怪我の完治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 14:59 UTC 版)
怪我が完治することはなかったが、少林寺にて治療された後の令狐冲は、内力さえ使わなければ苦しむこともなくなった。そんな時、日月神教の向門天と出会い、知らず知らずの間に日月神教前教主任我行の救出の手助けをしてしまう。救出の際に任我行と入れ替わりに閉じ込められてしまった令狐冲は、任我行の得意技であった吸星大法を発見し、習得することで長期間悩まされてきた大怪我を治癒することに成功する。それだけでなく、触れた者の内力を自分に取り組むことで今まで以上の内力を得ることになり、これより、武林で一、二を争う武術の使い手にまで上り詰める。 脱出後の道中、尼僧集団恒山派一同を助け、瀕死の重傷を負いながらも林家の秘伝「辟邪剣譜」を手に入れ華山派一同に合流する。ところが令狐冲が昏睡している間にその譜は何者かに盗まれ、またしても令狐冲に嫌疑がかけられてしまう。昏睡から回復した令狐冲は華山を離れ、再び恒山派に合流し彼女たちを守りながら旅をする。旅の途中、盈盈が少林寺に監禁されていることを知った令狐冲は、彼女に恩義を感じる江湖の豪傑たちと共に盈盈奪還に向かう。しかし少林寺では、辟邪剣譜を令狐冲から奪い習得した岳不群の毒牙にかかって息絶え絶えの恒山派総帥に後を託され、恒山派総帥を務めることになってしまう。
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