石神高校相撲部とは? わかりやすく解説

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石神高校相撲部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 07:42 UTC 版)

火ノ丸相撲」の記事における「石神高校相撲部」の解説

大太刀高校近くにある高校千葉県内でもトップクラス治安が悪いヤンキー校として悪名轟かせている。相撲部関東大会2位実績がある強豪で、今でこそ同校不良たちからも非常に恐れられているものの、以前度重なる嫌がらせを受け、不良学外起こした問題によって大会出場停止処分になったことも何度かあった。だが、真田が「血煙一夜」を起こしてからは相撲部手を出す者はいなくなったという。 沙田 美月(さだ みづき) 声 - 石川界人 1年生相撲部エース身長182cm、体重91kg。異名国宝三日月宗近」。ソップ型体格と、凛々しい顔立ちアップにした前髪特徴。(再登場後は髪型変わり一切整えていない無造作頭髪となったIH全国大会時点では戻している) 軽い言動多く主将・金盛の目を盗んで稽古サボろうとする軽薄者だが、天性運動神経誇り中学から相撲始めたにもかかわらず3年時には「中学横綱」に君臨した実力者である。当初基礎練習怠っている描写見られた。 相撲始めた動機は、小学生時代に火ノ丸を見てダサい締め込み姿も恰好良く見える男になりたいとのこと小説版でその詳細描かれる)。興味本位始めた相撲だったが、剥き身相手殺気感じることができる競技性質思いの外相性良かったようで、彼を応援しに来た女子生徒畏怖するような威圧感発してしまう。火ノ丸のような実力者求めて勝ち上がるが、自分戦いたかった火ノ丸は既に中学相撲界から姿を消しており、不完全燃焼な心を抱えたまま才能のみで頂点立ったため、相撲を真剣に取り組むことができなかった。しかし、高校にて念願の火ノ丸戦で敗北すると、初め悔しさ実感し、それをバネ基礎練習にも積極的になるその後は春の全国大会高校横綱天王寺対戦するなすすべなく完敗新人戦で火ノ丸が久世敗北したことを知り自分が上から何番目かも分からない現実直面生まれて初めて「挫折」を味わう。同時に自分相撲好きだったことを再認識し勝利執着するうになる以後表面上は飄々としつつも土俵上で観客すらも恐怖するほど張りつめた空気纏い一切の無駄を廃し勝利する相撲完成させるIH県予選団体戦決勝では「修羅の相」を発現し火ノ丸を圧倒、彼を肉体的精神的に敗北追い込むが、それが皮肉にも、火ノ丸も「修羅の相」へ覚醒させる切っ掛けとなってしまう。最後攻防では意地見せるも初見百千夜叉墜は防ぎきれず敗北したまた、ここで無理に堪えたことで右肩の亜脱臼起こし個人戦棄権となった怪我の完治後は、千比路の頼み聞き彼に稽古をつけることとなる。その中で千比路の才能正体知り国宝たちと同じ天才であることを認めている。IH全国大会では、ダチ校の応援駆けつけ自身天王寺との対戦経験元に火ノ丸へアドバイスし彼の勝利貢献した幼少期から抜群運動神経を誇るが、相撲にも存分に生かされており、離れて相撲を取る相手には「いなし」、廻し掴んでくる相手には「おっつけ」で対処する取り口主体とする。力士として軽量だがその敏捷性平衡感覚相手翻弄しつつ、相手圧力カウンター利用する上手出し投げ」を得意とする。「修羅の相」を発現した際は、相手動き出しを先読する資質相まって消えた錯覚させるほどのスピード実現した中学時代から廻しをほとんど取られることはなく、彼の廻し新品同然であると謳われていた。大相撲編 20歳四股名は「三日月 宗近みかづき むねちか)」。所属部屋はかつて顧問菅原から稽古をするために紹介され皆川部屋高校2年生では日景典馬と死闘演じ高校3年生時には石神高校主将務めながら「高校横綱となったその後、火ノ丸たちを追って大相撲の道へ進む。九月場所時点での番付西前2枚目。九月場所では角番大関の百乃花や草薙などの三役力士たちを破り童子切互角勝負繰り広げるなど、優勝争い一角に加わる期待力士となる。この際固有の相として「風清月白の相」を取得している。自身一度勝てたことの無い火ノ丸との取組横綱戦と同じくらい特別であり、最高の火ノ丸と戦い勝利したいという理由から、無道の状態も火ノ丸の強さであり、それを受け入れるように本人焚き付けた。11日目には刃皇廻し与えず一歩まで追い詰め強者認められるも、土俵際うっちゃり投げられ惜敗12日目の火ノ丸との取り組みでは、刃皇から互いに今日の状態なら負けていたかもしれない評されるほどの最高の状態で対戦をし、新技も掲げて全力で戦うも、なお上回られ敗北した取組後は強くあり続ける火ノ丸に心の中感謝した。また九月場所では火ノ丸に廻し取られるまでは、他の力士たちには廻し与えていなかった。九月場所11勝4敗の成績終え技能賞を獲得した。 金盛 剛(かなもり つよし) 声 - 木村昴 3年生で、相撲部主将身長189cm、体重138kg。異名金剛力」。 不良の佑真をして「ヤクザ」と形容されてビビらせる強面巨漢口元に傷がある。右肩サポーターはかつて怪我した時の名残で、ゲン良いため、完治後もそのままつけ続けているとのこと沙田と同じ相撲クラブ出身彼の軽薄な言動サボり癖腹を立てるも、期待1年生として目をかける全国的に名高い高校力士であるが、当初出稽古に来た火ノ丸を「ただのチビ」と侮るが、自らに真っ向勝負挑み勝利したことで沙田ライバルとなる男」と認め天狗なりかけていた己を見つめ直す。春の全国大会団体戦ではさらに名を揚げ、あと一つ結果出せば国宝認定間違いない国宝と言われる体重90kg以上の沙田片腕放り投げる剛腕で、それを活かした右四つが得意。また、突き押し相撲上手く組んで離れて器用に立ち回れオールラウンダー。火ノ丸に敗北してからは誰も侮らず、最も勝率が高い取り口選択し確実に勝利をものにする熟練の域に達した力士心構え合わせ持つ。1度勝った佑真との再戦にも心構え崩さず、あえて彼の土俵である突き合い相撲で受け、片腕波離間投げ豪快に決め、彼を認めつつ実力差を示す。個人戦では佑真や大河内らを圧倒しながら破り決勝進出。火ノ丸に敗れたが、2位として全国大会出場決める。IH全国大会個人戦決勝トーナメントまで勝ち進むも、組んで力強さ増した日景寄り切られ完敗する個人戦敗退後はダチ高の応援駆けつけ仮想天王寺として火ノ丸のイメージトレーニング付き合う。 強面似合わずあがり症口が回るではなく口達者な仁に乗せられ頑として拒否していた合同稽古許可してしまう(沙田不在秘密兵器荒木謹慎中で、さほど手の内晒すことに抵抗はなかった)。強力な統率力有する決し独裁的ではなく敗北喫し消沈する荒木沙田フォロー入れるなど、リーダーシップ優れている人物である。物語中盤国宝自身線引きし、諦念ネガティブ思考陥ることが多々あったが、火ノ丸たちの成長間近で見続けたことでその考え払拭した。 卒業後は教職に就き相撲次世代広めたいと夢を持ちが、複数相撲部屋大学相撲部から引合いの話が来ており悩む。教育実習では子供たち良好な関係を築け様子で、実習終了時には黒板書かれ子供らの寄せ書き号泣していた。大相撲編では三日月応援駆けつけた。 小説2巻では、メインの回があり、苦悩心理描写日記通してじっくりと描かれている。 真田 勇気(さなだ ゆうき) 声 - 嘉人 3年生小学3年生から10年近いキャリアを持つベテラン力士身長175cm、体重121kg。 眼鏡をかけ、強面の金盛とは対称的に柔和な顔立ちをしている。基本的に面倒見の良いおおらかな性格だが、時に素行問題のある荒木含めた不良たち黙らせる威圧感放つイタズラ半分相撲道場放火しようとした不良グループ止めるべく、部に迷惑がかからぬよう自ら退部してから、不良30人一人倒したことがある。しかしこのことから「小三リーゼント小六ヤクザスカウトされるなど、小学生時代から筋金入りヤンキー当時から一匹狼だったが、高校入学当初学内不良グループによる相撲部襲撃計画聞きつけ、一人100人の不良一人残らず半殺しにするという『血煙一夜』と呼ばれる抗争起こして以降相撲部との間に絆が生まれそのまま入部し性格丸くなった」という尾ひれ付いた武勇伝流布されるうになる同時期にヤクザ談笑していたという噂もあったが、実際強面の金盛や間宮一緒にいただけだった。その喧嘩停学中に小関存在知り当初同情しつつ歯牙にもかけなかったが、自分より遥かに過酷な環境2年間耐え続け彼の忍耐力恐怖抱き警戒するうになる停学明け同時に入部。 春の地区大会で沙田・金盛と共に出場。対ダチ高戦では小関対戦し勝利を治める。IH団体決勝副将戦で仲間得た小関再戦する。意図的な突っ掛け小関自分土俵引きずりこもうとするが、既に落ち着き取り戻していた彼に通じなかった。序盤熟練の技による猛攻攻めるも、堪え忍ぶ彼を崩すことができず息切れした隙をつかれる。追い込まれる捨て身覚悟打棄り逆転を狙うも、小関予想上の勝利への執念前に自分先に土俵割っていたことを潔く認めたIH全国大会ではダチ高の応援駆けつけるには突っ掛けをした理由明かし彼の覚悟目の当たりにする卒業後はできちゃった結婚により大学中退し水道業者に勤める。高校時代坊主頭であったが、この時はサラサラヘアーに変化していた。大相撲編では三日月応援駆けつける荒木 源之助(あらき げんのすけ) 声 - 浪川大輔 1年生身長179cm、体重86kg。 バリアート入れた坊主頭トレードマーク中学時代柔道日本一なった実力者で、総合格闘技頂点を取る夢を持ち、その過程相撲始める。千比路と似た経歴目標持ち自宅謹慎中にもかかわらず鬼丸見たさにダチ高へ乗り込んだ際に接触した千比路を強者認めチハル」と呼びライバル視するようになる(千比路からは意趣返しもあり「ゲンゴロウ」と呼ばれる)。事あるごとに自分ツイてるツイてないで運気測る癖がある。 思ったことをそのまま口にするタイプで、軽率な言動が多い。一方真田の言うことは(彼の誇張された噂もあり)素直に聞く下級生として最低限礼節心得ており千比路と比べる空気読める。頭もあまり良い方ではないようで、上記性格もあって三枚目的な役どころが目立つが、勝負事に関しては非常にストイックな価値観で、運のような外的要因介在しない純粋な強さによる完全な勝利を求める。試合では人が変わったように研ぎ澄まされ集中力自分以外一切雑念を完全に「削ぎ落とす」ことができ、投げられている最中でも異常な冷静さで、勝利への最適解を見つけ状況を打開するという、若年ながら格闘家として完成され精神を持つ。 入学直後停学になり、相撲部稽古1日しか参加できなかったが、その日だけで金盛が「秘密兵器」と称するほど才覚見せた団体戦メンバー抜擢されインターハイ予選出場し、他部員らと同じく無敗決勝進出決めると次鋒戦にて千比路と対戦する。千比路の高速タックル対し完璧なカウンター内股をしかけるも、徹底的に鍛えられていた把持力で倒れなかった彼に腰投げ」を返される。しかし、反撃にも全く動揺せず「払い巻き込み」で勝負をかけるが、土壇場機転を効かせた千比路の「鬼車」で敗北する観客たちには異種格闘技戦として期待され迎えた柔道レスリング戦いではあったが、今回相撲という土俵上で戦いだったため、より力士に近づけたほうが勝利を手にするとなった。ただし、荒木はこの一戦異種格闘技戦とは考えておらず、異な競技優劣決めることに「ナンセンスだ」「強い奴は何をやっていても強い」と心中持論展開している。IH全国大会では渋々ダチ高の応援についてきていた。大相撲編 19歳卒業後は総合格闘家となっている。負傷から再起を果たす鬼丸に、一本背負い教える。また、国内格闘技団体新人王トーナメント優勝している。大相撲編では三日月応援駆けつけた。 間宮 圭一まみや けいいち) 声 - 松川裕輝 2年生身長182cm、体重166kg。 スキンヘッド厳つい顔と、予選出場選手最大とされる圧倒的な巨体特徴近眼普段眼鏡をかけ(相撲部活動中コンタクトレンズ着用)、その際人相は金盛と共にヤクザ間違われるほどの強面IH予選決勝先鋒戦にて対戦し八艘飛びしかけられ背後取られ窮地陥るも、金盛の助言あり素早く対処し勝ち星上げる。個人戦では準決勝で火ノ丸、3位決定戦では大河内敗れ全国大会へ出場果たせなかった。 アイドル詳しくカラオケではキレのあるマラカス振り見せて部員たちを爆笑させた。また、実家花屋店番をすると客が来なくなることに悩むなど、外見とは裏腹にまともな感性持ち主。火ノ丸に敗れ意気消沈する沙田を励ますなど、先輩らしい心遣い持ち合わせるIH全国大会ではダチ高の応援駆けつける同時に打倒鳥取見据えていることを明かし合同稽古力を貸した取組観戦した際は、進化した彼の奇策感嘆していた。高校卒業後は実家花屋継ぎ大相撲編では三日月応援駆けつけた。 菅原 隆史すがわら たかし監督37歳既婚者日本史教師相撲選手経験もないが、練習メニュー合宿の手配、沙田相撲部屋紹介するなどマネージメント一手引き受け、金盛ら部員たちから尊敬されている。また、相撲部顧問ということ校内不良たちからも一目置かれている。風貌性格温厚だが、部員らを言葉だけで恐れさせるほどの威圧感醸すこともあり、仁にも「恐いね、石高先生は」と言われている。

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