クローバー王国関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:00 UTC 版)
「ブラッククローバー」の記事における「クローバー王国関連」の解説
魔法騎士団 『金色の夜明け』『銀翼の大鷲』『黒の暴牛』『紅蓮の獅子王』『紫苑の鯱』『碧の野薔薇』『翠緑の蟷螂』『珊瑚の孔雀』『水色の幻鹿』の計九つの騎士団から編成された、魔法帝直属の戦闘特化型魔道士軍団。 命を懸けて国を護ることを使命とする英雄軍にして国民の憧れだが、騎士団内部でも身分差別が横行し、王族・貴族出身の団員が幅を利かせ、権力を笠に着て横暴なふるまいをする団員もいる。 各魔法騎士団は下記の「星」の取得数を競いあっているが、それ故によほどの緊急時でない限り他の団と協力することはない。 アニメ版ではエルフの騒乱後は各地の復興作業に従事しているが、被害の大きさに対して騎士団員の人手が足りておらず、全ての被災地を支援できていない状況に加え、騒乱の詳細な裏事情を知らない民の中にはエルフに乗っ取られた騎士団員に襲われたことから魔法騎士団に不満を持つ者も多くいる。 年に一度有望な新人を引き入れる入団試験を執り行う。 下記の「星」と等級はユリウスが魔法帝となって以降に導入されたシステムであり、アニメ版では下民初の魔法騎士となったザラがその活躍を妬んだ身分が上の団員達に謀殺された事件を受け、魔法騎士団員が身分に関係なく正当に評価されるように考案された事が語られている。星 魔法騎士団の功績を表す指標。魔法帝に活躍が認められることで授与されるが、功績によっては一度に複数の「星」が授与されることもあり、功績よりも被害が大きくなった場合は「星」がマイナスとなる。「星」の取得数は騎士団の名誉であり、互いに競いあっている。 等級 ユリウスが導入したクローバー王国の魔法騎士団員の階級。 等級は上から魔法帝、大魔法騎士、上級魔法騎士、中級魔法騎士、下級魔法騎士に大きく分けられ、上級から下級はさらに一等から五等の五つに分けられる。 年一回開催される叙勲式の際までに規定数の星を取得していると等級が上がり、魔法帝により新しい等級が授与される。 魔法騎士団の団長は大魔法騎士、副団長は一等上級魔法騎士が務めている。 星果祭(せいかさい) 年に一度、魔法騎士団のその年の星取得数などの功績発表が行われる大規模なイベント。 王撰騎士団(ロイヤルナイツ) 白夜の魔眼のアジトを総攻撃するために集められた選抜隊。選抜試験から抜粋された団員の他、魔法騎士団長なども数名参加している。パトリが魔石による転生魔法を発動したため、メンバーの大半がエルフ化し王撰騎士団は実質的に壊滅した。 魔晶石破壊バトルトーナメント 王撰騎士団選抜試験。異なる騎士団の3人がチームを組んで、エリアに配置された自軍の魔晶石(クリスタル)を守りながら、敵の魔晶石を破壊したほうの勝利となる。 トーナメント方式で勝負の結果が試験の合否に直結するわけではないが、勝ちあがるほど自分の実力をアピールできる。魔法騎士団長 団体戦 半年間の修行編(アニメオリジナル)にて団員たちの士気を上げるためにユリウスが企画した、魔法騎士団長らのチームによる魔晶石破壊バトル。ルールは王撰騎士団選抜試験時と同様に、チームに与えられたクリスタルが破壊された時点で敗北。チームはヤミ・ジャック・ノゼル・カイゼルと、ヴァンジャンス、ドロシー、フエゴレオン、シャーロット。リルは個人の意向により出場を拒否。結果は両チームのクリスタルをヤミが同時に破壊してしまったことでドロー。 デビル・バニッシャー アニメオリジナル。悪魔の存在を憎む者達で構成された地下組織。通称悪魔の滅びを願う者。 元々はエルフの騒乱で家族を亡くした平民の女性・ダズーがアスタとネロの判決延期に不満を持っていたダムナティオの部下・カブエと接触したことが始まりであり、その後同士を集め、アスタ達を自分達の手で始末するために結成されたが、実際はデビル・ビリーバーの隠れ蓑に過ぎず、アスタの魔導書とネロを手に入れた後、カブエを含むデビル・バニッシャーの構成員はダズーらデビル・ビリーバーに始末された。デビル・ビリーバー ダズーとボゥを中心に結成された組織。通称悪魔をあがめる者。悪魔の力でアスタのような強さを得るために、スペード王国への逃亡を企てる。 構成員の大半は魔力が高くない平民が中心となっており、魔力の低さなどによる不当な扱いを受けたことが原動力となっている。 表向きはデビル・バニッシャーとしてアスタ達を自分達の手で始末するために行動していたが、実はアスタやネロを手土産にスペード王国へ亡命することが目的であり、アスタの魔導書とネロを手に入れた後、カブエを含むデビル・バニッシャーの構成員を始末し、他の魔力の低さ故に不当な扱いを受けた平民・下民を連れてスペード王国に向かった。国境を目前にしたところで説得に現れたアスタとノエルを人質とするも、増援として現れたヤミら魔法騎士団長らの説得を受けて賛同者達は離散し、残ったダズーら首謀者達は誘拐や騒乱等の罪に問われ国外追放となり、行き先は自分達で決めるとして死を覚悟の上でスペード王国へ向かった。
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