マザー・ミランダとその関係者
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「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「マザー・ミランダとその関係者」の解説
マザー・ミランダ (Mother Miranda) 声 - ミシェル・ルークス、木下紗華(日本語吹き替え) 『VILLAGE』に登場する村の統治者。黒い羽根でできた衣装を纏い、仮面で顔を隠している。村人たちからの信仰は厚いが、謎に包まれている。膨大な菌を持ち、細胞分裂を操って様々な人物に擬態することが出来る。スペイン風邪で娘のエヴァを亡くしており、エヴァを失った悲しみで死に場所を求めて山岳流を彷徨った際に北の洞窟で偶然にも真菌の超巨大組織「菌根」を発見し、特異菌に感染して老化が止まったことでほぼ不死身の体となり、細胞分裂を操って他人に擬態する能力を得る。また、菌根の中にあった村の死者たちの記憶を得るが、そこにエヴァの記憶もあったことから他の人間を依代として特異菌を使ってエヴァを蘇生しようと考え、研究と実験を繰り返していくようになる。その後、村人達が自分を信仰するように操作したことで「マザー・ミランダ」と呼ばれ、村人達の信仰の対象になる。その後は線虫から菌の感染を媒介する寄生体「カドゥ」を開発し、村人たちに寄生させ、ほとんどの被験者は適合せずにライカンなどに変異してしまうが、それでも一部の適合度が高かった被験者のカール・ハイゼンベルクとサルヴァトーレ・モロー、ドナ・ベネヴィエントとオルチーナ・ドミトレスクを四貴族にし、自身に仕えさせた。また、雪道で死にかけていた若き日の医学生時代のオズウェル・E・スペンサーを救助し、彼からは終生の師として仰がれるが、後に意見を交わす中で目的の違いと特異菌が目的達成にふさわしくないと感じたスペンサーからは村を去られてしまう。その後、組織である「コネクション」に特異菌とエヴァの胚を提供し、それでも生み出されたエヴリンをエヴァの宿主としてはふさわしくないと考えるが、その矢先にコネクションから提供されたイーサンとミアの一人娘であるローズの情報を知り、彼女こそエヴァの器と信じて誘拐しようと企む。その後はミアを拉致して擬態能力でミアに成り代わり、機会を窺っていたところをコネクションと関わったことで調査していたクリス・レッドフィールドに邪魔されて撃たれるが、咄嗟に死体に擬態してクリスを油断させ、護送中にローズとイーサンを連れ去る。その後、ハイゼンベルクが倒された後は再びミアの姿に化けた状態でイーサンの前に現れ、すぐに擬態を解いて本来の姿に戻ると自身の目的とローズを攫った理由を語り出し、イーサンの心臓を抉り出して彼を殺害する。その後は村の祭祀場地下に眠る菌根を活性化させて村全体を菌根で飲み込み、祭祀場でエヴァを蘇らせる為の儀式を実行し、菌根の力でローズの各部位を一つにした上でエヴァの記憶を植え付けてローズをエヴァとして生まれ変わらせようとするが、その目論見は外れ、ローズはローズ本人の意識を持って復活してしまい、更にローズの持つ特殊な力で逆に体内のカドゥの力を奪われ、肉体が崩壊を始めてしまう。その後、特異菌の力で蘇生したイーサンと対峙し、彼にローズを渡すまいとローズを自らに取り込んで神々しくも禍々しい異形の怪物へと変貌してイーサンと最終決戦を繰り広げるが、死闘の末に敗北し、エヴァの名を叫びながら肉体が崩壊して粉々に崩れ落ちた。その後は肉体を失いながらも意識だけが菌根そのものと融合した暴走形態となり、ローズを救出したイーサンとクリスに迫るが、クリスの手によって既に菌根には村全体を簡単に吹き飛ばせる威力の爆弾が仕掛けられており、最期はローズとクリスを逃がす為に一人残ったイーサンが爆弾のスイッチを起動したことで村ごと爆散されるという形で娘を生き返らせる為に費やしてきた長い生涯にようやく幕を下ろした。 カール・ハイゼンベルク (Karl Heisenberg) 声 - ニール・ニューボーン、白熊寛嗣(日本語吹き替え) 『VILLAGE』に登場する『鉄馬の家紋』を担うミランダに仕える「四貴族」の一人で、村の外れにある工場を拠点とするエンジニア。通称として「ハイゼンベルグ卿」と呼ばれている。ウェーブのかかった灰色の長髪と、口周りに蓄えられた髭が特徴であり、丸いサングラスを掛けて、首には吊りはかり・ペンダント・ドイツ軍が使用したドッグタグを首にかけており、黒いソフトハットとオリーブ色のロングコートを着用している。かなり砕けた態度で相手と接するが、性格は粗暴かつ短気であり、時折粗暴な面が目立つ他、敵となる相手をショーのように痛めつけるのを好むなどサディストな一面を持っている。また、他の貴族達との関係も険悪で、特にドミトレスクとは反りが合わないようで、捕えたイーサンの処遇について取り合いになった際には口汚い言葉で罵っており、下記の理由から主であるミランダに対しても反骨心を内包している。ガラクタを寄せ集めたような長い鉄槌を携え、それを含めてカドゥの影響で胸部にシビレエイのような「発電器官」と酷似した臓器が形成され、この器官は脳と直結している為に脳を通じて全身の神経に電流を流すことで自らの肉体をコイルと化して周囲に磁界を形成し、自在に周囲の鉄製の物体を磁力で操ることが出来る。元々は東ヨーロッパの山脈に住んでおり、村のすぐ外に位置するハイゼンベルク工場を運営し、山脈の他の3つの主要な家と一緒にマザー・ミランダにサービスを提供していたが、後に拉致されてカドゥを与えられ、召使いとして洗脳されてしまい、その経緯からミランダの亡き娘を蘇らせたいという自分勝手な思いと家族(自分達)を「駒」や「実験台」と見なしている事を恨んでおり、ローズを利用してミランダを倒そうと画策するようになる。その後はローズと共に目を付けていたイーサンを捕らえ、ミランダの元へと連れて行き、ミランダから始末を任されるとイーサンを処刑用の地下に突き落とすも逃げられる。その後、モローを倒したイーサンにテレビ通話で接触し、ローズを元に戻す方法を教える為の取引を持ちかけ、その上でイーサンの実力を知る為にライカンが跋扈する砦内に隠したフラスクを探すように命じ、今まで集めた4つのフラスクを納めた聖杯を鍵として自分がいる工場へ招き入れ、そこでミランダの目的について説明するとミランダを殺すためにイーサンに協力を持ちかけるが、娘を人殺しの道具にさせないと拒否されたことで彼を工場の地下深くへ叩き落とした。その後は自身が開発した「ゾルダート」や「シュツルム」を使ってイーサンを始末しようと目論むも失敗し、這い上がってきたイーサンを直接始末するために工場内の機械や鉄屑を纏って背中にクレーンや丸鋸を背負った機械の怪物の姿となり、再びイーサンを工場の地下深くへ叩き落とす。その後、尚も生きていたイーサンがクリスから提供された自走砲に搭乗して現れたためミランダとやり合う前の肩慣らしと称して襲い掛かり、彼に追い詰められると背中のタービンで殺そうとするが、一緒に巻き上げられた自走砲の主砲を受けて敗北し、最終的には自らの敗北を認められぬまま爆散した。 サルヴァトーレ・モロー (Salvatore Moreau) 声 - ジェシー・ピメンテル、西村太佑(日本語吹き替え) 『VILLAGE』に登場する『人魚の家紋』を担うミランダに仕える「四貴族」の一人で、腰の曲がった大柄の男性。デュークからは「怪人モロー」と呼ばれている。黒いローブを纏っているが、その下にある背面には無数の瘤のようなものがあり、ボコボコとしており、更には触手が蠢くグロテスクな奇形であり、背中に一対の目がついている。下記の内部変異からか、人造湖に隠れ住んでいる。チーズが好物で、よく古い恋愛映画を見ている。カドゥとの適合率は他の3人が「良好」や「極めて良好」と評価されているのに対して自身は「やや低い」とされ、また肉体の内部構造も魚類に近いものへと変質している上に著しく知能が下がっており、日記は全て平仮名である。適合率の低さの影響か、不定期で細胞分裂が暴走して魚と両生類が合わさったような巨大な怪物に変異し、この変異はモロー本人にも制御出来ず、副作用によるものか度々嘔吐しているが、故に四貴族の中で最も欠陥の多い個体と断定されている。下院の主を務めており、孤立した山村を支配していたが、同時にミランダ率いる異教徒の信者であるが故にカドゥを受け入れており、そのためにミランダを「お母様」や「ママ」、「ミランダ様」と実母のように呼び慕っている。また、実験施設は「モロー診療所」と書かれており、手記によれば以前は助手が居たらしい。ミランダへのお祈りをしている隙を突かれ、イーサンにローズの両腕が入ったフラスクを奪われてしまうが、返すように懇願しながらイーサンを引き留めている隙に粘液で退路を断つという手段に出た。その後も粘液を操ってイーサンの道を阻み、上述した巨大な怪物形態に変異して水中から追いかけるが、その最中に村に潜伏していたクリス・レッドフィールド率いるハウンドウルフ隊の拠点を襲撃する。その後はイーサンの目の前に元の姿で現れるが、嘔吐しながら苦しみ出し、ミランダに助けを求めながら再び異形化する。その後、戦いの末にイーサンに敗れ、最終的には肉体が風船のように膨張してミランダに助けを求める叫びを上げながら跡形もなく破裂して死亡した。 ドナ・ベネヴィエント (Donna Beneviento) 声 - アンディ・ノリス、佐藤美由希(日本語吹き替え) 『VILLAGE』に登場する『月と太陽の家紋』を担うミランダに仕える「四貴族」の一人で、喪服と黒子を合わせたような黒装束をした女性。デュークからは「人形使いのドナ」と呼ばれている。頭には黒いベールを被って素顔を隠しているが、ベネヴィエント邸には自身の姿を描いた肖像画が飾られており、黒髪で整った顔立ちをしている。心優しい性格だったが、庭師の日記によると幼い頃から顔に傷があったために人目を避けていた他、極度の対人恐怖症を抱えており、「アンジー」という人形を操りながらアンジーを通じて意思疎通をしていた。顔の右にある膿瘍以外、他の四貴族と違って体を大きく異形化する事は無く、生身の戦闘力も大して高くはないが、特殊なシグナル物質を分泌すると共に放散することで特異菌に感染した植物を操作できる。また、特異菌を組み込んだ黄色い花の花粉を吸引させることで他生物に幻覚や幻聴を誘発させることもできる。人形メーカーの裕福な家庭に生まれるが、後にミランダと養子縁組をし、更にはカドゥを与えられ、カドゥを得た影響によって重度の精神疾患となってしまう。その後、領地に入ってきたイーサンにミアの幻覚を見せたり、先に進む為に家族の写真を使わせるなどして動揺させ、自分の屋敷へ誘導させる。その後は自身の屋敷の地下に入ってきたイーサンの前にローズの部位が入ったフラスクをアンジーに持たせて待ち構え、イーサンがフラスクを取ろうと手を伸ばした瞬間に停電を起こしてその間に銃火器を含めた武器を全部奪った上でそのまま屋敷に閉じ込め、幻覚や幻聴で惑わせたり、冒頭のウィンターズ家にあるはずのオルゴールを用意したり、自身が生み出した「ベビー」を差し向けるなどしてイーサンを苦しめる。その後、自身の元に辿り着いたイーサンを迎え撃ち、彼に対してアンジーを見つける「かくれんぼ」で挑むが、アンジーが見つかる度に何度もイーサンに鋏で刺されたことで敗北し、最期はアンジーと同じく顔面からカドゥが露出した状態で肉体が崩壊して粉々に崩れ落ちた。アンジー (Angie) 声 - ポーラ・ローズ、佐藤美由希 『VILLAGE』に登場するドナが操る人形の一体で、小さい年月の経ったビスクドールであり、元は人形メーカーの父が死後にドナに遺した人形でもある。ベールの下に花の王冠を持つブライダルガウンとエレガントなチョーカーを着用している。子供のような無邪気な性格をしており、無口なドナと正反対にお喋りで、口が悪く、他人に対して暴言を連発する。アンジー自身の顔が変わっているのはベネヴィエント家の紋章に基づいており、三日月と太陽に分かれている。また、ドナのカドゥを株分けされており、機械的な操作をせずとも動く事が出来る。 オルチーナ・ドミトレスク(Alcina Dimitrescu) 声 - マギー・ロバートソン、井上喜久子(日本語吹き替え) 『VILLAGE』に登場する『剣花の家紋』を担うミランダに仕える「四貴族」の一人で、村にある城の女城主。通称として「ドミトレスク夫人」と呼ばれている。身長290cmの体格をし、大きな帽子を被っており、妖艶な美貌を持つ。元々は村の人間ではなくよそからやって来ており、ミランダの実験体となった時点で「没落貴族」とされているが、村の領主という意味ではなく本来の意味での貴族であるため、他の領主と同列にされることを「虫唾が走る」と見下している。特にハイゼンベルクとは衝突しており、彼を「下品で粗野な、卑しい血の男」と罵る一方で、ハイゼンベルクからは「図体のでかいクソ女」と言われていた。カドゥにより44歳時点で老化が停まっている。元々は先天的に遺伝性の血液疾患を抱えており、カドゥを得た事で病状が悪化した事と再生能力の維持の為にも定期的に人間の血液の経口摂取が必要になっているが、それ故に男性を生き血の為の贄に、女性は使用人にしていた。新陳代謝が異常に向上しており、どんな傷も数秒で治せるほど再生能力が高い他、任意に肉体の変異を操作でき、また体格も相当に巨大化している(医療報告書によれば再生能力が高ければ高い程体格が大きくなる為)が、毒物で代謝のバランスが崩れると細胞分裂を制御できなくなる。ミランダの指示の下で3人の"娘たち"を従えてイーサンを捕らえようと画策するが、イーサンに3人の娘達を全員倒されると自身もイーサンを追い詰めたところで弱点である毒が塗られた「死花の短剣」で突き刺され、肉体の細胞分裂が暴走して巨大且つ異形の両腕の無い人の上半身があって口が花弁のように開くドラゴンを思わせる姿に変異し、怒りの赴くままにイーサンに襲い掛かる。その後、戦いの末にイーサンに敗れ、道連れにしようと塔から落下するが、結局はイーサンを殺すことは出来ず、最期は自らを破滅に追いやったイーサンへの恨みの言葉を残しながら肉体が崩壊して粉々に崩れ落ちた。 ドミトレスク三姉妹 『VILLAGE』に登場するドミトレスクの娘である三姉妹だが、正体はカドゥが生んだ羽虫を人間の女性に植え付けて喰らわせることで羽虫の群体がその女性の姿に擬態したものである。「娘」とは言うものの、厳密にはドミトレスクの実の娘ではない。肉食虫本体が獰猛な性格であるが故にイーサンを捕食しようとするのは本能による行動であるが、肉食虫は摂氏10℃以下の冷気に触れると硬直してその間は攻撃が通じるようになるという弱点があり、そのために城からは出られない。また、肉食虫自体には繁殖能力が無いため、体を構成する虫が殺されると替えが利かないことで再生できないという欠点もある。歩みは遅いものの、距離を離すと波打つような動きで一気に近付いてくる。また、ハルパーを所持しており、これで相手を斬りつけたり、足に刺して引きずり回したりする。ベイラ・ドミトレスク (Bela Dimitrescu) 声 - ベッカ・プルウィット、田中理恵(日本語吹き替え) ドミトレスクの娘で、三姉妹の長女。三姉妹の中では物静かであり、一番頭が冴えている反面、母親譲りの自尊心と傲慢さを持ち、イーサンの事は単なる餌としか見ていないばかりか、「人間風情」と称するなどドミトレスク家以外の人間を総じて見下している事が窺える。髪は金髪で、ペンダントは赤である。カサンドラやダニエラと共にイーサンを襲い、ドミトレスクが待つ寝室へと運ぶ。その後はドミトレスクの命で拘束を逃れたイーサンを捕えようと動き、カサンドラに追われて地下牢に落ちながらも戻ってきたイーサンを襲撃し、最初は攻撃が通じない事に慢心して余裕の態度でイーサンを嘲るが、彼が闇雲に行った銃撃により割れた窓から吹き込んできた冷気を浴びた事で弱点が露見してしまう。その後、冷気で肉食虫が硬直したために苦しみ出して当初の余裕を失い、激昂しながらイーサンに襲い掛かるも返り討ちに遭い、最期までイーサンに襲い掛かろうと執念深く剣を振り下ろそうとしたまま硬直して肉体が崩壊して粉々に崩れ落ちた。 カサンドラ・ドミトレスク (Cassandra Dimitrescu) 声 - ジャネット・マウス、小島幸子(日本語吹き替え) ドミトレスクの娘で、三姉妹の次女。母譲りの加虐心と残虐さを持ち、なによりも快楽殺人を楽しむなどサディストな一面があり、またイーサンの事は狩りの獲物としか見ておらず、殺した後は剥製にしようと考えているが、反面ではイーサンに倒されたダニエラに対して弔いの言葉を呟くなど妹想いな一面を見せている。髪は黒髪で、ペンダントは黄色である。ベイラやダニエラと共にイーサンを襲い、ドミトレスクが待つ寝室へと運ぶ。その後、ドミトレスクの命で拘束を逃れたイーサンを捕えようと動き、彼の前に無数の蝿となって現れて追いかけるが、気温が著しく低い地下牢へ逃げてしまったために追跡を断念した。その後はベイラがイーサンに倒されると中庭に向かおうとする彼の前に再び現れて襲撃したり、ドミトレスクと共に城内を徘徊してイーサンを探すなどして彼を追い回し、ダニエラが倒された後はイーサンと対峙する。その後、始めは部屋に窓がないからか、余裕の態度を見せていたものの、爆弾で壁を破壊するという思わぬ手段で弱点の冷気を部屋に吹き込まれたことで動揺してしまう。その後は「楽しい狩りを台無しにされた」として激昂しながら襲い掛かるも敗北し、最期まで執念深くイーサンに迫ろうとしたまま硬直して肉体が崩壊して粉々に崩れ落ちた。 ダニエラ・ドミトレスク (Daniela Dimitrescu) 声 - ニコール・トンプキンス、村中知(日本語吹き替え) ドミトレスクの娘で、三姉妹の三女。三姉妹の中では一番穏やかそうな物腰を見せるが、その実は最も狂気的で、妄想に取り憑かれており、イーサンの事は格好の玩具としか見ておらず、また母譲りの妖艶な振る舞いで純粋そうな声質で猟奇的な内容の言葉を平然と宣いながらイーサンに迫るなどベイラやカサンドラとは違うベクトルと危険さを併せ持っている。髪は茶髪で、ペンダントは緑である。ベイラやカサンドラと共にイーサンを襲い、ドミトレスクが待つ寝室へと運ぶ。その後、ドミトレスクの命で拘束を逃れたイーサンを捕らえようと動き、ソラリウム(日光浴室)にてイーサンと対峙し、戦闘中もイーサンを誘惑しながら彼を食べて自分の体の一部にしようと襲い掛かるが、既に自分達(肉食虫)の弱点を把握していたイーサンにソラリウムの天窓を開けられた事で弱点を晒されてしまう。その後は家具の影に隠れるなどして必死に抗おうとするも最終的には敗れ、「まだ死にたくない」と言い残しながら硬直して肉体が崩壊して粉々に崩れ落ちた。 エヴァ(Eva) 『VILLAGE』に登場するミランダの実の娘。作中では故人であり、ミランダや四貴族の発言と写真にのみ登場している。1919年の8月にスペイン風邪によって命を落とした。 クラウディア / クラウディア・ベネヴィエント (Claudia Beneviento) 『VILLAGE』に登場する庭師の日記と棺で名前とミイラ化した姿のみしかわからない人物。ベネヴィエント邸に通じる途上に墓があり、墓碑を見ると1987年生まれであることや1996年没であることが分かる。アイテムを使用するとミイラ化した遺骸を見る事が出来る。
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