上代特殊仮名づかいとは? わかりやすく解説

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じょうだい‐とくしゅかなづかい〔ジヤウダイトクシユかなづかひ〕【上代特殊仮名遣い】

読み方:じょうだいとくしゅかなづかい

奈良時代およびそれ以前万葉仮名文献において、エキケコソトノヒヘミメヨロ(古事記ではモも)およびその濁音合計20(あるいは21)の音節万葉仮名による表記に、2類使い分けがあること。このうちエはア行ヤ行の別であるが、エ以外についてはそれぞれの発音2種の別があるとされ、その書き分け一般に甲類乙類称する江戸時代本居宣長気づき、その弟子石塚竜麿によって実例収集整理が行われたが、近代になって橋本進吉研究により、しだいにその本質が明らかにされるに至った


上代特殊仮名遣

(上代特殊仮名づかい から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 01:49 UTC 版)

上代特殊仮名遣(じょうだいとくしゅかなづかい)とは、上代日本語における『古事記』・『日本書紀』・『万葉集』など上代(奈良時代頃)の万葉仮名文献に用いられた、古典期以降には存在しない仮名の使いわけのことである。




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