1巻から登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 01:42 UTC 版)
フェイキアール バーティミアスとは昔からの知り合いでありライバル。地球ではコック姿と厨房が定番。バーティミアス曰く“万能選手”で、力と知恵を兼ね備えており実力は高い。昔から人間による妖霊の支配に対して強い反発心を持っており、ことあるごとにバーティミアスに対して人間への反乱を持ち出していた。 1巻ではラブレースに召喚され、アミュレットを守るためにジャーボウとともにバーティミアスと戦うも出し抜かれてアミュレットの強奪を許してしまう。その後もアミュレットを巡ってたびたびバーティミアスと戦ったが、決着はつかなかった。 2巻では直接登場しないが、1巻の事件の直後にメイクピースに召喚されていたようである。ホノリウスの様子を見て、人間の中に自らを封じ込ませて人間を乗っ取ることを思いつき、2巻と3巻の出来事の間にメイクピースとホプキンスをそそのかしてホプキンスの乗っ取りに成功する。そしてそのことを巧妙に隠しながらことを進めていき、最終的にヌーダを含めた数多くの仲間たちを人間に取り込ませることに成功させ、長年の野望であった人間界への復讐を開始する。 ジャーボウ 好戦的な妖霊で、バーティミアスとは昔からの知り合いでありライバル。得意技は爆撃。ジャッカル頭の姿をとっている。攻撃の力は非常に強いが知恵が回らず、バーティミアス曰く“単細胞”。 ラブレースに召喚され、フェイキアールとともにアミュレットの防衛にあたるが、強奪を許してしまう。その後、ラブレースがアミュレットを奪い返す際に再び召喚され、アンダーウッド夫妻を殺害した。さらにクーデター実行の際にも最後の障害であるナサニエルとバーティミアスを始末するためにラブレースに呼ばれバーティミアスと戦ったが、またしてもバーティミアスに出し抜かれ、ラムスラの作り出した次元のひずみに吸い込まれてしまった。 ラムスラ サイモン・ラブレースによって召喚の角笛により召喚される。とてつもない力をもっており、魔法や物の性質を変る力を持ち、存在するだけで次元のひずみを作り出すことができる。その力の強大さゆえに角笛がなければ操ることができず、その力に対抗できるのはサマルカンドのアミュレットのみである。ラブレースの命によって大臣たちを殺そうとするが、ラブレースがアミュレットと角笛を失ったことでその支配を逃れ、ラブレースを飲み込んでしまう。その後ナサニエルによって異世界へと送り返された。 占い盤のインプ 本名不明。ナサニエルが初めて召喚した妖霊で、鏡に封じられる。赤ん坊のような姿をとる。口は悪いがインプとしてはかなり有能で、守りの堅い場所にもたびたび潜入することに成功している。3巻で解放され、異世界へと帰っていった。
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