悪魔の心臓(グリモアハート)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:55 UTC 版)
「FAIRY TAILの登場人物」の記事における「悪魔の心臓(グリモアハート)」の解説
ハデス / プレヒト・ゲイボルグ 声 - 広瀬正志→青山譲(代役)、川原慶久(若い頃) 「悪魔の心臓」マスター。元二代目「妖精の尻尾」マスター。「妖精の尻尾」創設期のメンバー。 右目に眼帯を付け、長い髭を生やした長身の老人。大きな二本の角が付いた兜を被っている。マカロフにマスターの座を譲りギルドを去っていたが、魔道を極めた末、魔導士だけの世界である「大魔法世界」を作ることを目論み、黒魔導士ゼレフの復活を企んでいる。マカロフのことは「小僧」とも呼んでいる。後にイワンがルーメン・イストワールの存在を知っていたことについて、マカロフとラクサス、メイビスはプレヒト改めハデスが情報源と推察し、同時にメイビスは「杜撰な人選が、あってはならない事態を招いた」と後悔の念を露わにしている。若い頃は命名のセンスが皆無で、本人としては本気のつもりでもおかしな名前を提案したりしていた。 魔法に関しては「天才」と称されるほどの類稀な知識と才能を持つ。戦艦の心臓たる動力部と魔力を共有しているため、圧倒的なまでの大魔力と長寿を有する。また、下記の魔法以外にも手から鎖 を放ったり、指先から弾丸を撃つ魔法も使える他、自分の右目にある「悪魔の眼」を通して周囲の状況を知る能力も持つ。 元はユーリ、ウォーロッドと共にトレジャーハンターギルド「風精の迷宮」に所属し、X686年には彼らと共に天狼玉を手に入れるため天狼島に訪れるが、既に「青い髑髏」に奪われたことを知り同行を頼んだメイビス達と共にハルジオンに向かう。当初こそメイビスを信用していなかったものの、そこで「青い髑髏」の魔導士相手に洞察力と魔法の知識を発揮した彼女に少なからず心を開くようになる。マグノリアの「青い髑髏」との戦いで右目を失い、逃走後にメイビスが連れてきたゼレフから魔法を学び彼からも高い魔法の素質の持ち主と見出される。マグノリアの解放作戦では、メイビスがマスター・ジョフリーを誘い出した隙にカルディア大聖堂で天狼玉の奪取に成功する。しかし、ユーリがそれに触れたことで石像に宿って暴走してしまうが、メイビスの体を張った魔法で事なきを得る。アニメ版では厳つさ・寡黙・不器用から正しいと思った行動をしても周囲から批判を買っていたが、メイビスに人柄を認められたことが描かれた。 「妖精の尻尾」結成後、X697年にゼレフから仮死状態になったメイビスの体を届けられ、彼女を蘇生させるために改築中のギルドの地下にある蘇生用の魔水晶へ封じいくつもの蘇生魔法を試した中で彼女に掛けられたアンクセラムの呪いに気付く。同時にそれがユーリの妻・リタの命を奪った原因と知ってその事実を一人で抱え込み、自身の判断で表向きはメイビスを死んだことにして骸なき墓を天狼島に建てた。同年にメイビスの遺言に従って二代目マスターに就任、マスターとしての仕事の傍らメイビスの蘇生にも心血を注ぎ、ユーリが死んだX700年から約30年間蘇生を続けていたが、それが最終的に永久魔法「妖精の心臓」として完成することになった。この研究を機に魔道の闇の部分に触れX731年には黒魔術に傾倒していき、X736年にマカロフにギルドを託し脱退した。その後は「妖精の心臓」で培った知識を元に闇ギルド「悪魔の心臓」を結成させた。 ゼレフを手に入れるため天狼島に侵攻。マカロフを倒し、島に上陸後は「煉獄の七眷属」やブルーノートを使い「妖精の尻尾」を追い込む。戦艦に攻めてきたナツ達と交戦。ラクサスの魔力を得て「雷炎竜」になったナツの攻撃を受けても致命傷には至らず「天罰」を使って葬り去ろうとするが、戦艦内で別行動を取っていたハッピーとシャルルに戦艦の心臓を壊された上、改心したウルティアが天狼島の天狼樹を元に戻したことで状況が逆転し、ナツ達の連携により敗北した。その後、復活したマカロフに見逃され天狼島を離れるも、覚醒したゼレフから自分が掴んでいたゼレフに関する情報が単なる作り話に根ざした間違いと聞かされ、それでもなおゼレフを求めて手を伸ばすが、彼の手で殺された。 後に遺体を発見した「冥府の門」のフランマルスにその魂を吸収されるが、ナツらがフランマルスを倒した後は解放され、幻影の状態で「『冥府の門』の目的はフェイスではない」と助言した。アルバレス帝国との戦いでは、ナインハルトの「屍のヒストリア」によって具現化しラクサスの前に姿を現すが、メイビスへの懺悔を言い渡され倒された。悪魔の法律(グリモアロウ) 天照二十八式魔法陣(アマテラスにじゅうはちしきまほうじん) - 相手の周囲に複数の魔法陣を一瞬で展開し、そこから爆発を起こす。天照百式(アマテラスひゃくしき) - 「天照二十八式魔法陣」を上回る数の魔法陣を展開し、巨大な爆発を起こす。 天罰(ネメシス) - 「悪魔の眼」開眼時に使用できるゼレフ書第四章十二節の裏魔法。魔道の深淵の魔力により土塊から悪魔を多数生み出す。 ブルーノート・スティンガー 声 - 斎藤志郎 「悪魔の心臓」副司令。 辮髪のような髪形をした男で、「蒼」と書かれたコートを背中に羽織っている。勝負の際に「飛べるかな」などの口癖を発し、自身の魔法で「飛べそうな敵」には強い意欲を見せる好戦的な性格。 ラハール曰く「奴の通った道には雑草すら残らんと言われるほどの大魔導士」。相手を強力かつ広範囲な圧力で押し潰す重力操作の魔法を扱う。 カブリア戦争においてゴウラ中佐率いる青竜連隊を一人で壊滅させた。初代マスター・メイビスの墓に眠る「妖精の尻尾」の三大魔法の一つである「妖精の輝き」を狙って出撃。圧倒的な強さでナツ達や「妖精の輝き」を得たカナをもねじ伏せ、魔法を奪い取ろうとするが、駆け付けたギルダーツと激しい攻防を繰り広げた末、自分の魔法を砕かれ敗れ去る。 8年後には「蛇鬼の鰭」の用心棒になっており、彼らからは「先生」と呼ばれている。「蛇姫の鱗」壊滅の際にその場にいたナツからギルダーツと同じ雰囲気を感じ取り、危険視して本気で襲い掛かるも1年間の修行で遥かに強くなったナツに一撃で倒された。超重力球(ブラックホール)- 全てを吸い込む無限の重力場の球を造りだす。
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悪魔の心臓(グリモアハート)
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「FAIRY TAIL」の記事における「悪魔の心臓(グリモアハート)」の解説
バラム同盟の一角で、最強の闇ギルド。マスターはハデス。マスター直属部隊として「失われた魔法」の使い手である「煉獄の七眷属」を擁している。ジュピターを搭載した巨大な空中戦艦を拠点にしている。最凶の黒魔導士・ゼレフの封印を解き魔導士だけが生き残れる「大魔法世界」を築こうとしている。
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