタイトルに掛かっている)」ということを告げられ、涼花はまた機嫌を悪くしてしまう。 なお、涼花がラノベを書き始めたのは、裕が置きっぱなしにしていたラノベを見つけ、仲直りのきっかけになると思って読んだことによるもの。 裕は、小学生の頃に涼花を泣かせて「お兄ちゃんなんて嫌い」と言われたことから「壁」を感じていたが、それは涼花も同じで「よそよそしさ」を感じていた。その理由を裕は忘れてしまっているが、涼花によれば「自分が不注意で父親の皿を壊してしまった時、何も悪くない兄が身代わりを買って出たことで哀しくなり、感情がぐちゃぐちゃになった」ことから「嫌い」と言ってしまったという。 5巻では、「お兄ちゃんはもうちょっとしっかりしてください……」という台詞は「凛々しい兄の姿が見たい」という理由からで、祐を情けないと思っているわけではないと明かされた。更に、白桜女学院中等部を卒業後は高等部に進むのではなく、祐のいる高校に進学する予定であることを祐に告げた。また誕生日を迎えたことで15歳となった。 6巻では、七海坂高校を受験した後で氷室と「ラブコメ祭り」で勝負することとなり、あえて妹モノを封印して新作ラブコメ小説を書こうとする。そして、家を離れて白桜女学院の寮に短期編入したり、バレンタインデーに祐と恋人同士のような関係を演じたりして、新作ラブコメ小説を完成させる。しかし、祐から自分がライトノベルの天才ではなく「自分の作品」の天才であると助言され、妹モノの新作ラブコメ小説を急遽書き上げて、一位を取って氷室との勝負に勝利した。そして、四月に七海坂高校に入学する。 7巻では、晴れて七海坂高校の一年生となった。 8巻では、兄がまだ心の底から妹と仲直りをしていないという心情を知り、「どんなことがあろうと二度と嫌いなんて言ったりしない」と言い、加えて祐が「妹」に対する妄想をラノベにしたとしても絶対に受け入れると「誓い」を立てた。これにより祐のトラウマと思い込みは氷解し、自分が本当に書きたかった「妹モノ」と向き合うことができるようになった。漫画版 冒頭から祐に対して苛立ったり睨んだりするシーンが描かれており、「兄を嫌っている」ことが示唆するようなシーンが挟まれている。ストーリーが進むにつれてこういった表現は減り、原作同様照れることが多くなった。ただし冷めた表情でいることも多々あり、「クーデレ」を強調するものとなっている。 巻末に掲載されたSSによれば、涼香が冷めた振る舞いをしてしまうのは兄に対する照れ隠しであることが語られている。素直になれずごまかしや否定に走ってしまうため、結果としてそれが冷たい言動になってしまうという。 アニメ版 衣装の変化が激しく登場するたびに違う服を着ている。原作イラストでよく見られる「ワンピースにパーカー」の格好は一度しかしていない。原作と時期は異なるが、最終話にて高校生となった。 氷室 舞(ひむろ まい) 声 - 小倉唯 【誕生日:4月8日 / 年齢:15歳 / 身長:164cm / B89・W59・H87 / 趣味:長風呂 / 好きなもの:勝利 / 嫌いなもの:敗北】 1巻から登場。祐のクラスメートで校内一の美少女。裏の顔は『スカイ・マジック・ガーディアン(スカマガ)』を執筆している人気ライトノベル作家「炎竜焔(えんりゅうほむら)」。 性格は気が強く偉そうで行動的。自分の感情や思い込みを通そうとする我侭で自分勝手なところがある(本人も「多少は」自覚している)。告白してきた男たちに対し、トラウマになるほどの振り方をしたという伝説から「氷の女王」と呼ばれ、男女問わず敬遠される存在となってしまった。その中でも平然としているという太い神経の持ち主。だが実際の中身はポンコツで、作品の面白さを探るため祐にストーキング行為をしているが見え見えな上に祐に関するノートに大声で脚色を加えて書いたり、目的のためなら自身の体を売ることも厭わないなどラノベに対する情熱は高い(常識に欠けているとも言うが)。両親は伝統や格式にこだわる名門(名家)の出であり、舞もお嬢様である。しかし両親はラノベを低俗なものと認識しており、舞の作家活動を快く思っていない。そういうこともあり永見家の近所にある高級マンションで一人暮らしをしている。 永遠野誓の一番のファン兼ライバルを自称し、祐に対して早くから好意らしきものを見せているため、その気の強さから涼花と激突し掛けることもままある。なお、祐は「炎竜焔」のファンであった。 2巻では、新担当から「人気が落ちている。主人公のキャラが弱い」と酷評されたことで躍起になり、打開するべく祐の秘密を探ろうとする。教室で祐の応募用原稿を盗み見てしまい、永遠野誓のラノベとはあまりにも差があり過ぎることから疑念を持つようになる。ついには「祐は永遠野誓じゃない」とまで言い放つが、涼花のアドバイスを受けた祐から「キャラクターに本気でなりきる」ことの大切さを告げられ、苦境を乗り越えた。祐に対する疑念も「自分への戒めのためにキャラが「死んでいる失敗作を持ち歩いている」という「(嘘の)秘密」を聞いて晴らしている。このことから益々祐に対する執着(好意)が強くなっていった。 実はデビュー作(受賞作)は不人気から打ち切りになっており、読者からも酷評されていた。その際に指摘された「主人公のキャラが弱い、物語を進めるための駒になっている」という内容は、今でも舞の心に沈殿している。舞が躍起になって永遠野誓の秘密を知ろうとしたのは、この欠点を克服したかったという部分が大きい。 6巻では、祐と面識のある自分とWピースと水無月桜と神坂姉妹の五人で、永遠野誓ラインという集いを作っていたことが判明する。麗華が祐に持ってきた短編投稿イベント「ラブコメ祭り」の話を聞き、氷室は突発的に永遠野誓に「ラブコメ祭り」で勝負を申し込む。負けた方が勝った方の言うことを一つだけ聞くという条件を付ける。そして、書き上げた新作ラブコメ小説は、祐から見ても素晴らしい読み切りだった。祐はその才能に感心するが、舞は舞なりに努力して行きついた結果であり、それは氷室にしか書けない物語であった。 惜しくも永遠野誓(涼花)とは、僅差で二位に終わった。そして、勝者である祐に一つだけ言うことを聞くから早く言えと急かし、祐が話題を逸らそうと「ヒロインが主人公の頬にキスする」という話を命令だと勘違いし、思わず祐の頬にキスしてしまい、直後に勘違いだと気付き、赤面してその場を去っていった。 9巻では祐が涼花を好きだと直感的に気づき、それを確かめるべく「裕には気になる女の子がいる」と騒ぎ立ててしまう。裕の気持ちを確かめるために文化祭デートを行うがわからず、屋上に連れ出して遠回しながらも告白を行った。だが、その行為によって祐は涼花への想いを自覚してしまい、結果的に舞は振られてしまう。しかし、まだチャンスがないわけではないということで今後も変わらぬつき合いを続けていくこととなった。今まで男子を振る側だった舞が初めて恋心を抱き、振られる側の気持ちを痛感させられた。その経験は新たに執筆するラノベに活かされることとなった。漫画版 登場当初は不敵な笑みや屈辱に震える様子などがたびたび描かれていた。 アニメ版 第一話から顔見せ程度で登場。原作では特に言及されていなかったが「お金持ち」と紹介されている。初登場となる登校シーンでは、男子女子問わず羨望の眼差しを向けられる美少女であることが強調されている。この時、体育会系と思しき男子生徒から声を掛けられているが見向きもせず立ち去っている(挨拶だけはした)。この時点では祐との接点がなく、祐からも「あんな美少女は俺とは一生縁がないんだろうな」と思われていた。皇ファンタジー文庫授賞式の際、祐の姿を見かけてから大賞受賞作に興味を抱いた。
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