そごう柏店
(柏そごう から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 13:34 UTC 版)
そごう柏店(そごうかしわてん)は、かつて千葉県柏市の柏駅前に存在したそごう・西武が運営する百貨店。当時全国初となる都市再開発法に基づく市街地再開発事業の核店舗として1973年(昭和48年)10月10日に地方百貨店最大規模で開店[1][4][7]。柏高島屋との競争により成長を続け[8]、そごうグループが経営破綻した際も存続店舗となった。しかし、2000年代以降[8]エリア競合の激化により売上高が著しく減少したため、2016年(平成28年)9月30日に閉店[6]。43年間の営業に幕を下ろした。
- 1 そごう柏店とは
- 2 そごう柏店の概要
柏そごう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:22 UTC 版)
1973年(昭和48年)10月10日に株式会社そごうの系列会社である株式会社柏そごう(同年6月会社設立)により開店。 当時は柏駅周辺の再開発ラッシュの時期であり、同時期に柏駅東口にダブルデッキが完成。さらに、東口にはファミリかしわ・丸井柏店(後に丸井柏VAT→現:柏マルイ)も同年にオープンした。西口にも柏髙島屋(現:柏髙島屋ステーションモール本館高島屋)が開業した。 開業当初は、14階建ての「本館」(または「タワー館」)、9階建ての「プラザ館」(または「別館」)の2棟から構成されていた。プラザ館の1 - 3階、地下1階の一部は専門店街「スカイプラザ」であり、そごうとしては地下1階の一部と4階以上が営業していた。後に、献血ルーム等がある「アネックス館」ができ、3館体制であった。また、当時千日デパート火災や大洋デパート火災など、百貨店業界において大規模な火災が相次いでいたことから、防火設備や避難設備などに重点を置いて設計された。この点は柏そごう開店を知らせるチラシにも記載されている。 近くには同グループ会社のイトーヨーカドー柏店が出店している(イトーヨーカドーは1971年(昭和46年)開業であり、そごうよりも早い)。 1992年12月、2階正面玄関前に「世界の人形時計」が設置される[要出典]。そごうグループ内では17号機である。日本の店舗における正方形5×5タイプの最終機となった。 2000年(平成12年)7月12日、運営会社であった株式会社柏そごうが、株式会社そごうをはじめとする計12社と共に民事再生法の適用を申請し、約1238億円もの負債を抱えて事実上倒産した。その後は株式会社柏そごうが100%減資した上、全額出資を受ける形で株式会社十合の完全子会社となる。 2002年(平成14年)9月1日、株式会社柏そごうは株式会社十合傘下の10社と共に株式会社そごう(旧株式会社横浜そごう)に吸収合併され消滅(解散)した。
※この「柏そごう」の解説は、「そごう柏店」の解説の一部です。
「柏そごう」を含む「そごう柏店」の記事については、「そごう柏店」の概要を参照ください。
- 柏そごうのページへのリンク