最高位の僧侶たちと、その屍姫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 最高位の僧侶たちと、その屍姫の意味・解説 

最高位の僧侶たちと、その屍姫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:08 UTC 版)

屍姫」の記事における「最高位の僧侶たちと、その屍姫」の解説

神生真世(かみう しんぜ) 声 - 斎賀みつき好きなもの:うどん[おあげがあるとテンションが上がる光言宗65代目大僧正光言宗最高級称号「偉家十聖」の一つ神生出身。高い実力威光から“遍照権現”とも称され深く信徒達から尊崇の念を受けている。ちなみに当年43歳だが、そうは見えないほど若々しい長い間その姿は見せず最高位会議である「求聞持会(ぐもんじかい)」に出席した時も簾の奥に身を隠していた。 オーリの「結縁灌頂」に立ち会った際、オーリ以外の人間には不可視であった黒猫見通していたなど、実力的に他の僧とは一線を画した感がある。その由縁は「万象輪」と呼ばれる彼の瞳にある。すべてを見通し人々の縁、ひいては運命さえも見通すという瞳もまた、彼を聖人と呼ぶ一因となろうのである。さらに、大僧正専用法具として「陀羅尼冠」を所持しており、これを常に被っている。この法具効果により、彼は屍から受ける精神的プレッシャー無効とし、求聞持をも可能としている。 教主ミラム対し発動し座壇風天」は強力な衝撃波のようなものを生み出す術法であったまた、彼は屍姫原典ともいえる「カガセオ」と契約しており、それは光言宗開祖が「屍法姫教典」を表す契機となった神仏権現そのものであるという。座壇真我光言縁屍法姫童子”を発動することによって、天井星空そのもの変化させ、彼を召喚するまた、その瞳は「万象輪」と呼ばれる法具である。 総本山襲来した「王」の群に対し輝背男召喚、屍を殲滅「王」追い詰める。が、瀕死の状態から自らの本質を屍へと変えた「王」反撃食らってしまう。「王」圧倒的攻撃勝ち目がないと判断した神生は、「万象輪」を高峰託し輝背男総本山運命を共にした。 輝背男カガセオその昔光言宗信仰果て生み出された「最初屍姫」。正式名称は「屍法姫童子」であり、「輝背男」は日本書紀登場する国津神「天津甕星にちなん愛称。 他の屍姫違って死体から生み出されたわけではなく、また性別も男である。屍を絶滅させるために存在しうるもの。全身法具により構成されている人工知性体である。 真世の座壇真我光言縁屍法姫童子」によって召喚され、その座壇の中では屍はおろか王の力すらも無力化する。かつて王を封じた存在。別名「神殺しの神」「魔王殺し魔王」。カガセオ自身能力は石や岩などを降らせる「石降りしかないが、現代の彼は地球上の石ではなく宇宙存在する隕石半径2キロメートル以内存在する対象全て降らせる通称「星降り(かみおとしのいし)」を放つことが出来る。 現代復活した「王」をその能力圧倒勝利するかと思われたが屍として蘇った「王」前に敗北したその後契約者である大僧正失って活動できなくなるはずだったが、真世を殺害した「王」に自ら復讐したいという強い「未練」が生まれたことで、魂のない物体ありながら屍姫」と同等存在となったことや地下へと転落した玉座の前を偶然通りかかったオーリ新たな玉室の主として迎え入れたことによって活動再開して「王」との最終決戦挑み目的果たした。 だが、その直後登場した黒白によってボロボロ叩きのめされ光言宗地下捕らえられ消滅を待つばかりの身となるが、そこにやってきたオーリに「縁切りの鋏」を体内生成して後を託したその後、なんとか肉体再構築化に成功したものの、材料足りなかったせいで幼児化し、莉花の相棒として黒白との最終決戦挑んだ。 紫央時花(しおう ときはな) 声 - 堀内賢雄 権大僧正大僧正の下で組織束ねる光言宗ナンバー2で、常時俗世から遠ざかっている大僧正に代わって実質的な執務取っている。頭に鉄輪のような冠や烏帽子をつけている。「十聖」の一つ「紫央」の出身意見対立している僧正たちをまとめ上げている有能な人物大群打倒という目的のためならあらゆる手段を取るべきだと考えており、外部不干渉勢力海外宗教組織だと推測される)も防波堤として利用しようとしている。 立場冷徹政治的な言動が多いが、マキナ薬草園出会った時には亡父偉大さ諭すなどプライベートでは人情味見せる。自身十聖血族で、天遣と仲が良かったらしく、星村家家庭環境マキナ幼時よく知っている彼の座壇「光言曼荼羅」の発動範囲内入った屍は、あらゆる力を封じ込まれる気力体力まで奪われ、なす術がなくなる。また、この座壇は本来は玉室の補助目的として造られたものであるため真世も発動させることが可能である。 アニメでの設定衆生派」の首魁であり、屍姫あり方に対して批判的である(屍姫自体への嫌悪ではなく地獄を味わうことへの憐みから)。さらに七星浄房襲撃では、北斗重傷を負わされながらも自分の血と命を触媒にした座壇を使う。 高峰宗現(たかみね そうげん) 声 - 中村秀利 光言宗僧正一人で、景世の師匠光言宗総本部責任者でもある。「十聖」の一つ高峰」の出身。神佳の契約僧。景世の師であり、彼からは「オヤジ」と呼ばれ信頼されていた。 屍姫使って屍と戦う現場型の「修法派」に属しており、実務全般取り仕切る衆生派」とは対立している。しかし大群という共通の外敵に対して結束して戦うべきだと考えており、敵を過小評価しない現実的な対応をしようとしている。任意の対象自分の側へ引き寄せる座壇一期閻魔」を使用する崇神魔縁との戦いで瀕死の重傷負いつつも神佳をバックアップするが、自分死期悟り黄泉路」へと戻る魔縁侍者となることを考えるが、その立場は後から追ってきた計都譲り、神佳と共に消滅する道を選択する。 轟旗神佳(とどろき かみか) 声 - 堀江由衣未練:「最強」へのこだわり 高峰屍姫で、彼曰く最強屍姫」。腰に太刀小太刀の2本の日本刀帯びている凛とした雰囲気を持つ知的な女性で、彼の秘書役も務める。「剣姫」(つるぎひめ)の異名を持つ。 生前剣術の師として慕ってきた父親暴漢殺され強さ説いてきた父親への失望しながらも捨てきれない父と最強への憧れ未練となって残った。父の逝去後、自らの戦闘本能満たすために「最強」と名乗る喧嘩屋となり、その時現在のパートナーである高峰出会う興味本位高峰梅原の後を尾行し、沢宮と屍の戦い巻き込まれ死亡高峰屍姫となる。「最強」とは彼女の強さを表すのではなく未練そのものを表す称号である。本人はこの未練自分を「ろくでもないもの」と卑下している。その最強への執着心から、剣が折れようが目を眩ませられようが「自分の敵を必ず一刀両断にする」呪い斬殺呪相」を操る。この呪いは非常に強力な反面、「一度に一体の対象しか呪えない」・「不発終わった場合、強い反動返ってくる」といった欠点存在する神剣天叢雲剣」(あめのむらくものつるぎ)の力を借りた「なぞり」により「黄泉路の石」となり、最大最強の敵であった崇神魔縁封じることに成功した後、消滅する梅原鉦近(うめはら かねちか) 声 - てらそままさき年齢34歳 誕生日2月18日 身体173センチメートル76キログラム B型 好きなモノZENBUNOSEシリーズいそべもち 嫌いなモノ生肉特技:プラモ・フィギュアの改造 光言宗僧正一人であり、嵩柾の師匠、そして冬麻の契約僧高峰同じく修法派」所属だが、アニメにおいては光言宗内の派閥には属しておらず、独自の行動取っている。僧正という高位ありながら、彼自身は自ら最前線赴く光言宗きっての武闘派知られる。 しかし、その実像は初登場時「謎のフランス人」として妙なコスプレをして現れたり、大僧正勅令による任務中にZENBU NOSE近畿限定(さらに舞妓も? バージョンフィギュア買ったり、修行の際にマキナイツキ、冬麻の3人に自分特製の「ZENBU NOSE」の衣装着せようとするなど奇行目立ち傍から見てダメ人間丸出しである。オーリには景世と同じ趣味という理由親近感抱かれているが、実のところ、景世にZENBU NOSE」を紹介して、彼をその道引きずり込んだのは彼の仕業であったりする。 しかし、嵩柾の代わりに旺里に稽古つけたり、その稽古合理的である所を見ると、中々切れ者であることと、弟子思いであることが垣間見えるまた、嵩柾がイツキ深く入れ込んでいることを看破し厳しく諭すなど武闘僧侶らしい剛健な様が見て取れる戦闘においては不動明王剣』と呼ばれる両刃巨大な剣を軽々操り狭間ですら視認できない剣速を誇る。座壇も手にした不動明王剣を使用した一撃金剛撃」であり、契約僧ありながら屍姫サポート留まらず戦えるという彼の実力窺い知れる。 沢宮冬麻(さわみや とうま) 年齢享年20 誕生日9月13日 身体174センチメートル56キログラム AB型 好きなモノ従順なもの 嫌いなモノきまぐれなもの 特技:トップブリーダーもビックリなほどの調教 梅原屍姫梅原曰くドS宇宙から来たドS怪獣」で、度々問題起こす鉦近のツッコミ役。ことあるごとにバカやっている鉦近をいたぶっては楽しんでいるようでいて、彼との信頼関係十数年以上前から彼と共に戦い続けたことからもわかるように強い。が、それとは別に女の性癖はSであり、梅原をいたぶっては楽しんでいるのは変わらない使用武器であり、その用途投擲武器捕縛用近接専用武器として等、多種多様「呪い」により暴走したマキナ無傷押さえ込む等、屍姫中でもかなりの実力者アニメでは17話の嵩柾の回想の中で1シーンだけ登場する台詞はない)。フレッシュ曰く休養中とのことフレッシュバックボーン 声 - 遠藤綾 アニメオリジナル屍姫梅原のもう1人屍姫で、かなりのオタクである外国人少女秋葉原に行く途中で飛行機事故によって死亡屍姫になった異様にテンション高く日本語と英語入り混じった独特の喋り方をする。ドジを踏むことも多く不用意に動いて頭屋風船魔手餌食なりかけたこともあった。武器には通常サイズよりも巨大な手裏剣使っていたりしたが、屍相手アッパー繰り出したりもしている。 土門大全(つちかど たいぜん光言宗僧正一人座壇「十曜芁玉」は、起こりうる行動すべてを最大効率で行うことができる座壇本山第一防衛陣として「大群相手善戦するが、教主相手には敵わず敗北、頼長に止め刺された。 静浜静(しずはま しずか) 土門屍姫投げ槍武器とし、高速移動からの突きを得意とする土門と共に教主により殺害され模様星村天遣(ほしむら てんけん) 「十聖」星村家最後家長光言宗白慈院住職マキナの父であると同時に世の後見人でもあった。植物学を得意としており、大本山薬草園開設発案するなど得意分野生かした功績をあげている。物語中では故人であるが、景世や紫央の回想で、実子はもちろん、景世も我が子のように可愛がるなど、その子煩悩ぶりを窺い知ることができる。七星襲撃を受け殺害された。 杓凪浪(しゃくなぎ なみ) 天遣屍姫使用武器サブマシンガン二丁使いマキナ酷似している(マキナが浪のスタイル継承したとも推測される)。 PCゲーム好き。天遣と共に七星殺害された。 星村桜(ほしむら さくら) 「十聖星村天遣の妻でマキナ黒白の母。紫央の回想では体が弱くマキナ出産後は高い頻度で娘の看病受けてたらしい病死後、幼い子供たち残していくことへの未練から屍化したため、当時5歳だった黒白によって処分された。 星村黒白(ほしむら こはく) 「十聖星村天遣の子マキナ双子の兄。わずか5歳にして僧正資格を得、幼くして継承第一位大僧正位を約束されていた程の天才。 父と同じく七星殺害されたと思われていたが、十聖一人、宮宮(ぐうみや)によってひそかに救出されていた。 魔縁との戦い終結後再登場し、求聞持会を経て大僧正位につく。自ら、弥勒菩薩顕現称しこれまで存在した全ての座壇をより強力に使用できると言い放つ。その力をもってこれから自分屍姫代わりに戦うとし、屍姫順次廃棄唱えるまた、一方で自らのことを「死を呼ぶ不吉」とも言い、「同類」としてオーリ親しげ接する。 体術にも優れるが、さらに独自の座壇救世救道曼荼羅」を持ち、その威力七星の体をも滅殺する強力な光を放つ神通力現われとのこと宮宮 恋(ぐうみや れん) セクシーなボディースーツに身を包んだ謎の女性。偉家十聖一人2年七星との戦いで瀕死の重傷負った黒白ひそかに救出していた。黒白のことを「弥勒様」と呼ぶ。 黒白大僧正就任後反旗を翻そうとした衆生派の僧正3名を殺害している。 総角あげまきのような体躯やぶ睨みの左目、その周り大きな傷跡特徴的な僧正。偉家十聖一人。その発言や行動から衆生派のリーダー格と思われる腹に一物持っているのような言動多く、嵩柾にも惑わすような言葉投げかけ利用しようとするが、その全容明らかにすることなく、宮宮に射殺される。 標(しるべ) (あおい) いずれも衆生派の僧正福禄寿のような容貌老人と、左側前髪垂らした比較的若い僧侶いずれも偉家十聖。どちらがどちらか明示されていない総じて、彼ら衆生派の意見総角代表して語っており、作中では発言機会見られない黒白登場後総角と共に大僧正就任支持するが、その後彼の救世」の真実告げられ反旗を翻そうとしたところ、宮宮に殺害された。

※この「最高位の僧侶たちと、その屍姫」の解説は、「屍姫」の解説の一部です。
「最高位の僧侶たちと、その屍姫」を含む「屍姫」の記事については、「屍姫」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「最高位の僧侶たちと、その屍姫」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「最高位の僧侶たちと、その屍姫」の関連用語

1
4% |||||

最高位の僧侶たちと、その屍姫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



最高位の僧侶たちと、その屍姫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの屍姫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS