避難設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 17:02 UTC 版)
車道と区切られた避難通路と、350 m以内毎に地上に避難できる非常口が設けられている。
※この「避難設備」の解説は、「山手トンネル」の解説の一部です。
「避難設備」を含む「山手トンネル」の記事については、「山手トンネル」の概要を参照ください。
避難設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 02:38 UTC 版)
建物は消防法により、2方向に避難ができるように作ることが求められているが、規模が小さい建物や用地が狭い場所にある場合など、避難器具を設置して2方向避難を確保する。また収容人数が大きい場合は避難器具を設置し通常の避難路を支援する。 避難はしご 非常時に使用できるはしご型の設備である。折りたたみ式や固定式、ハッチ収納式や格納箱に収納されているものなど多様な形式がある。集合住宅などでは、各階ごとのバルコニーに上下階と結ぶ避難はしごと床面の避難用ハッチが設けられることが多い。この場合には、奇数階と偶数階でハッチの位置が互い違いになるように配置されている。 避難階段 避難可能な地上階に直接通じている避難用の階段である。 救助袋 上層階の窓際などに設けられる鉄枠と布でできた器具である。鉄枠を外壁側へ伸ばし、長い筒状の布を垂らす。窓などから筒の中に1名ずつ避難者が潜り込み、内部を滑って地上階まで下りることで避難する。斜降式・垂直式がある。垂直式は安全を考慮して筒内には常時1名ずつしか入れないが、地上側での接続固定といった準備があまり必要とせずに済み狭小地でも用いられる。垂直式には筒の形状が捻じられたり膨らみと狭小部が設けられたりして、落下の加速を緩和する工夫がある。以前、垂直式には滑り台式以外の方法も採用されたが、現行型ではほとんどない。 緩降機 着用具と呼ばれる輪に体を通し、ロープに吊り下げられて降下して避難する設備。 避難滑り台など その他、固定式の滑り台などが、病院や幼稚園などはしごなどの通常の設備を使用するのが難しい場所に設けられる場合がある。 誘導灯 非常口や避難通路を示すための発光式表示板であり、平時から常時点灯しており、停電時には内蔵充電池などによって一定以上の時間、自ら発光するものである。テスト用のスイッチが備わっている。 非常用照明器具 非常口や避難通路を照らすための照明器具であり、一般に平時は消灯しているが、非常時には内蔵充電池や非常用電源系統などによって一定以上の時間、避難経路などを照らし出すものである。テスト用のスイッチが備わっている。
※この「避難設備」の解説は、「消防用設備」の解説の一部です。
「避難設備」を含む「消防用設備」の記事については、「消防用設備」の概要を参照ください。
避難設備と同じ種類の言葉
- 避難設備のページへのリンク