金色の夜明け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:00 UTC 版)
シンボルは太陽。シンボルカラーは金色。現最強を謳われる魔法騎士団。団員は貴族のエリートのみで構成されているが、その実力を買われたことで下民のユノは入団を果たした。ヴァンジャンスが魔法帝に対する恩返しとして有能な人材を集める目的以外に、リヒト(パトリ)がエルフたちに似た存在の魔法騎士を一か所に集める目的があり、ローブのデザインは皮肉を込めてテティアの兄が着ていた服装を模している。実際、パトリが転生魔法を発動した際には金色の夜明けの団員の殆どがエルフに転生していた。エルフを巡る一連の騒動後はヴァンジャンスの提案で体内に残るエルフの魔力をコントロールする修行が行われるが、約半年後に冥域の魔導士を狙って襲撃してきたスペード王国の漆黒の三極性・ゼノン率いる悪魔憑きの魔導士たちによりヴァンジャンスは拉致され団員の半数が殺害されるなど壊滅的な被害を受ける。 ウィリアム・ヴァンジャンス 声 - 小野大輔、小若和郁那(10歳) 魔道階域 - 冥域 12月24日生まれの26歳。身長172cm。血液型はO型。好きなものは小鳥。魔法属性は「世界樹」。 「金色の夜明け」の団長。次期魔法帝の最有力候補で魔法帝に最も近い男。羽の付いた兜と外套を身につけている。 魔力を吸収して育つ樹を生み出す「世界樹魔法」の使い手。他人の魔力を利用するため一人では到底発動できない大規模な魔法を使える。 仮面の下は生まれつきの黒々とした傷のような跡があり、周囲の人間から「呪われた子」と呼ばれ不気味がられていた。ドロシーによれば全ての呪いの原点は悪魔・メギキュラによるものであるとされたため、ヴァンジャンス本人の呪いも間接的にメギキュラが影響している。 元は貴族の落胤で幼い頃は恵外界で暮らし、8歳の頃に貴族として迎えられ、子供の頃に出会ったユリウスに恩義を感じており忠義を尽くしている。またユノの実力を評価し、その成長に期待しており、下民であることを理由に非難する部下をたしなめることもある。 実は一つの肉体にヴァンジャンスとリヒト(パトリ)の二人の魂を宿しており、子供の頃から自分の体の中にもう一つの魂が眠っているのを感じていたが、周囲にはそのことを一切洩らさず密かに守り、リヒト(パトリ)が完全に目覚めた以降は、それぞれ魔法騎士団団長や白夜の魔眼の頭首として互いに入れ換わりながら過ごした。王撰騎士団が白夜の魔眼のアジトを襲撃したのと時を同じくしてユリウスに正体を明かし、ユリウスに自身を助けてくれた恩や尊敬する気持ちは変わらないこと、そして古くからの大切な友人であるリヒト(パトリ)の人間に対する憎しみを理解していることを伝え、ユリウスとリヒト(パトリ)の二人に決着を委ねた。ザグレド消滅後はパトリの依頼で彼の転生魔法が解除されたことで人格を取り戻し、エルフの暴走鎮圧に貢献した。このとき、これまでは魂でしか疎通ができなかったパトリと初めて生身の肉体で対面することができ、共に背負った罪を償っていくことを決意した。その後は生存していたユリウスと対面し、彼の裁量で再び魔法騎士として活動することとなる。なお、これ以降は頭部の呪いの痣を隠す仮面は着用していない。 アニメオリジナルの半年間の修行編では、団長限定のクリスタル争奪チーム戦に参加し、フエゴレオン・ドロシー・シャーロットとタッグを組む。開幕から魔樹降臨で奇襲をしかけ、ミスティルテインの大樹で敵チームの動きを攪乱・封じるなど、世界樹魔法の範囲と能力を存分に奮って戦場の制圧に終始徹底した。新たに行われた入団試験は前回と同じく取り仕切り、魔樹降臨により試験を開始している。ハート王国の精霊守による修行にはユノとミモザを推薦したが、ユノには拒否されている。ランギルスが副団長の職務に中々復帰しない中で、彼がユノとの手合わせを行った際に静止することはなかった。 半年後、スペード王国の漆黒の三極性の一角・ゼノンにより冥域の魔導士として狙われ、金色の夜明けアジトが襲撃される。ゼノンの骨魔法に団員達を守りつつ自身の夢である金色の夜明け団を守るべく立ち向かうが、悪魔憑きの魔力に圧倒され瀕死の状態で束縛されてしまう。ゼノンがユノ達にも致命傷を負わせ自身を誘拐していく際に、世界樹魔法を放って死亡していない金色の夜明け団員の半数程度を回復させた。ヤミも同時に誘拐され、スペード王国にてクリフォトの樹の生贄に捧げられる。モリスの敗北後、ヤミや多数の悪魔と共にルチフェロの依代にされるもアスタによって助けられる。その後自分の全魔力で刀を作り、復活したヤミに託した。 魔法一覧 世界樹魔法 こちらの世界と冥府を繋ぐ「クリフォトの樹」を生む2つのカギとなる魔法のうちの一つ。ミスティルテインの大樹 張り巡らせた木の根から他人の魔力を吸い取って大樹を出現させる。キテン一帯を覆うほど範囲が広い。吸い取った魔力の程度により大樹の大きさが異なる模様。 ミスティルテインの種 アニメオリジナル魔法。相手に「種」を植え付けてその相手の魔を奪って樹で包み込む、ミスティルテインの大樹の小型版。 魔樹降臨 空から巨大な木の根を出現させる。採用試験の際には根の先から箒を作り出した。 魔守のトリネコ 無数の樹のツタを操って相手の攻撃をガードする。 世界樹回復魔法 ユグドラシルの芽吹き 広範囲にわたって味方のダメージを回復。致命傷を負った者も瞬時に治療可能。 世界樹創成魔法 ミスティルテインの刃 自身の全魔力を込めて生み出した刀。 連携技 宿魔の剣 霊光樹(れいこうじゅ) 大樹を生成し、宿魔の剣を通して繋がったエルフたちの魂に真実を伝え、繋がった魂たちを大樹へ引き寄せ一つに結びつける。 ランギルス・ヴォード 声 - 石川界人 9月27日生まれの20歳。身長166cm。血液型はO型。好きなものは皮肉、チェリータルト。魔法属性は「空間」。一等上級魔法騎士。 「金色の夜明け」の副団長。フィンラルの異母弟。 幼少期から兄以上の才能を発揮し、当主候補となった。やや傲慢かつ尊大な性格で、非常時には民を犠牲にすることも厭わない。出来の悪い兄を見下しているが、実は優しく周りに好かれている兄にコンプレックスがあり、両親の態度から自分は兄よりすべて優れていなければ愛されないと思っている。 空間を削り取る攻撃的な「空間魔法」の使い手。通常の防御魔法では防げないが必要以上に破壊してしまうこともある。エルフに転生後は空間魔法が襲ってきた敵を自動的に攻撃する。 王撰騎士団選抜試験ではセッケ・フラギルとチームを組む。強力な空間魔法で1回戦を突破するも、2回戦でのフィンラルとの戦闘においてコンプレックスが爆発し、三魔眼と同じような異常な魔力を放出してフィンラルに瀕死の重傷を負わせる。決着後も執拗に攻撃を行おうとしたことでアスタ・マグナ・ラック・ユリウスに制止され、そのままアスタたちのチームと試合を行うことになる。空間魔法でアスタを追い詰めるも、自身の魔法を跳ね返したゾラや反魔法を解放したアスタと引き分け、選抜試験後は事情聴取のために連行された。 実は転生魔法の影響が人間の際にも出ており、転生魔法の発動によりエルフの「ラトリ」に乗っ取られる。その際にランギルス自身の人格が「兄さん」とフィンラルに呼びかけると同時にヤミによってフィンラルが目覚め、ランギルスを助けるために行動する。他の仲間と共に王城を襲い、その場にいた両親や王を追い詰め殺そうとするもヤミ・ジャック・フィンラルの三人に止められる。ヤミの攻撃で暴走状態になるも、隙を突いたフィンラルに殴られて最終的にはラトリの魂から解放された。 エルフ事件後はフィンラルを兄としてある程度認めており、彼をからかうような態度をとるようになった。 アニメオリジナルの半年間の修行編では、副団長の職務を行っておらず長期の休暇を取っているような状態となっている。叙勲式で同じ団のユノが自身と同じ一等上級魔法騎士に昇格したことで、団員の間で次期副団長候補にユノの名が上がると、彼がいずれ魔法帝となるためまずは金色の団長となると発言したことを思い出し、彼に1vs1の手合わせと称した一騎打ちを「負けた方は団を去る」という条件付きで求める。ユノがこれに応じたことで互いに本気の戦いを繰り広げることとなるが、序盤は自身の本気を出しておらず負けて団を去るつもりでいた。しかしユノの言葉で自らも本気を出し、かつてラトリが憑依していた際のオートガード能力を用いて、スピリット・ダイブを果たしたユノを空中攻撃で追い詰めていくが、残像までは見抜けず敗北。負けた以上は団を抜けるとしたが、ユノやヴァンジャンスとの会話で団に残ることになるも、自らは当分の間は修業の旅に出ることを決意した。 アスタ達がハート王国で修業を始めた半年後、ユノが団の副団長となっていることから、自身は副団長から降格している。スペード王国の漆黒の三極性の一角であるダンテ及びゼノンの襲撃を受けたことからクローバー王国へ帰還し、ゼノンとのリベンジに燃えるユノと共に特訓を重ねる。ナハトにより結成された対スペード王国の精鋭の一人に選考され、スペード王国では対空間魔法用として、そして金色の夜明け団のプライドを賭けユノと共にゼノンと交戦。ゼノンさえいなければ最強の空間魔導士と称され、自身の攻撃が完封されてしまう。更にゼノンが悪魔の力を完全に扱えるようになった事で圧倒されるも、マナゾーンを開花させて時間を稼いだ。そして、一人で強くあろうとする自身と違い、仲間と共に強くなるユノを金色の夜明け副団長として認めた。魔力の溜まったユノの一撃でゼノンに重傷を負わせるも、悪魔の心臓を手に入れたゼノンによってユノがやられ、自身も追い詰められる。間一髪のところでフィンラルに救われ、二人での連携でゼノンの意表を突いたものの、悪魔の心臓は空間魔法では破壊出来ずやられてしまうが、ユノが復活した事で助かる。 魔法一覧 空間魔法 大天使の撃墜 触れたものを削り取る球状の空間魔法を飛ばす。エルフのラトリの影響が出ると魔が膨れ上がり、追尾能力を得た大量の球体をほぼ無尽蔵に連発可能。 オートガード空間(名称なし) エルフのラトリが使用。攻撃空間魔法の塊が相手の攻撃に反応して自動的にガード。後にランギルスも使用可能となる。 大天使の撃滅 巨大な球状の空間魔法を飛ばす技と思われるが一瞬でゼノンに無効化されたため詳細は不明。 アレクドラ・サンドラー 声 - 大河元気 1月3日生まれの24歳。身長178cm。血液型はA型。好きなものは絵画、ウィリアム・ヴァンジャンス。魔法属性は「砂」。四等上級魔法騎士。 「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。任務中に死にかけたところをヴァンジャンスに助けられて以来、ヴァンジャンスに心酔している。下民であるユノのことはヴァンジャンスに特別扱いされている嫉妬もあって認めていない。そのため、初登場以降は彼へのストレスのため頬が痩せこけている。 戦功叙勲式に呼ばれた際には下民のアスタやユノだけでなく、失態を犯したクラウスやモミザにも容赦のない言葉を浴びせ周りへの扱いに怒ったアスタと交戦するも、フエゴレオンによってその場が収まった上、王都が襲撃されたためユノ、モミザと共に北西区へと向かうも、敵の空間魔法にとばされる。その後超複合魔法によって王都へと戻り、アスタ達の危機に駆けつけた。 王撰騎士団選出試験ではソリド・デミトリとチームを組む。1回戦でユノと一騎討ちとなるが自身の魔法の内部からユノの魔法を発生させられ敗北。 転生魔法の発動によりエルフに肉体を乗っ取られる。 アニメ版の悪魔戦に備えた特訓編では、金色の夜明け団に課せられた任務の中でユノを半ば認める形で和解した。 転生魔法後もヴァンジャンスを慕っており、ゼノンが攻めてきた際にはヴァンジャンスを守ろうと果敢に挑むも敗れた。 魔法一覧 砂魔法 圧殺の砂塊 大量の砂を発生させる。 砂拘束魔法 砂の匣 対象を砂でできた箱に封じる。 砂創成魔法 砂鎧の番兵 甲冑を着こんだ砂の巨人を創り出す。 砂鎧の重装兵 甲冑を着こんだ砂の巨人を創り出す。両腕の先が剣になっており、攻撃に使用する。 クラウス・リュネット 声 - 寺島拓篤 4月19日生まれの18歳。身長176cm。血液型はA型。王貴界出身。好きなことは読書、建築鑑賞。魔法属性は「鋼」。三等中級魔法騎士。 「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。眼鏡をかけた生真面目な少年。ユノの先輩でアニメ版では教育係。 下民出身のアスタとユノのことを見下していたが、魔宮探索を経て二人を認めるようになる。魔宮探索後はアスタに対してやや過保護になった。 「鋼魔法」の使い手で王選騎士団選抜試験では「数か月の間に力をつけた鋼魔法は突破困難だぞ」と評されている。アスタの影響で筋肉も鍛え始めた。 王撰騎士団選出試験ではプーリ・ラックとチームを組む。2回戦でリルのチームに敗北。 王撰騎士に選抜され、白夜の魔眼のアジト襲撃に参加。しかし、転生魔法の発動によりエルフに肉体を乗っ取られてミモザを襲う。アスタとユノに敗北した後、王都を襲うが黒の暴牛に敗北した。 スペード王国の漆黒の三極性の一角・ゼノンが引き連れてきた霧魔法を使う悪魔憑き魔導士と交戦。集中攻撃を受け瀕死の状態に陥るが、アスタのように肉体を鍛えていたことが幸いし、レトゥアのサポートの下で辛勝。しかし直後に出現したゼノンの骨魔法でユノ、レトゥア共々致命傷を負う。ヴァンジャンスの世界樹魔法で一命は取り留めている。 魔法一覧 鋼魔法 施貫の烈槍 手から巨大なランスを放つ。 鋼創成魔法 鋼城の鎧壁 地面から鋼鉄の壁を創り出す。 旋貫の激槍 回転するランスを創り出し放つ。 連携技 複合魔法 神鳴の矢(かみなりのや) ラック・プーリの魔法を混ぜ、巨大な雷の矢を一直線に放つ。途中の物体はすべて貫いて進む。 合体魔法 玻璃の機動要塞(ルシャトー・ドゥ・ヴェーレ) エルフ転生時に、同じくエルフの転生先となったハモンと共に発動。キャタピラ付きのドリル付き戦車で、硝子のシールドを装備している。そのまま前方へ突撃することで相手を貫く。 ミモザ・ヴァーミリオン 声 - 西明日香 魔道階域 - 第三域(ハート王国入国時) 8月26日生まれの15歳。身長158cm。血液型はO型。王貴界出身。好きなものは甘いお菓子とそれに合った紅茶。魔法属性は「植物」。 「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。天然な性格のおっとりした少女。王族二大巨塔であるヴァーミリオン家の一員でフエゴレオンやノエルとはいとこ同士。原作者曰く、作中で最も胸が大きい女性キャラで、ハート王国修業後では更に肥大化した。 悪気なく失礼なことを口にするため「天然失礼」と言われているが、周りが見下すノエルや下民の長所に気づくことができる優しさを持つ。魔宮探索からアスタのことが気になっている。 「植物魔法」の使い手で、回復魔法やサポート系のエキスパートだったが、アスタと並んで戦えるようになると決意してからは攻撃魔法も覚えた。 王撰騎士団選出試験ではアスタ・ゾラとチームを組む。ランギルスたちのチームと引き分け、ゾラから「自分の想像を超える事態に出くわしたときに思考停止しないよう気を付けろ」と指摘された。 王撰騎士に選抜され、白夜の魔眼のアジト襲撃に参加。転生魔法発動によりエルフに乗っ取られたクラウスとハモンに襲われるが、アスタとユノに助けられる。リヒトによりアジトからアスタらと共に吹き飛ばされた後は影の王宮にアスタたちと共に侵入し、同じ場所に飛ばされたアスタと共にリヒトのいる場所を目指していく。言霊魔法の悪魔により腹部を削り取られたライアに「傷ついている者に敵味方関係ない」として回復魔法を施していた。 ハート王国編ではアスタ、ノエル、ラック、フィンラル、セクレと共にハート王国へ入国。13歳の頃にキルシュと共にハート王国への留学経験があり、現地民との交流もあったため、入国の手続きを取ることができており、ガジャとも知り合いであった。しかしアスタが攫われたことを見るとノエル・フィンラルと共にガジャと交戦。 アニメオリジナルの半年間の修行編では、ハート王国の精霊守による修行にはヴァンジャンスにより推薦された。叙勲式では影の王宮での悪魔との対決の功績により、二等中級魔導騎士へと昇格。精霊守・サラードの下で術式の特訓をこなす。 半年後は修業の成果により、強力な範囲回復魔法を会得している。ハート王国へ突如襲撃してきたヴァニカ率いる漆黒の使徒と交戦する中でヴァニカの呪いの爆弾から辛うじて生き残り、パトリらによりエリュシアに運ばれ、彼らの究極魔法でさらに強くなることを決意。ラックに頼まれたナハトによってスペード王国へと連れてこられ、瀕死のガジャ達を救った。ルチフェロが不完全ながらも顕現するとユノと共にアスタを助けに駆けつけ、アスタの傷を癒そうとするものの、魔力が足りず最低限しか回復出来なかった。 魔法一覧 植物魔法 魔砲の花 巨大な花の中心から一直線にビームを放つ。魔宮探索後に習得した。 植物創成魔法 魔花の道標 建造物や地形の模型を植物で創り出し構造を把握する。範囲内の魔導士の魔力やその大きさも探知可能。 真実の花 アニメオリジナル魔法。巨大な植物で相手を拘束し、その顔面に張り付いた花が、相手の隠している秘密を全て暴露する。 植物回復魔法 夢癒の花籠 植物でゆりかごを編み内側の人間の傷を癒す。 姫癒の花衣 植物で編んだローブを纏って治癒を行う。 姫癒の花楽園 ハート王国での修行で得た魔言術式により周囲の床に根をめぐらせて花を咲かせ、範囲内にいる者に対し治癒を行う。 植物究極魔法 花姫の夢想郷 範囲内にいる者を瀕死の重傷でも一瞬で癒す強力な治癒魔法。 シレン・ティウム 声 - 赤坂柾之 5月4日生まれの23歳。身長183cm。血液型はO型。好きなものはビスコッティ、卓上旅行。魔法属性は「岩石」。一等中級魔法騎士。 「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。寡黙な大男。 魔法の利便性から王撰騎士団に参加する。しかし、転生魔法の発動によりエルフに肉体を乗っ取られてしまう。 スペード王国の漆黒の三極性の一角・ゼノンが引き連れてきた悪魔憑き魔導士により殺害された。 魔法一覧 岩石創成魔法 世界を語る模型岩 周囲一帯に魔力を張り巡らせ、立体模型を創り出す。現地の人間の声や魔力量までも可視化する、高レベルな魔法。 ハモン・カーセウス 声 - 鳥海浩輔 4月21日生まれの20歳。身長170cm。血液型はO型。好きなものはチーズフォンデュ、生ハムメロン、美術品鑑賞。魔法属性は「硝子」。二等中級魔法騎士。 「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。笑みを絶やさない太った男。笑い方は「オホホ」。 王撰騎士団選出試験ではレオポルド・フィンラルとチームを組む。1回戦ではフィンラルの指揮で魔晶石を破壊し、2回戦では自身の魔法で魔晶石の位置を見つけるものの敗北。 王撰騎士に選抜され、白夜の魔眼のアジト襲撃に参加。しかし、転生魔法の発動によりエルフに肉体を乗っ取られてミモザを襲う。アスタとユノに敗北した後、王都を襲うが黒の暴牛に敗北した。 スペード王国の漆黒の三極性の一角・ゼノンが引き連れてきた悪魔憑き魔導士により殺害された。 魔法一覧 硝子創成魔法 硝子の花(ヴェールフルール) 敵の足元からガラスの刃を創り出し斬り刻む。 硝子の剣(ヴェールエペ) 敵の足元からガラスの剣を創り出し斬り刻む。 連携技 合体魔法 玻璃の機動要塞(ルシャトー・ドゥ・ヴェーレ) エルフ転生時に、同じくエルフの転生先となったクラウスと共に発動。キャタピラ付きのドリル付き戦車で、硝子のシールドを装備している。そのまま前方へ突撃することで相手を貫く。 ユノ 主要人物を参照。 レトゥア・ベクレル 声 - 綾瀬有 「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。魔法属性は「羅針盤」。魔石による転生魔法の発動により、エルフの「ギヴン」に身体を乗っ取られた。エルフ時の描写についてはギヴンを参照。 言霊魔法の悪魔撃退後、ランギルスの見舞いに来たフィンラルの前に現れて口説かれていたが一切反応していない。 スペード王国の漆黒の三極性の一角・ゼノンが引き連れてきた霧魔法を使う悪魔憑き魔導士と交戦。エルフのギヴンが遺したマナを活かしアナザー・アトラスを再現するがギヴンのような広範囲に及ぶものではなく、まだ使いこなせていない状態ながらもクラウスと協力として辛勝しているが、直後に出現したゼノンの骨魔法でユノ、クラウス共々致命傷を負う。ヴァンジャンスの世界樹魔法で一命は取り留めている。 魔法一覧 羅針盤魔法 心在らずの逆針(ウィルフル・コンパス) 相手の攻撃魔法を別方向に転換することで被弾を防ぐ。 順わぬ指針(ユースレス・ノース) 陽動や分身に惑わされず、針を的確に標的に命中させる。 狂おしい羅針盤世界(アナザー・アトラス) 空間の魔を強制的に掻き乱し、対する敵の魔法は自身に当たらない、若しくは魔法生成を妨害するようにして、一方で自身の魔法は必ず当たる閉鎖空間を作り出す。空間範囲が大きいほど掻き乱し能力も強くなる。魔の掻き乱しは相手周辺の僅かな範囲ではある程度抑えられているが、精密な魔のコントロールは魔法騎士団長クラスでも不可能に等しい。エルフのギヴンが転生した際は、エルフ特有の膨大な魔力により前述のような能力を発揮している。 ダヴィド・スワロー 声 - 佐原誠 「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。魔法属性は「ダイス」。魔石による転生魔法の発動により、エルフの「バヴァル」に身体を乗っ取られたが、実際はバヴァルがクローバー城のヴァーミリオン邸に現れた時点で既に言霊魔法の悪魔に乗っ取られていた。バヴァルを参照。 アニメオリジナルの半年間の修行編では、金色の夜明け団に課せられた盗賊討伐の任務中でダイス魔法を攻撃に用いる描写が初めてされた。また、叙勲式でユノが一等上級魔法騎士に昇格したことで、次期副団長候補はユノなのではと発言していたところをランギルスに聴かれてしまっていた。 魔法一覧 ダイス魔法 サイコロを振って出た目の数が大きいほど自分に有利な状況を作り出す。エルフのバヴァルが使用した際には、小さい出目の「2」でキルシュの桜魔法を打ち消した。ギャンブラーの誤謬(ごびゅう) サイコロを振り、出目に応じた攻撃を繰り出す。出目の数字が大きいほど攻撃は強力になる。アニメ版オリジナルの技。
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